なお、葬儀は家族葬により行われます。
本会としては後日「お別れ会」(仮称)を開催する予定です。
- 故人氏名 玉井 義臣(たまい よしおみ)
- 生年月日 1935(昭和10)年2月6日生(享年90)
- 死亡日時 2025年7月5日午前1時46分
- 死因 敗血症性ショック
- 出身地 大阪府池田市
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玉井 義臣
故人経歴
1935年、大阪府生まれ。64年の母親の交通事故死から交通事故被害者の救済問題を提起し、日本初の「交通評論家」として活動開始。69年に財界の重鎮・永野重雄氏や「交通事故遺児を励ます会」代表の岡嶋信治氏らの協力を得て「財団法人交通遺児育英会」を設立。
93年、災害・病気・自死など交通事故以外を原因とするすべての遺児の支援のために新たに「あしなが育英会」を設立し、副会長に就任。98年、会長に就任(交通遺児育英会専務理事の職は94年に辞任任)。2014年からは、支援対象を国内に止めず、アフリカのサブ・サハラ(サハラ砂漠以南)49か国から優秀な遺児を毎年選抜し、日本を含む世界の大学に留学させて、帰国後は母国の国づくりに取り組ませる「アフリカ遺児高等教育支援100年構想」に邁進してきた。69年以降の玉井主導の募金額は1,100億円以上に達し、高校・大学等に進学した遺児は11万余人に上る。
2012年、遺児の進学支援と東日本大震災での迅速な遺児支援活動、アフリカ遺児への教育支援構想に対し「世界ファンドレイジング大賞」を受賞。15年、日本及び世界の遺児に教育的サポートを行い、遺児を貧困の連鎖から解き放つ運動を展開し、人権の擁護に努めたことに対し「エレノア・ルーズベルト・ヴァルキル勲章」を受章。2018年には日本国内外を問わず、文明のあり方そのものを思索し、それを新しく方向づける業績を挙げたことに対し、「第12回後藤新平賞」を受賞している。