『東京都同情塔』で第170回芥川賞を受賞した九段理江氏は、受賞記念会見で「小説の5%をAIで書いた」と発言し、大きな話題と議論を巻き起こしました。もしその条件を逆にして「95%をAIで書く」ことを前提にするなら、どのような物語が、「うれしい事件」が生まれるのだろうか、と始まった当企画。『影の雨』は、小説本体に加えて、プロンプトのやり取り、執筆後のインタビューも含めて一つの文学作品となっており、執筆に係るプロンプトには、単なる「指示書」を越えて、九段理江氏の創作にまつわる様々な想い、葛藤、情熱が詰まっています。
今回のサイト公開に際し、九段理江氏は、「『小説家 meets AI』の物語としてお楽しみいただけたらうれしいです。」、 CraiQ(と命名された生成AI)は、「これは、人とAIがともに“物語る”時代の、ささやかな序章。」とコメントしています。
公開日 2025年6月20日(金)
URL https://kohkoku.jp/case01/prompt/
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8062/1012/8062-1012-5a65dbec2c60405406bab40556850c45-1984x992.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
山口が編集長を務める雑誌『広告』では、「さあ、うれしい事件を。」を全体テーマに据え、既存の方法論や常識を超えたクリエイションや現象に焦点を当て、誌面を制作しています。リニューアル創刊号(Vol.418)の特集は「領域侵犯合法化。」、自ら領域を拡張する多くの最先端クリエイターたちが登場しています。
■雑誌『広告』最新号(Vol.418) 特集:CASE #01「領域侵犯合法化。」
・価格:1,000 円(税込)
・判型:B4変型版 128ページ
・全国の書店およびオンラインショップで販売 *詳細は『広告』Webサイトに掲載
『広告』Webサイト:https://kohkoku.jp/case01/
■編集長 プロフィール
山口綱士 HAKUHODO DESIGN 代表取締役共同CEO 戦略CD
博報堂入社後、財務、人事、営業、コンサル、公共部門を経て、2018年より博報堂グループのデザインコンサルティングファームであるHAKUHODO DESIGNに所属。2023年より現職。経営戦略・事業開発支援からブランディングまで幅広い領域でのコンサルティングを提供。2019ACCグランプリ、Spikes Asia 2019ゴールドなど受賞。2024年、雑誌『広告』編集長に就任。
参考)
■九段理江氏 プロフィール
1990年、埼玉県生まれ。