○その一環として2025年1月から、独立行政法人国際協力機構(JICA)実施のインド高速鉄道の運転士を育成する研修に協力しています。
○2025年8月下旬より、インド高速鉄道公社の研修員が実際の新幹線にて運転操縦などの訓練を行う「技能講習」を実施します。万全な実施体制のもと、研修を進めてまいります。
1. 運転士研修の概要
・本研修は、新幹線の運転の仕組みや車両、線路、電気などについて必要な知識を学ぶ「学科講習」と、新幹線の運転操縦や運転士が担う車両点検や応急処置などの必要な技能を習得する「技能講習」で構成されます。現在、JR東日本総合研修センター(福島県白河市)において学科講習を実施しています。
・7月末に実施する学科講習修了試験に合格した研修員が、8月21日から2026年1月末まで実施される技能講習に進みます。
・本研修は当社の新幹線運転士研修(新幹線電気車運転講習過程(新規))と概ね同様のカリキュラムで実施していますが、研修員に日本の新幹線電気車運転免許を取得させるものではありません。
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学科講習中の研修員
2. 技能講習について
・技能講習のうち運転操縦の訓練では、インド高速鉄道公社の研修員が見習い運転士として実際に新幹線の運転操縦を行うことで、高速鉄道の運転士として必要な技量を習得します。
・当社の運転士研修と同様に指導担当の運転士が研修員に常時同行し、主に上越新幹線(東京~新潟間)で運転操縦の訓練を進めていきます。
・研修員は、指導担当とのコミュニケーションに必要な日本語を習得しているほか、必要に応じ通訳者が同行します。
・運転操縦の訓練中に輸送障害などが発生した際は、指導担当の当社運転士が対応します。本研修が、安全・安定輸送に影響することはありません。
3. その他
・本研修に参加している16人の研修員は、インド国内での鉄道運転士経験者で、日本国内で鉄道の運転業務に従事する際に必要な適性検査に合格しています。
・本研修は、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する本邦研修を当社グループの日本コンサルタンツ(株)が受託し、当社が協力しているものです。
【参考】
ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道プロジェクトについて
インド西部のムンバイ・アーメダバード間(約500km)を約2時間で結ぶインド初の高速鉄道の建設プロジェクトで、日本・インド両国政府間の協力のもと、インド高速鉄道公社が中心となりプロジェクトが進められています。
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