罠猟・止刺・解体を通し「生きるとは何か」を突きつけられる1泊2日の体験型イベント。参加者が設置した罠で鹿の捕獲成功も。


2025年5月5日~6日、三重県鈴鹿市のキャンプ場"猿田彦ファーム"に10数名の親子が集まりました。目的はこの日行われる1泊2日のイベント「リトルハンターズアドベンチャー」で行われる、"狩猟の実体験"です。
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イベントの様子はCBCテレビから5月23日に放映されており、同年6月22日までは配信サイトLocipoにて無料で視聴することができます。
番組を視聴する(6月22日まで)
■罠を仕掛け、鹿を捕獲し、解体し、食す
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この1泊2日では、1人の小学生が仕掛けた罠で鹿の捕獲に成功しました。かかったのは推定1歳のメスの子鹿。まだ顔にあどけなさが残る可愛らしい個体です。

しかし、はしゃいでいた空気が一変したのは、止め(とどめ)を刺す瞬間。目の前でハンターが鹿にナイフを刺し、血を抜いていきます。今の今で動いていた命が静かに消えていく過程を、子どもも大人も一言も発することができず、真剣な表情で見守っていました。
■「いただきます」の意味が変わった2日間
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その後は捕獲した鹿を、親子で協力しながら解体・精肉していき、食肉となるまでの過程を自らの手で経験しました。夜は焚き火を囲み、山の命をいただく食事をともにしながら、「生きるとは何か」「食べるとはどういうことか」を話し合いました。
■参加者の感想
【鹿を捕獲した罠を仕掛けた小学生】
最初は「シカさんに悪いな」と思いました。
そのあと(解体で)切っていって、心臓を見て、肺も見て、生きてるところも想像して、「(今まで)楽しかったんだろうな」「美味しく食べてあげたいな」と思いました。

【保護者】
うちの子に限らず、「殺す」とか「死ね」などの言葉が、ゲームをしている時に出ています。その本当の意味を少しでも理解して、リアルに向き合えるようになってほしいですね。
■仕掛け人は三重県の「社長兼ハンター」
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増えすぎた野生動物が人里で農作物を食べ荒らすなどの「獣害」は農家にとって死活問題。全国の農作物被害額は150億円以上。中でもシカによる被害が最も多い状況です。

猿田彦ファームでは、この状況を“地域の資源”ととらえ、狩猟免許を取り、ハンターとして狩猟をする事業を開始しました。2023年11月にはクラウドファンディングを使い、ジビエ加工処理施設もオープンしました。現在は地域の農業を守るハンターとして精力的に活動しています。

「さまざまな情報が簡単に手に入る時代だが、自然や命とのつながりは体験しないとわからない。子どもたちにとって一生記憶に残るような強烈な体験を提供し、第一次産業や命について考えるきっかけを作りたい」猿田彦ファームの代表であり、自らもハンターである伊藤 嘉晃(いとう よしてる)さんはそう語っています。
【イベント開催概要】
●イベント名:リトルハンターズアドベンチャー
●日程:2025年5月5日(月・祝)13:00 ~ 6日(火)17:00(1泊2日)
●会場:猿田彦BASE(三重県鈴鹿市小岐須町2455)
●対象:小学4年生~中学生とその保護者
●定員:6組限定(先着順)
●参加費(税込):
  - 大人1名:44,000円
  - 子供1名:55,000円
●イベントページ:https://teenagerbusiness.com/event/20250322/
イベントページを見る

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【主催】
猿田彦ファーム株式会社狩猟免許を持つブルーベリー農家。
わんちゃんOKのアウトドア体感施設を運営しています。
https://sarutahiko-farm.com/


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【協力】
一般社団法人ティーンエイジャービジネス協会Teenagerbusiness協会(ティーンエイジャービジネス協会)は、10代を対象としたビジネス教育プログラムの企画・運営・コンサルティングを行う組織です。
https://teenagerbusiness.com/

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