キングスU18は、指揮官のバトンが与那嶺翼ヘッドコーチから浜口炎ヘッドコーチに引き継がれ、新体制となりました。
キングスU15は7月19日(土)~21日(火・祝)に行われた「沖縄県U15ユース・クラブバスケットボールGAME 2025」で優勝を飾り、「Jr.ウインターカップ 第6回全国U15バスケットボール選手権沖縄県予選会」へのクラブシード枠を獲得しました。この大会ではBチームで構成した「琉球ゴールデンキングスアカデミー」も出場して3位に輝き、層の厚さが増していることが証明されました。春にスタートした新チームの手応えや今後の展望について、末広朋也ヘッドコーチと主力ビッグマンの金城大智選手に話を聞きました。
ぜひ、ご一読ください。
■■キングスU18■■
6月に開幕した「インフロニア B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2025」において、キングスU18はこれまでに4試合を消化しました。強豪のライジングゼファー福岡U18戦ではオーバータイムにもつれ込む接戦の末に80ー77で勝利するなど、全勝をキープしています。また、6月にあった「U18日清食品ブロックリーグ バスケットボール競技大会2025沖縄県予選」では2位に入り、本戦への出場権を獲得しました。
前の代のチームを引っ張った佐取龍之介選手や新垣元基選手らが抜けた中、3年生の#33長嶺充来選手は「前年度のチームと比べて、『不安に感じる』という声も聞いていました」と言います。それでも、新チームになってから着実に結果を積み上げ、「不安の声を跳ね飛ばすため、これまでの試合ではメンバー全員がリーダーシップを発揮できています。全体として自信が付いてきました」と手応えを語ります。
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7月中旬には浜口炎ヘッドコーチがチームに合流し、練習の指揮を執り始めました。bjリーグ時代から各クラブのトップチームを20年間に渡って務め、京都ハンナリーズや富山グラウジーズを「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」に導いたヘッドコーチです。キングスU18のヘッドコーチに就任し、初めの顔合わせで選手たちに二つの事を伝えました。
「3年生の一学期が終わる時期にヘッドコーチが変わるというのは親御さんも含めてすごく心配だと思いますが、コーチングの方針は、与那嶺翼コーチがやってきたことと基本的に変わらないということを伝えました。トップチームの戦術や使う言葉などを把握しながら、育成に取り組みます。もう一つは、ファンダメンタルを大切にしたいということを話しました。例えば、アリーナのような大きな建物も土台がしっかりしていないと立ちません。将来いい選手になるため、今のうちから土台をしっかり作りたいと思います」
練習では、オフェンスにおけるスペースの考え方やオフボールの動きについて重点的に取り組んでいます。「選手たちの1対1の能力の高さを生かすためにも、ボールを持っていない状況で相手ディフェンスの隙を突くような動きや、ボールを貰いやすい場所に移動するカッティングや、ボールを持っていない選手同士で行い味方選手をフリーにし、シュートチャンスを作り出すオフボールスクリーンへの意識をもう少し高めたいと思っています」と浜口コーチ。ファストブレイクの練習にも注力しており、戦い方の幅を広げています。
ガードとして司令塔を担う長嶺選手は「まだ練習した回数は少ないですが、本当にスペースが広くなったと感じます。スクリーンを使わなくてもディフェンスを崩せる場面も増えました」と好感触を語ります。
沖縄サントリーアリーナで行われる「REGIONAL LEAGUE」の対戦カードは、8月2日午前11時45分からの香川ファイブアローズU18戦、同日午後5時からの広島ドラゴンフライズU18戦、8月3日午後1時からの佐賀バルーナーズU18戦の3試合。キングスU18は現在、8チームで構成する南地区で1位を走っており、この3試合で全日程が終了します。上位2チームに入れば「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2025」への出場権を獲得できるため、重要なホームでの連戦となります。
浜口コーチにとってはキングスU18のヘッドコーチ就任後、初の公式戦での指揮となることも念頭に、宮里選手は「ディフェンスやリバウンドの泥臭い部分で存在感を発揮し、オフェンスではいい状況判断を心掛けます。応援しに来てくれる方々に元気を与えられるような試合をしたいです」と気合を入れました。
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新体制の下、初めて沖縄サントリーアリーナでの試合に臨むキングスU18。ぜひ、会場に足を運び、熱い声援をよろしくお願いします。
▽大会詳細はこちら
https://goldenkings.jp/news/detail/id=21742
■■キングスU15■■
キングスU15は「沖縄県U15ユース・クラブバスケットボールGAME 2025」にノーシードで参戦して3日間で6試合を戦い抜き、決勝でStandardに52ー42で勝って頂点に立ちました。8人という少人数ロスターで臨み、さらに末広朋也ヘッドコーチはB.LEAGUE U17選抜チームを率いて「2025 Shanghai Future Star Basketball Championship」に参戦中で不在という状況の中での優勝でした。
身長187cmの高さがあり、リバウンドやスクリーンでチームに貢献した3年生の金城大智選手は「我慢強く戦い、勝ち抜けたことは自信になりました。
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準決勝ではAチームのキングスU15と、Bチームのキングスアカデミーによる直接対決となり、67ー59でキングスU15に軍配が上がりました。末広コーチはこの結果を受け、チームの層の厚さに手応えを口にします。
「今後、全国大会を戦っていくためには11~15番目の選手の成長が必要です。その意味で、今回キングスU15が戦った6試合の中で、キングスアカデミー戦が一番点差が小さかったので、Bチームがよく頑張ったと思います。Aチームも大きな怪我なく、8人で優勝できたことはとても良かったです。チーム全体の層が厚くなってきたと感じます」
春にスタートした新チームの3年生は、末広ヘッドコーチが2024年に指揮を執り始めてから、初めて1年生の頃から指導をしてきた代となります。それを念頭に、指揮官は「アウトナンバー(数的有利な状況)を見付けたり、ミスマッチを作ったりするなど、バスケットボールに対する理解度はこれまでのチームの中で最も高いと感じます。いいスタートダッシュが切れているので、やるべきことが浸透しやすい状況です」と話します。
昨年度にJBAが開いた「U14ナショナル育成センターキャンプ」に招集された金城大智選手、金城聖選手、大城瑛士選手に加え、エースガードの宮城昊河選手など力のある選手も多くいます。
目指すスタイルは、前の代から受け継がれている「超高速バスケ」。末広コーチは「超高速バスケは判断も超高速にしないといけなくて、選手たちの負荷が上がるので、これを続けていきたいです。
金城大智選手も「練習中からみんなが声を出してリーダーシップを発揮し、鼓舞し合っています。みんながドライブをして、外のシュートを打てます。パワーフォワードやセンターを含めて走るのが速いので、超高速バスケを体現しやすいと感じています」と自信を見せます。
次の公式戦は9~10月に行われる「Jr.ウインターカップ 第6回全国U15バスケットボール選手権沖縄県予選会」になります。この夏に個々の能力やチーム力を底上げし、金城大智選手は「県予選では全チームに対して20点差以上を付け、圧倒できるようなチームになりたいです。今年1月のJr.ウインターカップ本戦は準優勝という悔しい結果に終わったので、一つひとつのシュートの大切さなどをチームに伝え、今年こそ全国優勝を目指します」と決意を語りました。
大きな目標に向け、日々の練習で着実に成長を続けるキングスU15の選手たちに、ぜひご注目ください。企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001110.000036112.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp