この書籍は、約1200万枚のレンタルパレットで企業と企業をつなぐJPRが、数理技術を活かしたDXにどのように取り組み、成果を生み出したかを分かりやすく解説しています。
「物流2024年問題」に直面する物流業界では、データの活用による生産性向上が期待されていますが、「何から手をつければいいか分からない」「データをどう活用すれば成果につながるのか」といった声も聞かれます。本書は、同じ悩みから始まったJPRの具体的な取り組みを中心に構成されており、物流戦略・企画を担う企業の方々がデータの活用に向けた一歩を踏み出すために役立ちます。
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■目次第1章 輸配送DXとは
第1節 輸配送DXの背景
第2節 輸配送DXの目的
第3節 この本で扱うスコープ
第4節 この本で扱う用語について
第2章 JPRが取り組んできたこと
第1節 課題認識
第2節 共同輸送の候補探索
第3節 運賃推定モデルの構築
第4節 コスト最小化を意識した輸送ルート決定業務の省力化
第5節 デポ間輸送の削減
第6節 パレットローディングパターンとその応用
第7節 パレット納品と返却の需要予測
第3章 物流×数学の可能性
第1節 集計と数理的なアプローチ
第2節 AIとは
第3節 サービス開発
第4節 物流×数学の可能性
第5節 商品は競争、物流は共創の時代へ
■ この書籍の特長
JPR はパレットレンタル事業を通じて物流の効率化を支援しています。本書は、JPR が実際
に取り組んできた事例を中心に、輸配送におけるDX の可能性を、物流戦略・企画部門の
方々へ向けて分かりやすく解説しています。多くの企業が現業による繁忙、専門的な知識を
有する人員の不在といった課題を抱えるなかで、データ活用の取り組みを始める際に役立
つ情報に重点を置いています。
●JPR の実践事例
JPR が実際に取り組んできた共同輸送の候補探索、運賃推定モデル
の構築、輸送ルート決定業務など、具体的なDX 推進のプロセスと成果を解説しています。
●数理技術の活用
難解に思われがちな数理技術やAI が、物流現場の課題解決にどの
ように応用されているかを、平易な言葉で紐解きます。
●実践的なアプローチ
理論だけでなく、現場で役立つ具体的な手法や考え方を提供し、
読者が自社のDX 推進に活かせるヒントを盛り込んでいます。
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パレット供給拠点と輸送網の最適化、共同輸送ルートの探索などの事例を分かりやすく紹介
■ 書籍情報
タイトル:「輸配送DX 数理技術を活かした輸送を“つなぐ”ことの実現」
著者名:検崎朴郎、渡邉安彦、山本広高
出版社:日本橋出版
発売日:2025 年7 月28 日(月)
ページ数:178 ページ
ISBN-10: 4434361090
ISBN-13: 978-4434361098
寸法:18.8 x 12.8 x 1.2 cm
価格:1,870(税込)
購入リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4434361090/
■ 著者プロフィール
●検崎朴郎(けんざき・ぼくろう)
JPR 執行役員。RFID 推進部、営業部、事業開発部、物流企画部を経験し、現在は物
流データのデジタル化・共有化・標準化を推進。社内のデータを分析し、最適化モデル
の構築と運用の効率化を実現。社外データを分析して顧客のコスト削減に貢献する
など様々なプロジェクトを手掛けてきた。
チ学会(以下OR 学会):秋季研究発表会の企業事例交流会にて社内の取り組みを発
表。
●渡邉安彦(わたなべ・やすひこ)
IT ベンダにおいて、SE・コンサルタント・営業・企画を経験し、金融・通信・製造業・流
通・物流・文教等の様々な分野においてソリューションを展開。新規ソリューションや
事業企画・開発に従事。
JPR では、AI による共同輸送マッチング&コンサルティングサービス「TranOpt」を
開発・立上げ。AI については、2023年OR学会にて事例研究賞を受賞、翌年には特
許を取得。現在は、同社のDX ソリューション事業の責任者。
●山本広高(やまもと・ひろたか)
株式会社THINCESS 取締役、鹿島興産株式会社代表取締役。物流業界でコンサル
ティング業務に10 年以上携わる。SI 事業でのシステムスキルとデータ分析を得意と
する。JPR の共同輸送マッチングサービス「TranOpt」開発プロジェクトに参画。本
書著者と共に2023年OR学会にて事例研究賞を受賞。著書に「医の智の会話」、「中
小企業の生き残り計画」など複数。
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