■はじめに
日本の労働生産性の低さは長年指摘されており、ホワイトカラーの働き方改革は喫緊の課題です。2022年の日本の時間当たり労働生産性は約52ドル(5,100円)で、OECD加盟38カ国中30位と過去最低の水準でした。


少子高齢化による労働人口の減少で一人ひとりの生産性向上が求められる中、政府や企業も様々な取り組みを進めています。その中で注目されるのが、日々の業務に潜む非効率の解消です。非生産的業務や、プレゼン資料作成への時間の浪費、いわば「ホワイトカラーの時間搾取」を是正することが、日本経済全体の底上げにつながると期待されています。


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出典:日本生産性本部、「労働生産性の国際比較2023」

実際、日本生産性本部の研究員も「無駄な会議や、資料作りに時間がかかったりなど、利益を生まない活動が多い」と指摘しています。では、このような課題をデータはどのように示しているのでしょうか。

■課題
各種調査からは、日本のオフィスワーカーが日常的に膨大な時間と人件費を資料作成に浪費している実態が浮かび上がります。例えば、以下のようなデータがあります。


資料作成に3時間以上かける企業は 全体の66%また、株式会社PRIZMAの調査によると、社内向け資料の作成時間に3時間以上かけている企業は全体の約66%に上ります。仮に月5件×平均4時間で試算すると、1人あたり年間240時間が資料作成に費やされていることになります。100人規模の企業なら、年間2万時間超が“資料作成”に消えている計算です。資料作成は見過ごされがちですが、実は膨大なリソースを奪う構造課題となっています。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104853/49/104853-49-d06127b9052682d45e9b1f9d942b8fc5-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:株式会社PRIZMA「就業時間における資料作成業務の割合」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000149156.html


このように、オフィスワーカーは日常業務の中で相当の時間と労力を資料作成に割いており、その積み重ねが年間工数および人件費コストの面で大きなインパクトとなって現れていることが分かります。

また、これら資料作成に割かれる時間の積み重ねは企業内に留まらず、経済全体でも莫大な損失となります。海外調査では非生産的な業務による損失が年間約4兆円(370億ドル)に達するとの試算もあります。単なる進捗共有のために従業員が週に最大4時間を準備に費やしているとの報告もあり、こうした「小さなムダ」の積み重ねが巨額の時間コストを生んでいるのです。
出典:How Much Time Do We Spend in Meetings?

では、これらの課題をどう解決しうるのか――ここに革新的なソリューションが現れました。

■イルシルの価値
イルシルは上述の課題を解決すべく開発されたAI搭載のスライド自動生成サービスです。当社は「資料作成に追われる働き方に終止符を打つ」という明確なミッションを掲げ、最先端の生成AI技術でホワイトカラー業務の効率化を実現しています。『イルシル』には次のような特徴があります。

日本語特化の直感的UI日本人向けに設計されたシンプルで使いやすい操作画面を備え、海外製ツールにありがちな分かりにくさがありません。誰でも迷わず操作ができ、社内展開もしやすいです。


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[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104853/49/104853-49-0b344133fc5b5742a1a28b090b0b9457-2634x1498.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

資料作成時間を最大1/3に短縮タイトルや要点となるテキストを入力するだけで、AIが自動的に文章やスライドデザインを生成し、出来上がったスライドを微調整するだけで完成します。これにより従来比で資料作成にかかる時間を約3分の1まで削減することができます。


豊富なデザインテンプレートを搭載
イルシルは、3,000種類以上の豊富なデザインテンプレートを備えています。
AIが入力されたテキストや画像に最適なテンプレートを自動選択・適用するため、専門的なデザインスキルがなくても分かりやすく洗練されたスライド資料を短時間で完成できます。
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こうした機能により、イルシルはこれまで数多くの方々や企業に受け入れられています。2025年7月時点で総ユーザー数は20万人を突破しており、幅広い業界のビジネスパーソンが日々の資料作成にイルシルを活用しております。単なる効率化ツールに留まらず、「誰もが簡単に魅力的なプレゼン資料を作れる世界」を現実のものにしつつあります。

■導入実績と活用事例
イルシルはリリースからわずか1年で急速に普及し、国内上場企業の約3分の1に当たる1,300社以上に導入されており、日本人のユーザー数は25万人を達成しております。(2025年7月現在)
ここでは、実際の活用事例を通じてイルシルの実績と社会的意義を具体的にご紹介します。

個人事業主・フリーランス向け活用事例
月額1,680円のパーソナルプランを契約する個人ユーザーは、従来月20時間かかっていた提案資料作成を7時間に短縮し、時間コスト約39,000円/月の削減を実現しています。週3~5本の提案書を安定して作成できるようになり、「高品質な提案資料を手軽に作れる」と高評価を得ています。
社員自費利用によるボトムアップ導入事例
ある企業の部署では、残業削減を目指す社員が自らイルシルを契約し、作成した資料を上司に共有したところ「このクオリティ、どうやって作ったの?」と社内で話題に。結果として部署全体で正式契約に至り、口コミ発のDXツールとして社内に浸透しています。
法人導入・業務効率化事例
産業保健サービス企業では、従来は月額約35万円かけて外注していた提案資料作成コストが、イルシル導入後は外注依頼が10万円程度に抑えられ、利用料込みでも月44%のコスト削減を実現しました。1件あたりの作成時間も3~4時間から1時間以内に短縮し、提案リードタイムの大幅な短縮と品質統一を両立しています。


物流企業では、日本人向けに最適化されたデザインテンプレートを活用し、限られた時間で分かりやすい提案資料を作成。現場からは「短時間で見やすい資料が完成し、浮いた時間を本業に充てられる」と好評で、他の営業担当への展開も検討中です。

デジタルコンサルティング企業では、以前は提案資料1本に1~2日を要していましたが、イルシル導入後は週5本以上の資料を同時に仕上げられるようになり、作成スピードが3~5倍に向上。さらにテンプレートによるデザイン統一で担当者間のクオリティ差も解消し、社内セミナーによる活用定着支援を通じて全社的なDXツールとして定着しています【ユーザー提供事例】。
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これらの導入事例から、イルシルは「1件あたり平均3時間の資料作成時間短縮」を実現し、一般的なビジネスパーソンが月5件、年間60件の資料を作成すると仮定すると、1件あたり3時間の削減×60件=年間180時間もの“創造的時間”が社員1人に戻ります。この時間短縮は、資料作成にかかっていた人件費や外注コストを同時に圧倒的に削減する効果も伴っています。個人事業主から部門単位、そして大手上場企業まで、あらゆる規模・業種において「時間もコストも大幅に減らせる」ソリューションとして高い評価を獲得しています。
■社会的意義
ホワイトカラーの働き方を変革するインパクト

当社は、資料作成や会議準備に奪われていた 何百万時間 ものホワイトカラーの時間を解放し、日本社会に新たな価値を取り戻します。削減された時間は新規事業の創出、イノベーション、人材育成へと転換され、企業の生産性向上と従業員一人ひとりの成長機会を同時に生み出します。

また、この取り組みは日本が抱える労働力不足への対応策としても大きな意義を持ちます。人口減少が進む日本では、生産年齢人口の減少を補うために一人当たりの生産性を上げることが不可欠です。イルシルによって生産性の低い業務を効率化・自動化できれば、限られた人材でより大きな成果を生み出すことができます。


これは企業の国際競争力強化にも直結し、日本全体で見ればGDPの底上げにも貢献し得るでしょう。実際、生成AI技術の普及は世界のGDPを今後10年間で7%押し上げる可能性があるとの試算もあります。ホワイトカラー業務の生産性革命は、日本経済の持続的成長のカギを握る重要な要素なのです。
出典:Goldman Sachs Research
■未来ビジョン
時間から解放された社会へ
イルシルが描き出す未来は、「無駄な作業に追われない社会」です。AIが当たり前のようにプレゼン資料を作成し、定型的な社内報告や提案書はボタンひとつで生成される世界では、人々は本当にクリエイティブな仕事に集中できる時間を得られます。会議は必要最小限となり、資料準備に追われることなく意思決定や議論そのものに専念できるでしょう。

また、イルシルが目指すのは、単にスライド作成の効率を上げることではなく、このような経済社会の飛躍的発展に寄与することです。ホワイトカラーの生産性向上が積み重なれば、国内総生産(GDP)の押し上げや国際競争力の強化に直結し、日本全体の活力につながります。

そして、このような未来が広がれば、日本全体で浪費されていた膨大な時間が解放され、生み出される付加価値は計り知れません。
イルシルが実現するホワイトカラー1人ひとりの年間180時間のムダを削減できれば、100万人規模で1億8000万時間ものリソースが新たな価値創出に振り向けられる計算になります。その経済効果は数兆円規模にもなり、日本のGDPを底上げする原動力となるでしょう。


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イルシルは、非生産的業務を自動化しホワイトカラーの時間を創造的活動へ再配分します。

生成AIによるスライド作成で企業の生産性を飛躍的に向上させ、日本経済の持続的成長を支えます。
私たちは「働き方改革の最終形」を実現し、新たな価値創造の未来を切り拓いていきます。
■イルシルについて
AI搭載スライド自動生成サービス「イルシル」は、生成AIでスライド資料作成を自動化し、誰でも簡単にスライドやパワポが作れるサービスです。入力したテキストからスライドを自動生成できるだけでなく、3,000種類以上のデザインテンプレートからオリジナルで作成することも可能です。
URL : https://irusiru.jp/

■会社概要
・会社名:株式会社イルシル
・代表取締役社長:宮崎有貴
・所在地(本社):〒150-0011 東京都渋谷区東1-26-20 東京建物東渋谷ビル6F
・事業内容:ソフトウェアの開発、運用

▼各種SNS情報
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