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大阪・関西万博のテーマ事業プロデューサーである中島さち子がモデレーターを務めるトークイベント「Inclusive JAM “We are ALL MINORITIES!!!” (インクルーシブな未来社会へ ”誰もがマイノリティ”) が7月27日(日)に万博会場内のテーマウィークスタジオにて開催されます。本イベントは、大阪・関西万博のテーマウィーク「学びと遊びウィーク」(2025年7月17日~28日)の一環として行われるものです。
中島さち子テーマ事業プロデューサーの「いのちの遊び場 クラゲ館」では誰もが光り輝きいのちを高めていける社会として、多様な皆とクラゲ館を創っていくマドラー会という取組みを行ってきました。誰もが楽しめるパビリオンにむけて話し合いを行う過程で、これからも新しい社会に向けてかき回していくマドラーの声を「学びと遊びウィーク」の中で世界に向けてお届けしていきます。
このイベントでは、ジェンダー、障害・病気、国籍・人種などのテーマに対して、多様な立場・特性の人が集い、まずは互いに関わり合い、楽しく仲良くなりながらも、普段なかなか深く踏み込めない領域にて対話を生み出し、どうすれば、より多様ないのちが輝く未来社会を構築できるかを共に考えます。キーワードは 「We Are All Minorities!(誰もがマイノリティ)」。自分の中の凸凹に気づき、誰もが自分が好きなものを好きとのびのび言える社会を模索します。(前半は日本語、後半は英語での開催を予定しています。)
開催概要
催事名 Inclusive JAM “We are ALL MINORITIES!!!”
開催日時 2025年07月27日(日) 10:00 ~ 12:30 (開場 09:45)
開催場所 テーマウィークスタジオ
モデレーター 中島さち子、武藤 久慶
登壇者 中西 良介、新田 佳浩、岸澤 宏樹、和田 浩一、齋藤凜花、信田 光宣、アーネスト・コフィ・デイヴィス、エルッキ・T・ラッシラ、ザック リバーマン
(内容)
・日本の教育事情(中島プロデューサーと文部科学省武藤氏による対談)
・多様な学びとは何か(パラリンピックやデフリンピックの事例から)
・世界の教育は今(フィンランドやガーナなどの教育現場から *英語)
※プログラム開催時間・内容は現時点の予定となります。変更については、大阪・関西万博テーマウィーク公式サイトや入場券予約システム等でご確認ください。
https://theme-weeks.expo2025.or.jp/program/detail/67be8aa6ae720.html
※本プログラムへは予約が必須となっております。予約等の詳細については以下サイトをご覧ください。
https://ticket.expo2025.or.jp/
▶会場外でご観覧の方は、「バーチャルスタジオ」からご視聴ください。
https://contents.ssv.virtualexpo.expo2025.or.jp/deeplink/cushion_page.html?SpaceId=SS-143875
出演者情報
モデレーター
中島さち子 テーマ事業「いのちを高める」(2025年日本国際博覧会協会)
音楽家・数学研究者・STEAM 教育者。
(株)steAm 代表取締役、(一社)steAm BAND代表理事、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー、内閣府STEM Girls Ambassador、東京大学大学院数理科学研究科特任研究員。国際数学オリンピック金メダリスト。音楽数学教育と共にアート&テクノロジーの研究も進める。
武藤 久慶 文部科学省 初等中等教育局 教育課程課長
平成12年文部省入省。教育課程企画室、長期在外研究員(ハーバード教育大学院)を経て、北海道教育委員会に4年間出向。教育制度改革室長補佐、外務省一等書記官、大臣官房総務課副長、学校デジタル化プロジェクトチームリーダーなどを経て、令和6年4月より現職。
登壇者
中西 良介 株式会社ノーサイド 代表取締役、クラゲ館インクルーシブ統括ディレクター
大阪で医療を必要とする重度障がいのある子どもから大人までの支援をしております。どんなに重度の障がいがあっても子ども達に安心できる居場所をそして社会と繋がれる機会を、またどれだけ障がいが重くても仕事に取り組める環境づくりを!!がノーサイドのテーマです。
新田 佳浩 株式会社日立ソリューションズ チーム「AURORA」スキー部
小学3年生からクロスカントリースキーを始め、1998年長野パラリンピック大会を前に日本代表にスカウトされる。以降7回連続パラリンピック大会に出場し、金メダル3個、銀メダル1個、銅メダル1個を獲得した。日本のパラクロスカントリースキーを牽引するレジェンドとして存在感を放つ。
岸澤 宏樹 株式会社日立ソリューションズ チーム「AURORA」車いす陸上競技部
2018年から車いす陸上競技を始め、翌年の大分国際車いすマラソンハーフで新人賞を獲得。
和田 浩一 公益社団法人NEXT VISION
1958年、愛媛県生まれ。中学2年生のときに網膜の難病と診断され、30歳で失明。35年間にわたり盲学校の教員として勤務し、視覚障害教育における情報教育の推進に取り組み、ソフトウェアの開発にも携わる。現在は神戸アイセンターにて、「失明しても失望させない」ロービジョンケアを実践する。
齋藤凜花 外資系企業マーケティング職
2002年、愛知県生まれ。先天性重度聴覚障害を持ち、差別や孤独と向き合いながら、弁論で自らの声を届け続ける。内閣総理大臣杯や文部科学大臣杯で優勝。ウクライナ国境での支援活動や、女性の政治家育成プロジェクトに最年少で選出。2025年に早稲田大学を首席で卒業し、現在は外資系企業勤務。
信田 光宣 株式会社日立医薬情報ソリューションズ総務部
私は聴覚障害者で、日立に働いて約30年以上勤めています。日本代表は約20年間で、デフリンピック6回目出場し、経験を活かせて今デフキッズバレーや各地バレー指導をやっています。万博が終わった後、次は東京デフリンピックが開催されますので、共に盛り上がっていきましょう!よろしくお願いいたします。
アーネスト・コフィ・ディヴィス ガーナ教育サービス(GES)/ケープコースト大学教授
アーネスト・コフィ・デイヴィス教授は、著名な教育指導者であり、現在はガーナ教育サービス(GES)の事務局長である。教育における確固たる学歴と、教育学的革新における豊富な経験を持つ彼は、ガーナの教育の枠組みに科学・技術・工学・数学(STEM)を統合するための擁護者である。
彼の指揮の下、GESは生徒の批判的思考と問題解決能力の育成に重点を置きながら、カリキュラム開発、教員養成、教育資源の強化において大きく前進している。デイヴィス教授は、急速に進化する技術環境の中で成功するために必要なスキルを若者に身につけさせるため、STEM教育を推進する強力な支持者である。
エルッキ・T・ラッシラ 神戸大学 人間発達環境学研究科 助教
主たる研究テーマは、異なる社会文化的文脈における教師の仕事、若手教員の育成、教育の国際比較、才能教育が教職や通常教育へもたらすチャレンジ、教師の思考及びナラティブ手法。フィンランドでの教員、教員養成指導経験を経、教員のナラティブ調査を通し、異文化・国際的観点から見た教育を論ずる。
ザック リバーマン マサチューセッツ工科大学メディアラボ教授・アーティスト
NY拠点のアーティスト・研究者。Open Frameworks共同開発者でSchool for Poetic Computation(詩的な計算のための学校)共同創設者。MIT Media LabでFuture Sketchesを率い、身体動作とコードによる表現を探究し続けている。
テーマウィークについて
「テーマウィーク」とは、世界中の国々が地球的規模の課題の解決に向け、対話によって「いのち輝く未来社会」を世界と共に創造することを目的として行う取り組みです。
大阪・関西万博ではメインテーマとして「いのち輝く未来社会のデザイン」を掲げ、より具体的に表現するための3つのキーメッセージとして「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」を設定しました。テーマウィークの8つのテーマは、それぞれが上記3つのメッセージと密接に関係しています。
7月17日(木) ~ 7月28日(月)はいのちに力を与える「学びと遊び」がテーマ。AI時代において人は何を学べば良いのか?という問いを中心に、生涯学習、EDTEC、知財活用、個別最適化学習、遠隔教育、若者自立、教育格差、STEAM、アントレプレナーシップ、世界の遊びなどの領域でさまざまな対話が行われます。
参加方法は会場での参加のほか、配信視聴によって遠隔で参加することも可能です。企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000134299.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp