アルテア、ジェットゼロと航空宇宙イノベーションの推進に向けて提携

～アルテアの技術とジェットゼロの独自のブレンデッドウィングが融合し、航空の未来を変革～計算科学および人工知能（AI）の分野で世界をリードするアルテアエンジニアリング株式会社（本社：米国ミシガン州、日本法人：東京都中央区、代表取締役社長：加園 栄一、以下アルテア）と、世界初の商業用ブレンデッドウィングの開発を専門とするジェットゼロは、次世代の航空宇宙技術革新の推進を目的に連携することを発表しました。このブレンデッドウィングは、従来の旅客機よりも優れた燃料効率、より長い航続距離、より軽量で空気力学的な設計を実現することが期待されています。ジェットゼロは、機体設計のみで、燃料消費量と排出量を最大50%削減できると見積もっています。Altair(R) HyperWorks(R)設計・シミュレーションプラットフォームの一部であるAltair(R) FlightStream(TM)を活用し、高度な数値流体力学（CFD）シミュレーションを実行し、計算コストを削減するとともに、イノベーションと市場投入までの期間を短縮します。[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67619/75/67619-75-fa58f50a2dc62af81138193be633eeec-490x206.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]■提携で実現することアルテアのソリューションは、ジェットゼロが高忠実度CFDシミュレーションとエンジニアリングの橋渡しを支援し、空力面および構造に関する概念設計および予備設計上の課題を、他のどのソルバーよりも迅速かつ効率的に解決することを可能にしました。FlightStreamの比類ない計算速度と低いハードウェアフットプリントに加え、合理化されたユーザーインターフェースと空力ソルバーを備えており、設計初期段階の迅速な反復作業と詳細な空力研究に不可欠なツールとなっています。 ジェットゼロはAltair Aerospace Startup Acceleration Program（ASAP）のメンバーでもあります。ASAPを通じて、ジェットゼロは、機内騒音調査ソリューションを含む、アルテアのシミュレーション、データ分析、人工知能（AI）ツールの全ポートフォリオを、手頃な価格で柔軟に利用できるようになります。■ブレンデッドウィングについてブレンデッドウィングは、航空機の翼が胴体とシームレスに融合し、胴体のすべての表面で揚力を生み出し、抗力を最小限に抑えることができるという点で、従来のチューブと翼の設計とは異なります。機体幅が広くなることで機内空間も拡大し、乗客の快適性が向上します。また、貨物機の場合は積載量の最大化が可能となります。混合翼機体は従来の航空機設計に比べて、より効率的な構造を採用しており、機体の重量と騒音を軽減します。エンジンが機体の上部背面に搭載されているため、離着陸時のエンジン騒音は上方へ向かい、空港周辺の騒音を抑制します。ジェットゼロは、2027年にこの設計による初飛行を予定しています。■アルテア 航空宇宙・防衛シニアバイスプレジデント Pietro Cervellera氏のエンドースメント今日の航空宇宙産業の真のパイオニアであるジェットゼロが、当社のシミュレーションとAI技術を活用することで航空機設計の限界を押し広げていることを、我々は大変嬉しく思っております。ジェットゼロのビジョンは、航空業界を変革し、より効率的で持続可能な航空宇宙産業の実現を目指すことです。我々もこのビジョンを共有しています。設計の加速、複雑さの軽減、そして航空宇宙産業の限界拡大において、アルテアの技術ポートフォリオに勝るものはありません。■ジェットゼロ 共同創業者兼CEO Tom O’Leary氏のエンドースメント ジェットゼロがアルテアの技術を採用している理由は、ジェット機時代の幕開け以来、航空業界に最大の飛躍を実現させるという当社の使命達成に、アルテアのテクノロジーが役立つからです。FlightStreamをはじめとするアルテアのポートフォリオのツールを活用することにより、当社のチームは、業界を変革するために必要なシミュレーションを、より短期間で、大規模に、そしてシンプルに実行できます。Z4機の登場が必然であるなか、アルテアは我々が航空業界の未来を形作る手助けをしてくれています。■ジェットゼロについて ジェットゼロは、世界初のブレンデッドウィングを開発しています。既存の商用航空機と比較して最大50%の燃料消費量削減を実現するジェットゼロのZ4機は、航空業界に対し、需要の高い中規模市場向けに、200～290人乗りで航続距離5,000海里の航空機を提供する明確な道筋を示し、同時に二酸化炭素排出量も削減します。米国空軍、NASA、FAAと協力し、ブレンデッドウィング技術への数十年にわたる投資と研究を背景に、ジェットゼロは2030年の商用運航開始を目指しています。ジェットゼロの詳細については、https://www.jetzero.aero/をご覧ください。【アルテアについて】アルテアは、シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング（HPC）、データ分析、人工知能（AI）に関するソフトウェアおよびクラウドソリューションを提供する、計算科学と AI の分野をリードするグローバル企業です。アルテアは、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアの一員です。詳細については、www.altairjp.co.jp または www.sw.siemens.com/ja-JP/ をご覧ください。【アルテアエンジニアリング株式会社】設立 ：1996年2月代表取締役社長 ：加園 栄一事業内容 ：製品開発、ハイパフォーマンスコンピューティング（HPC）、 人工知能（AI）に係わるソフトウェアおよびクラウドソリューションの 開発、販売、サポートおよび受託サービス東京オフィス ：東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン14階企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000067619.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp

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