海外のフィギュアと日本の張り子、土人形競演
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迫力ある五大陸の動物ジオラマの展示では、ジオラマ中央部に「のぞき穴」も用意。動物たちとアフリカ草原にいるような感覚が体感できる=坂井市龍翔博物館
福井県坂井市三国町の龍翔博物館で、夏休み特別展として古今東西の動物人形や玩具を集めた「動物大集合~フィギュア×はりこetc」が9月23日まで同館で開かれている。
同展は福井県立こども歴史文化館(福井市)との共催。同文化館では来年春に同様の展示会が開かれる。展示されているのは、旧三国町の故・内嶋玉峰さんが集めた大正末期から昭和初期にかけ、日本全国で集めた土人形や張り子など郷土玩具(通称・内嶋コレクション)の一部、世界的にファンが多いことで知られるドイツ・シュライヒ社製の動物フィギュア、犬の複製フィギュアでは世界的に知られる米国サンディキャスト社製の置物など合計656点。
「ガチンコバトル」コーナーでは、日本の張り子に虎とアフリカのライオンのフィギュアを“対面”展示し、どんな場面に見えるか…など見る者の想像力をかき立てるような展示となっている。五大陸を再現した縦2.4メートル、横3.7メートルのジオラマでは、アフリカのサバンナや酷寒の南極大陸までつくられ、それぞれにキリンやライオン、シマウマ、さらにペンギンなどの多様な動物フィギュア323点がずらり。中にはさりげなく、恐竜のトリケラトプスや絶滅した哺乳類、マクラウケニアなどのフィギュアが今の動物に交じって展示され、「見つかるかな」とゲーム感覚で展示が楽しめる。
小林教授講演に70人 生物の進化と繁栄、絶滅学ぶ
さらに「坂井郡の猫泥棒」を伝える古文書コーナーでは、江戸時代中期に実際に坂井郡野中村であった、猫を盗まれたと訴える一農民の訴状(口上書)を展示している。
小林快次教授の講演には約70人が来場した。小林教授は「今日は、生物に関するお話だから、あなたたちが期待するほど恐竜の話をしないよ…」と前置きで笑わせながら、生物の進化について詳しく解説。講演途中には時折、「現代で生きている動物で、恐竜に最も近い動物は何だと思う?」、「『ジュラシック・ワールド』の新作で話題のモササウルスに近く、絶滅せずに今も生き残っている動物は?」とクイズ形式で聴衆に問いかけ、聴衆を恐竜話で楽しませていた。
同展は9月23日まで特別展示室で開催。開館時間は午前9時~午後5時(入館は同4時半まで)。毎週水曜休館。入館料は一般400円。高校生以下は無料。
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小林先生サイン会
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水生生物のフィギュア
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西洋と東洋の人形にらめっこ
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