[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10005/85/10005-85-747e3eb867008c5893f6f166f495f5ea-828x308.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2025年7月1日、エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:鎌田 富久、以下「エルピクセル」)は、創薬・アカデミア向けのクラウド型画像解析AI 「IMACEL Platform(イマセル プラットフォーム)」を正式にリリースいたしました。
「IMACEL Platform」は、エルピクセルがこれまで製薬企業各社やアカデミアとの協業を通じて技術開発を進めてきた高性能な画像解析AIモデルを、クラウド上で簡便に活用できるプラットフォームです。
「IMACEL Platform」の提供を通じて創薬における画像解析AI活用の裾野を広げ、「革新的な創薬」に寄与してまいります。
【背景】 エルピクセルはこれまで、製薬企業やアカデミアと共に多数のプロジェクトを通じて画像解析AIを提供し、様々な課題解決を支援してきました。一方で、画像解析を必要とする現場にはニーズを把握していても「導入までに時間がかかる」「画像解析AIを導入するための環境構築が負担」「費用面で実施・継続が難しい」といった共通の障壁が存在することが分かってきました。
こうした課題を踏まえ、当社がこれまで培ってきたナレッジと技術を活かし、誰もが簡便かつ比較的安価に、高度なAI解析を試すことができるクラウド型プラットフォーム「IMACEL Platform」を開発しました。利用にあたっては特別な準備やAI開発に関する専門知識は不要で、ブラウザ上から解析対象の画像をアップロードするだけで、すぐに各ソリューションを利用できます。また、エルピクセルが保有するクラウド環境で運用するため、画像解析AIを駆動するために必要な高性能なGPU(Graphics Processing Unit:画像や映像の処理を専門に行う半導体チップ)をユーザー側で準備する必要がありません。
さらに、従来から取り組んできた個別のAI開発プロジェクトについても、「IMACEL Platform」を活用することによって、以前と比較して素早く実運用へ移行することが可能となります。
【製品の主な特長】クラウドベースの提供で、導入・運用のハードルを大幅に軽減
専用ハードウェアや開発・実行環境を用意することなく、ブラウザ上に画像をアップロードするだけでAIモデルを活用できます。
プリセットAIソリューションを順次拡充
幅広い解析ニーズに対応するモデル群を今後も継続的に追加していきます。
AIソリューションのカスタマイズに対応
既存のモデルに加え、ユーザーごとのファインチューニングや新規モデルの開発にも対応可能です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10005/85/10005-85-449c6f5610fc66c45a294ddffbdcec56-1704x670.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【プリセットされているソリューション】 創薬・ライフサイエンス研究において必要とされる様々な画像解析をトータルでサポートできるプラットフォームとして、今後も様々なソリューションを追加予定です。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/10005/table/85_1_e9ee62645eb03dc02061e5defd17a8c9.jpg?v=202507020916 ]
解析画像例
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10005/85/10005-85-e126ff422f2b72e7459a8d25c46f9324-1512x764.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10005/85/10005-85-c36510094d2eea22246ac14d3d21f356-1274x620.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※ イメージであり、実際の製品とは異なる場合があります。
【今後の展開】 近年、創薬エコシステムの変化により、創薬研究は製薬企業のみが担うものではなくなり、アカデミアやバイオベンチャーの存在感が増しています。こうした中、AIによる創薬研究の効率化は潤沢な研究開発費力を持つ大企業だけでなく、創薬に携わるあらゆる研究者に求められる時代となっています。「IMACEL Platform」は、全ての創薬研究者がAIによって研究を加速化できる技術基盤となることを目指して開発を進めました。
エルピクセルは、研究現場の高度化・効率化を支える技術基盤として「IMACEL Platform」を継続的に進化させ、多岐にわたる分野での社会実装を推進することで、創薬、再生医療、基礎研究に革新をもたらすことを目指してまいります。
【創薬・ライフサイエンス研究を支援するエルピクセルの画像解析AI技術について】 創薬・ライフサイエンス研究プロセスにおける課題に対し、ライフサイエンスとAI双方に強みを持つプロフェッショナルが、実験デザインからAI学習に最適なデータ取得・収集方法、AI実装までをご提案します。研究開発における「効率性」「品質」「安全性」の向上を幅広く包括的にサポートします。
公式サイト:https://imacel.net
<支援実績>
第一三共株式会社/武田薬品工業株式会社/アステラス製薬株式会社/大鵬薬品工業株式会社/中外製薬株式会社/協和キリン株式会社/シオノギテクノアドバンスリサーチ株式会社/マルホ株式会社/旭化成ファーマ株式会社/グローバル製薬企業(企業名非公開)/オリンパス株式会社/東レ株式会社/東レエンジニアリング株式会社/国立研究開発法人国立成育医療センター/量子科学技術研究開発機構/東大病院 他(順不同)
※公知および掲載許諾を頂けた一部の企業・団体様のみ記載しております。
【エルピクセル株式会社について】 エルピクセル株式会社は「医療AIですべての人に健康な未来を」を掲げ、医療AIの研究開発・社会実装を進めています。オープンイノベーションのハブとしてパートナーの皆様と連携し、予防・診断・創薬・手術など医療のあらゆる分野の課題に対して、革新的なプロダクトを提供してまいります。
画像診断支援AI「EIRL(エイル)」、創薬・アカデミア向け画像解析AI「IMACEL(イマセル)」を軸に事業を展開しています。
・コーポレートサイト:https://lpixel.net/
・公式ブログ(note):https://note.com/lpixel/
【製品に関するお問い合わせ】エルピクセル株式会社 サイエンスビジネス本部
TEL:03-6259-1713 Email:sci-bd@lpixel.net
【本件に関するお問い合わせ】エルピクセル株式会社 広報担当
TEL:03-6259-1713 Email:pr@lpixel.net企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000010005.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp