クラウドサーカスのAIチャットボット『IZANAI』に回答の一貫性・精度に関する課題を改善する、高度なRAG技術「ナレッジグラフ」を搭載。高精度のチャットボットを作成可能に。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16877/345/16877-345-581673e632e1a6754d186a153d0e227a-1920x1080.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ] スターティアホールディングス株式会社（本社：東京都、代表取締役：本郷秀之、証券コード：3393）は、連結子会社であるクラウドサーカス株式会社（本社：東京都、代表取締役：金井章浩）が提供するAIチャットボット『IZANAI Powered by OpenAI』において、高度なRAG（検索拡張生成）技術「ナレッジグラフ（Graph RAG）」を搭載したチャットボットの構築が可能になったことをお知らせします。文脈を理解するナレッジグラフ(Graph RAG)とは？従来のRAG(検索拡張生成)は、まず質問に関連しそうな資料を検索し、見つかった情報をもとに生成AIが回答を作成する仕組みです。Graph RAGはこの検索ステップをさらに高度化したアプローチで、文章中に含まれる「人・組織・製品・日時」などのエンティティをノード(点)として結びつけ、“知識の相関図”とも言えるナレッジグラフをあらかじめ構築します。従来のRAGの課題従来のRAG(検索拡張生成)では、資料を細かく分割し、質問と「似ている」テキストを上から順にいくつか取り出して回答を生成します。しかしこの方法には大きく3つの課題がありました。- 文脈が切断される文章同士のつながりが失われるため、因果関係・時系列・階層構造といった文脈的な情報を正確に捉えづらい。- ノイズ混入のリスク質問の意図とは異なる内容が混ざりやすく、回答のブレや誤解を招くことがある。- 処理負荷とコストの増加取り込むテキストが多くなるほど、処理に時間がかかり、コストも増大しやすいという実用面での課題がある。Graph RAGは、質問に対してまず関連する情報を検索し、そこから関係性に基づいて必要な情報だけをナレッジグラフ上で絞り込みます。さらに、その情報を要約してAIが回答を生成することで、処理の効率化と高精度な回答の両立を実現します。これにより、FAQの網羅性や一貫性が向上し、複雑な業務ナレッジにも高精度で対応できるチャットボット運用が可能になります。ナレッジグラフ(Graph RAG)が得意な領域 / ユースケースナレッジグラフは、情報間の関係性や構造を活かして、より文脈に即した回答生成を可能にします。特に、情報同士の関連が複雑で、参照すべき項目が複数にまたがるようなユースケースに強みを発揮します。たとえば、製品マニュアルや法令文書のように多層的な参照関係が存在するドキュメント群、あるいは社内の業務フローや手続きが階層化・網羅化されている業務ナレッジなどにおいて、質問の背後にある意図を踏まえた精緻な応答が可能です。ナレッジグラフ(Graph RAG)が苦手な領域 / ユースケースナレッジグラフは、情報同士の関係性を構造的に捉えるのに長けている一方で、情報が視覚的に表現されているコンテンツ、たとえば図表やフローチャートを中心とした技術マニュアルなどからの回答生成は得意ではありません。こうした資料は、図の構造や視覚的な配置、アイコンの意味などに依存して情報が整理されているため、文章だけでは十分に意味が伝わらないケースが多く、グラフ化や意味理解が困難になります。IZANAI Powered by OpenAIとは？IZANAI Powered by OpenAIは社内外における繰り返し発生する質問対応の負荷を軽減し、誰でも簡単に導入できる価格帯を実現したAIチャットボットです。PDFやExcel、WebサイトのURLといった既存の情報ソースを登録するだけで、AIが内容を理解し、自動で最適な回答を生成する仕組みを備えています。RAG（Retrieval Augmented Generation）技術をベースにしており、精度の高い応答と情報の信頼性を両立させ、業務効率化とユーザー体験の向上を同時に支援します。HP：https://ai.cloudcircus.jp/media/seminar/knowledge-graph-botクラウドサーカスについてミッションに「働くに楽を。」を掲げるクラウドサーカスは、デジタルマーケティングSaaS『Cloud CIRCUS』の開発・提供を主力事業として展開しています。中小企業を中心に63,000件以上の導入実績(2025年3月末時点)があり、日本およびアジアにおける持続可能なビジネス環境を創造していきます。【会社概要】会社名：クラウドサーカス株式会社所在地：東京都新宿区西新宿２-３-１ 新宿モノリス21階代表者：代表取締役社長 金井 章浩資本金：150,000千円設立：2009年4月1日事業内容：デジタルマーケティングSaaS『Cloud CIRCUS』の開発・販売 デジタルマーケティングに関するコンサルティング・受託業務HP：https://cloudcircus.jp/company/スターティアホールディングスについてスターティアホールディングスグループは、デジタルマーケティング(事業会社:クラウドサーカス株式会社)とITインフラ(事業会社:スターティア株式会社、スターティアレイズ株式会社、等)を通じ、中小企業のデジタルシフトを進めていきます。「最先端を、人間らしく。」をコーポレートスローガンに、デジタル技術やサービスを、分かりやすく寄り添って提供します。【会社概要】会社名：スターティアホールディングス株式会社所在地：東京都新宿区西新宿２-３-１ 新宿モノリス19階代表者：代表取締役社長 本郷 秀之資本金：824,315千円設立：1996年2月21日上場取引所：東京証券取引所 プライム市場（証券コード：3393）事業内容：グループ会社の経営管理等HP：https://www.startiaholdings.com/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000345.000016877.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp