TDCソフト株式会社(代表取締役社長:小林 裕嘉、以下:当社)は、2025年7月15日、立命館アジア太平洋大学(学長:米山 裕、以下:APU)にて、「Web3(※1)ビジネスの実態」をテーマに5月13日~7月15日まで間の4日間、PBL型(※2)の特別授業として実施しました。
※1: ブロックチェーン技術などの分散型ネットワークを基盤とした次世代のインターネットの概念
※2: PBL(Project Based Learning)は、課題解決型の学習法
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■2025年7月15日の授業クラス
■講義実施の背景
本講義は、APU国際経営学部の大竹敏次教授より、国際生が多く占めるゼミにおいて「企業からの生きた情報を通じて学生に実践的な知識や経験を習得させたい」との依頼を受け、当社が講義内容を提案し、採用されたものです。
当社は、60年以上にわたり金融・公共といった社会インフラを幅広く担当し、日本の社会を支えてきた実績と経験を有しております。この豊富な知見を活かし、大きな変革をもたらすであろうWeb3・ブロックチェーン領域を新たなチャレンジテーマとして事業研究に取り組んでおります。
■授業内容
授業はPBL型で、当社金融システムイノベーション部シニアマネージャーの樋澤 康太が担当。Web1からWeb3への進化、分散型ネットワークやブロックチェーンの基本構造、DeFi(分散型金融)やDAO(分散型自律組織)などの事例を紹介しつつ、日本、そしてグローバル市場の課題や今後の展望について講義を行いました。
「日本国内における社会課題の解決に向けたWeb3技術の活用方法」や「Web3技術を活用したビジネスアイデア」など6つの社会課題・ビジネス課題に対してWeb3の観点から解決策を考えるワークを実施。最終講義では各チームがプレゼンテーションを行い、講師との活発な質疑応答が交わされました。
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■講師を担当した当社の樋澤康太 ■2025年7月15日の授業風景
■講義を受けた学生からのコメント
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学生Aさん(エジプト出身)
「今回の講義とPBL活動を通し、Web3への理解が深まりました 。Web2の課題をWeb3がどう解決するか、企業の変化に焦点が当たっていた点が印象的でした。今後はWeb3関連のITコンサルティングに挑戦したいです 。企業視点でのアプローチは今後の学習・キャリアに非常に役立つ有意義な時間でした」
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学生Bさん(マレーシア出身)
「今回の授業を通し、Web3への理解が格段に深まりました。Web3は単なる仮想通貨ではなく、分散型ネットワークを活用した多岐にわたるビジネスの可能性を秘めていると認識しました。今後はWeb3を活用したマーケティング戦略に挑戦したいです。
■APU大竹 敏次教授は次のように述べています。
「TDCソフト様による今回の講義は、現場で培われた知見をベースにした内容で、学生たちにとって非常にリアルで有益かつ実践的な学びとなりました。特に、Web3が単なる技術ではなく、社会課題の解決やビジネス変革に活かせることを、自らの言葉で考える機会になった点は大きな収穫です。企業と連携したPBLの中で、学生たちは仮説を立て、フィードバックを受けながらアイデアを磨くという貴重な経験を得ることができました。今後もこのような産学連携を通じて、実社会とつながる学びの場を広げていきたいと考えています」
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■立命館アジア太平洋大学(APU)について
立命館アジア太平洋大学(APU)は、2000年に開学した私立大学で、「自由・平和・人権・ヒューマニティ」という立命館憲章の精神を基盤に、アジア太平洋地域の未来を担う人材の育成を目指しています。世界100か国・地域以上からの留学生が学ぶ、国際的な環境を有し、教育言語として日本語と英語の二言語制を採用している点も大きな特徴です。
https://www.apu.ac.jp/home/
■TDCソフトについて
TDCソフトは、社会や市場の潜在ニーズを捉え、デジタル技術の新たな潮流に対応した次世代型のシステムインテグレーション企業です。パーパスとして「世の中をもっとSmartに」を掲げ、洗練された快適な世の中の実現を目指し、あらゆる領域の顧客に付加価値の高いITサービスを提供しています。
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