- ソフトウェア開発ワークフローを、従来の1人ずつ順番に開発を進めるプロセスから、複数の人間やAIエージェントが同時に協力しあえる開発スタイルへ変革
- 統合開発環境(IDE)連携やWeb UIを通じて、GitLab PremiumおよびUltimateのユーザーに提供開始
最も包括的かつインテリジェントなエンタープライズDevSecOpsプラットフォームでソフトウェアイノベーションを実現するGitLab(本社:米サンフランシスコ、読み方:ギットラボ、NASDAQ:GTLB)は、デベロッパーとAIエージェント間の非同期コラボレーションを実現するために設計されたDevSecOpsオーケストレーションプラットフォームである「GitLab Duo Agent Platform」パブリックベータ版のリリースを発表しました。
GitLab Duo Agent Platformは、専門のAIエージェントと人間のデベロッパー間のシームレスなコラボレーションを促進するインテリジェントなオーケストレーションレイヤーを確立することにより、ソフトウェア開発において重要な進歩を象徴するプラットフォームです。
GitLab Duo Agent Platformの機能がパブリックベータ版で利用可能に
GitLab Duo Agent Platformパブリックベータ版の機能は、GitLab PremiumおよびUltimateのユーザーに提供されています。主な機能は次のとおりです。
- ソフトウェア開発フロー:最初のオーケストレーションされたマルチエージェントワークフローは、包括的なコンテキストを収集し、デベロッパーとの認識の曖昧さを明確にし、戦略的な計画に基づいてコードベースやリポジトリに正確な変更を加えます。プロジェクト構造、コードベース、履歴、およびGitLabのイシューやマージリクエストなどの追加のコンテキストを活用します。
- IDE内のGitLab Duo Agentic Chat:受動的なQ&Aツールから、開発環境内で直接行う能動的な開発パートナーへと進化しました。次の強化機能を通じて、より洗練されたインタラクションとタスクの委任を可能にします。
- - 反復的なフィードバックとチャット履歴:GitLab Duo Agentic Chatが会話内容を記録することで、デベロッパーとの信頼関係を育み、デベロッパーはAIに修正指導を提供しながら学習させ、より複雑なタスクを委任できるようになります。
- - スラッシュ(/)コマンドによる委任の簡素化:「/explain」、「/tests」、「/include」などの拡張コマンドにより、迅速かつ正確な意図を伝える「委任言語」が作成されます。例えば「/include」を使用すると、特定のファイル、イシュー、マージリクエスト、または依存関係から明示的にコンテキストを挿入できます。
- - カスタムルールによるパーソナライズ:デベロッパーは、開発スタイルガイドや組織ポリシーに自然言語を使用して、エージェントの動作を個人やチームの好みに合わせてカスタマイズできます。
- Web UI内のGitLab Duo Agentic Chat:GitLab Web UI内で直接アクセスを提供し、エージェントをコーディングアシスタントから真のDevSecOpsエージェントに進化させます。
- JetBrains IDEのサポート:GitLab Duo Agentic ChatをIntelliJ、PyCharm、GoLand、WebStormなどのJetBrains IDE群に拡張します。既存のユーザーは自動エージェント機能を利用でき、新規ユーザーはマーケットプレイスからインストールできます。
- モデルコンテキストプロトコル(MCP)クライアントのサポート:GitLab Duo Agentic Chatがリモートおよびローカルで実行されているMCPサーバーに接続でき、MCPを介して公開されているサービスを使用してGitLab以外のシステムに接続できるようになり、エージェントのスキルセットの一部となります。
GitLabは、18.x以降のリリースにおいて、GitLab Duo Agent Platformのスコープと品質を毎月向上し、2025年の末までに一般提供の開始を目指しています。GitLab Duo Agent Platformの機能と製品ロードマップの詳細はこちらで確認できます。
関係者からのコメント
- NatWest エンジニアリングプラットフォームリード バル・カン(Bal Kang)氏
「GitLab Duo Agent Platformは、当社のコードベースと組織を真に理解するAIを活用して、開発ワークフローを強化します。GitLab DuoのAIエージェントをコード、テスト、CI/CD、ソフトウェア開発ライフサイクル全体の記録システムに組み込むことで、生産性、開発速度、効率性が向上します。エージェントはチームの真のコラボレーターとなり、意図を理解し、問題を分解し、アクションを起こすことで、デベロッパーは自分が情熱を持つエキサイティングで革新的な仕事に取り組むことができるようになりました。」
- RedMonk リサーチディレクター レイチェル・スティーブンス(Rachel Stephens)氏
「ソフトウェア開発ワークフローが複雑になり、組織によるAIの活用を模索する中、既存のばらばらなツールチェーンをさらに追加することなくAI機能を統合できるプラットフォームの必要性が高まっています。DevSecOpsプラットフォームとして、GitLabはすでにデベロッパーが同期的にも非同期的にもコラボレーションできるよう支援しています。今回、GitLab Duo Agent Platformはさらに一歩前進し、デベロッパーはAIエージェントをワークフローに統合できるようになります。」
- GitLab CEO ビル・ステイプレス(Bill Staples)
「今回の発表は、ソフトウェア開発の重要な節目となります。GitLab Duo Agent Platformパブリックベータ版は、デベロッパーとAIエージェント間の非同期コラボレーションを実現するために設計された、初のDevSecOpsオーケストレーションプラットフォームです。
将来の見通しに関する記述
このプレスリリースには、1933年証券法第27A条(改正版)および1934年証券取引法第21E条の意味における「将来の見通しに関する記述」が含まれています。当社は、本プレスリリースに含まれる将来の見通しに関する記述に反映されている期待は合理的であると考えていますが、これらの記述は、既知および未知のリスク、不確実性、仮定、およびその他の要因の影響を受け、実際の結果または成果が、将来の見通しに関する記述によって表明または暗示される結果または成果と大きく異なる可能性があります。
実際の結果や成果が、本プレスリリースに含まれる将来の見通しに関する記述に含まれるものや想定されるものと大きく異なる可能性のあるリスク、不確実性、およびその他の要因に関する詳細は、「リスク要因」の見出しの下、および当社が証券取引委員会に提出する書類や報告書の他の箇所に記載されています。当社は、法律で義務付けられている場合を除き、将来の見通しに関する記述を更新または修正したり、本プレスリリースの日付以降の出来事や状況を報告したり、予期しない出来事の発生を反映したりする義務を負いません。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56974/57/56974-57-aceaa5f19761808ec79135dfd128dc2d-380x380.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000056974.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp