現代サーカスカンパニーRoom Kids(ルームキッズ)は、2025年8月22日(金)~24日(日)の3日間、シアタートラム(東京都世田谷区)にて新作『トゥ・ルート・ディレクトリ』を上演いたします。
■ジャグリング×メディアアートで哲学を。SNS社会の「分断」を「遊び」でほどく
『トゥ・ルート・ディレクトリ』は、身体と道具の「かたち」を使った遊びであるジャグリングを、映像や日常物(レトロな扇風機など)の存在感と組み合わせることで、現代社会の「分けたがる視点」に対抗するような身体表現に挑みます。情報が氾濫し、意見の極端化が進む今、Room Kidsはサーカスという形式を拡張して「具体」と「抽象」、「リアル」と「デジタル」、「感情」と「データ」の境界を再考するための空間をつくります。
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■現代サーカスとは?
サーカスといえば派手なテントに超人的な技……。そう思われる方も少なくありません。Room Kidsが取り組むのは、フランスなどヨーロッパを中心に芸術として発展してきた「現代サーカス」。ジャグリングやアクロバットの"技"を、ただ見せるためではなく、感情や思想の道具として使い、舞台芸術・現代美術・身体表現の要素を取り込んだ新しい舞台ジャンルです。
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■作品の主題:「具体と抽象は二項対立ではなく、アカシックレコードからの距離である」
メインパフォーマーの岡本晃樹は、抽象性の高いジャグリング道具(ボールやリング)と、日常物(扇風機・カメラ)を同じモードで扱います。その中で、「身体」そのものがモノと化す瞬間すら描かれます。現実と虚構、実体と映像が交錯し、「これはどこまでが何か?」を問い直す空間が出現します。
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■10年の集大成としての新作、そして挑戦
本作は、カンパニー設立10周年の集大成でもあります。
■社会へ現代サーカスを接続する
新たな観客層との接続にも挑戦。アーツカウンシル東京の東京芸術文化鑑賞サポート助成金を得て、鑑賞サポートとして、医師常駐体制を整備し、視覚・聴覚支援についても現在調整中です。また、現代サーカスを見慣れていない方でも安心できるよう、劇場内での初級者向けサポート、公演後は初級者向けのアフターイベントを企画中です。
すべての人に“観る”体験を届けるための体制も、舞台上のテーマと響き合っています。
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■観客の声で作品の価値を伝えるキャンペーンも実施
7月11日より、SNSでは過去のRoom Kids作品を観た観客による「観た人の声」キャンペーンを開始。「使う光に、懐かしさを感じる」「気づけそうで気づけなかった、モノとの対話の仕方を教えてくれる」など、多様なリアクションが寄せられています。観劇経験のない人にも届けるため、実際の言葉で作品の魅力を紐解いています。
【公演情報】
Room Kids『トゥ・ルート・ディレクトリ』
日程:2025年8月22日(金)~8月24日(日)
会場:シアタートラム(東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー1F)
チケット:2025年5月18日より発売中(https://setagaya-pt.jp/stage/27085/)
【スタッフ・出演】
出演: 岡本晃樹、関矢昌宏、 山田タカマサ 舞台監督:守山真利恵 照明:上田剛(RYU) 音響:中原楽(KARABINER inc.) 制作: 井手優介 制作アドバイザー:呉宮百合香 記録映像:Nexus 記録写真:加藤春日 広報写真撮影:関矢昌宏 宣伝美術:嘉春佳
協賛:MAP RENTAL(株式会社エムジー)/ Nexus /ジャグリングショップナランハ / 日本ディアボロ協会 / PM juggling / jugmap
協力:Circus Laboratory CouCou / 全日本皿回し協会
提携:公益財団法人せたがや文化財団 / 世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区 / サーカス学会
【画像素材・映像】
過去作品映像
Magnetic Sea:https://vimeo.com/814482388
Tranquilizer:https://vimeo.com/820519852
画像素材は別途ダウンロードURLをご用意しております。お気軽にお問い合わせください
【お問い合わせ・取材対応】
広報担当:古谷正幸
連絡先はメディア関係者向けの情報に記載しております。
Room Kids公式サイト:https://roomkids.jp
SNS:https://twitter.com/roomkids
チケット:https://setagaya-pt.jp/stage/27085/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000165843.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp