医療現場にDX化を推進するWangetの3DCG動画サービス
大阪赤十字病院(大阪市天王寺区)は、外国人患者への正確な情報伝達を最重視するとともに、医師・看護師の負担軽減、さらには働き方改革の一助となることを目的として、株式会社Wanget(本社:東京都渋谷区)が制作する多言語対応の医療説明動画の導入を決定しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67421/26/67421-26-1d18692539fcdd65faff5db011b7d70b-1503x843.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
訪日外国人や在留外国人の増加に伴い、医療現場では多言語対応の必要性が高まっています。
今回は麻酔科における説明業務の負担軽減と外国人患者の理解度向上を目的に、多言語対応の麻酔説明動画を導入します。音声と映像を組み合わせた直感的な動画により、よりわかりやすく医療情報を提供できる体制の構築を目指します。
麻酔科医の“3時間説明”が導入のきっかけに--現場の声から生まれた動画対応日本の医療現場では、慢性的な人手不足が深刻化しており、麻酔科医の確保は全国的な課題となっています。大阪赤十字病院でも、外国人患者への麻酔説明が必要な場面が年々増加する中、医師・看護師への負担が課題となっていました。
患者本人及びご家族が全く日本語を話せないことが多い訪日外国人患者のうち、手術を要したケースは、2023年度に6件(うち入院5名、外来1名)、2024年度には8件(入院4名、外来4名)でした。
今後は日本に在住する外国人を含め、こうしたケースのさらなる増加が見込まれます。
実際に、ある中国人患者に対して麻酔科医が遠隔通訳を介しながら説明を行った際、言語や医学的な用語の壁からスムーズに話が進まず、最終的に説明に3時間近く要した事例もありました。患者本人に付き添いがおらず、医療従事者側も疲弊したこのケースをきっかけに、麻酔説明の多言語動画導入が本格検討されるようになりました。
電子カルテトップ画面から最短アクセス--QRコードで即視聴が可能に大阪赤十字病院では、多言語動画のQRコードを含む案内文を電子カルテのトップ画面からすぐにアクセスできる場所にも登録しています。
これにより、急きょ動画視聴が必要となった患者やご家族にも、案内文を迅速に印刷・提供し、スムーズに視聴を促すことが可能です。
3月21日より、実際に現場での動画活用が始まり、初日は中国人患者への使用が報告されています。
今後は、動画の視聴案内件数を集計するとともに、患者側および医療従事者側の感想も収集して、取り組みの効果を検証していく予定です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67421/26/67421-26-9be02d096b43036e7d401a711b86fa9c-2651x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
実際の電子カルテトップ画面
Wangetの多言語動画が可能にする「わかる医療」本取り組みで使用されるのは、クリエイティブスタジオ事業を展開する株式会社Wangetが制作した麻酔説明用の多言語動画です。
日本語・英語・中国語など複数言語に対応し、音声と字幕、アニメーションによって、視覚・聴覚両面から情報を直感的に伝えることができます。
従来、紙の資料や通訳を用いて行われていた説明に比べ、動画を活用することで内容のばらつきを防ぎ、患者の理解度も向上。医師は事前に患者へ動画を視聴してもらった上で、補足説明や質疑応答に集中できるようになります。
外国人患者の不安を減らし、医療現場の負担を軽減医療の専門用語は、母国語であっても理解が難しい場合があるほど複雑です。
特に日本語に不慣れな外国人患者にとっては、麻酔に関する説明を理解することは大きなハードルとなっていました。
今回の動画導入により、外国人患者にとってわかりやすい医療情報提供が実現し、不安の軽減や安心感の向上に寄与することが期待されます。
同時に、医療従事者の説明業務が効率化されることで、より多くの患者対応が可能となり、医療サービス全体の質向上にもつながります。
今後の展望--他科への展開や効果検証へ[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67421/26/67421-26-2a2dbb6669cf05ef1331fe2908fadf78-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
麻酔科での動画導入を皮切りに、今後は他の診療科への展開も視野に入れています。
特に、手術前の説明や同意取得(インフォームドコンセント)が必要な場面での応用が期待されています。
Wangetでは、医療現場での言語・時間的な課題を解決するため、今後も多言語対応動画の制作を積極的に進めてまいります。
また、導入先病院でのフィードバックをもとに、より実用的で効果的なコンテンツ開発にも取り組んでいます。
Wangetについて株式会社Wangetは、日本国内だけでなく、フィリピンを中心に多様なクリエイティブソリューションを持ち様々な診療科医師、看護師とも連携し、医療機関の経営や人材マネジメントをDXで支援します
問い合わせ先:医療事業部 事業本部長 藤堂 鉄平
Mail:teppei.todo@wanget.jp
URL:https://www.wanget.jp/
社名:株式会社Wanget
本社所在地:東京都渋谷区渋谷1-3-18 C501/502
設立:2018年3月16日
代表取締役:吉澤 壮弥
資本金:100,000千円(資本準備金含む)
電話番号:03-6805-0286
事業内容:
・3DCGコンテンツ企画・制作・流通
・その他バーチャルコンテンツ企画・制作・流通事業(動画・グラフィック等)
大阪赤十字病院について大阪赤十字病院は、826床を有する総合病院であり、がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院、災害拠点病院などの多様な機能を担い、高度な急性期医療を提供しています。大阪府内の外国人患者受入れ拠点病院としても指定されており、多文化共生の視点から、安心・安全な医療提供を目指しています。
所在地: 大阪府大阪市天王寺区筆ヶ崎町5-30
病床数: 826床
URL: https://www.osaka-med.jrc.or.jp/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000067421.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp
大阪赤十字病院(大阪市天王寺区)は、外国人患者への正確な情報伝達を最重視するとともに、医師・看護師の負担軽減、さらには働き方改革の一助となることを目的として、株式会社Wanget(本社:東京都渋谷区)が制作する多言語対応の医療説明動画の導入を決定しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67421/26/67421-26-1d18692539fcdd65faff5db011b7d70b-1503x843.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
訪日外国人や在留外国人の増加に伴い、医療現場では多言語対応の必要性が高まっています。
同院はJMIP(外国人患者受入れ医療機関認証制度)の認定を受けた医療機関として、大阪府内の外国人患者受入れ拠点病院の役割を担っています。
今回は麻酔科における説明業務の負担軽減と外国人患者の理解度向上を目的に、多言語対応の麻酔説明動画を導入します。音声と映像を組み合わせた直感的な動画により、よりわかりやすく医療情報を提供できる体制の構築を目指します。
麻酔科医の“3時間説明”が導入のきっかけに--現場の声から生まれた動画対応日本の医療現場では、慢性的な人手不足が深刻化しており、麻酔科医の確保は全国的な課題となっています。大阪赤十字病院でも、外国人患者への麻酔説明が必要な場面が年々増加する中、医師・看護師への負担が課題となっていました。
患者本人及びご家族が全く日本語を話せないことが多い訪日外国人患者のうち、手術を要したケースは、2023年度に6件(うち入院5名、外来1名)、2024年度には8件(入院4名、外来4名)でした。
今後は日本に在住する外国人を含め、こうしたケースのさらなる増加が見込まれます。
実際に、ある中国人患者に対して麻酔科医が遠隔通訳を介しながら説明を行った際、言語や医学的な用語の壁からスムーズに話が進まず、最終的に説明に3時間近く要した事例もありました。患者本人に付き添いがおらず、医療従事者側も疲弊したこのケースをきっかけに、麻酔説明の多言語動画導入が本格検討されるようになりました。
電子カルテトップ画面から最短アクセス--QRコードで即視聴が可能に大阪赤十字病院では、多言語動画のQRコードを含む案内文を電子カルテのトップ画面からすぐにアクセスできる場所にも登録しています。
これにより、急きょ動画視聴が必要となった患者やご家族にも、案内文を迅速に印刷・提供し、スムーズに視聴を促すことが可能です。
3月21日より、実際に現場での動画活用が始まり、初日は中国人患者への使用が報告されています。
今後は、動画の視聴案内件数を集計するとともに、患者側および医療従事者側の感想も収集して、取り組みの効果を検証していく予定です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67421/26/67421-26-9be02d096b43036e7d401a711b86fa9c-2651x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
実際の電子カルテトップ画面
Wangetの多言語動画が可能にする「わかる医療」本取り組みで使用されるのは、クリエイティブスタジオ事業を展開する株式会社Wangetが制作した麻酔説明用の多言語動画です。
日本語・英語・中国語など複数言語に対応し、音声と字幕、アニメーションによって、視覚・聴覚両面から情報を直感的に伝えることができます。
従来、紙の資料や通訳を用いて行われていた説明に比べ、動画を活用することで内容のばらつきを防ぎ、患者の理解度も向上。医師は事前に患者へ動画を視聴してもらった上で、補足説明や質疑応答に集中できるようになります。
外国人患者の不安を減らし、医療現場の負担を軽減医療の専門用語は、母国語であっても理解が難しい場合があるほど複雑です。
特に日本語に不慣れな外国人患者にとっては、麻酔に関する説明を理解することは大きなハードルとなっていました。
今回の動画導入により、外国人患者にとってわかりやすい医療情報提供が実現し、不安の軽減や安心感の向上に寄与することが期待されます。
同時に、医療従事者の説明業務が効率化されることで、より多くの患者対応が可能となり、医療サービス全体の質向上にもつながります。
今後の展望--他科への展開や効果検証へ[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67421/26/67421-26-2a2dbb6669cf05ef1331fe2908fadf78-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
麻酔科での動画導入を皮切りに、今後は他の診療科への展開も視野に入れています。
特に、手術前の説明や同意取得(インフォームドコンセント)が必要な場面での応用が期待されています。
Wangetでは、医療現場での言語・時間的な課題を解決するため、今後も多言語対応動画の制作を積極的に進めてまいります。
また、導入先病院でのフィードバックをもとに、より実用的で効果的なコンテンツ開発にも取り組んでいます。
Wangetについて株式会社Wangetは、日本国内だけでなく、フィリピンを中心に多様なクリエイティブソリューションを持ち様々な診療科医師、看護師とも連携し、医療機関の経営や人材マネジメントをDXで支援します
問い合わせ先:医療事業部 事業本部長 藤堂 鉄平
Mail:teppei.todo@wanget.jp
URL:https://www.wanget.jp/
社名:株式会社Wanget
本社所在地:東京都渋谷区渋谷1-3-18 C501/502
設立:2018年3月16日
代表取締役:吉澤 壮弥
資本金:100,000千円(資本準備金含む)
電話番号:03-6805-0286
事業内容:
・3DCGコンテンツ企画・制作・流通
・その他バーチャルコンテンツ企画・制作・流通事業(動画・グラフィック等)
大阪赤十字病院について大阪赤十字病院は、826床を有する総合病院であり、がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院、災害拠点病院などの多様な機能を担い、高度な急性期医療を提供しています。大阪府内の外国人患者受入れ拠点病院としても指定されており、多文化共生の視点から、安心・安全な医療提供を目指しています。
所在地: 大阪府大阪市天王寺区筆ヶ崎町5-30
病床数: 826床
URL: https://www.osaka-med.jrc.or.jp/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000067421.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp
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