通知なのに、読まれない。だから“ビジュアル3点セット”で挑む
2025年7月25日、泉大津市は戸籍の「氏名のフリガナ」確認通知の発送を開始しました。
“たががフリガナ”に見えても、されどこれは命と生活を守るインフラです。平時には銀行や行政サービスに、災害時には避難名簿や医療現場での本人確認に使われ、2026年度からはマイナンバーカードにも記載される予定。今回の通知はその基盤を整えるための極めて重要な一歩となります。
そんな現場の課題から、泉大津市は「読まれる」「理解される」通知を目指し、まんが・動画・ミニポップの“3点ビジュアルセット”での発信をスタートしました。
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ビジュアル3点セット(マンガチラシ)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/146044/111/146044-111-3145d576c590bc6eb39966189b17a4bf-295x492.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ビジュアル3点セット(解説動画)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/146044/111/146044-111-07d34bc03eea9e592f9754a71fd6e30b-577x772.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ビジュアル3点セット(卓上ミニポップ)
「ホンマに市役所?」「合ってるけど、どうしたら良い?」との戸惑いの声
5月26日に開始した戸籍のフリガナ制度。150年の戸籍制度史上初めて、氏名の読み仮名が戸籍に記載される制度です。市民への通知が全国で進む中、先行自治体では、「本当に市役所から届いたのか不安」「読んでも意味が分からず、とりあえず市役所へ来た」といった声が寄せられていました。
泉大津市でも、通知初日から1日20~30件の問い合わせが発生。中には、「なんか来たけどわからん」と中を確認せずにハガキを持参される方が少なくありません。
「読まれる」ために。漫画・動画・ミニポップで、生活の中に入りこむ。
1.まんが形式の啓発チラシ
通知の“中身”や確認の流れを「ストーリー」で描いたA4サイズのマンガチラシ。「確認して、間違っていなければ何もしなくてOK!」というポイントを自然と理解できるよう、親しみやすく仕立てました。
マンガ素材は株式会社ネクスウェイ(東京都江東豊洲2丁目2番1号)に無償提供いただき、それをもとに本市オリジナルのチラシとして再編集しています。
このチラシは駅前図書館「シープラ」や消費生活センターなど市民が日常的に足を運ぶ場所に配架。市役所ではポスター掲示も行い、ふとした生活の場面で“目に留まる”ようにしました。
また、登録者約6万9千人の本市公式LINEでも、同じマンガチラシを配信。紙とデジタル、両方の入口を用意することで、年代や生活スタイルを問わず、幅広い市民に届くようにしました。
2.実物ハガキでわかる!30秒でスッキリ解説動画(市公式YouTube・Instagram)
届いたハガキ、実際にどうすればいいの?そんな声にこたえるため、本物のハガキをそのまま使った解説動画を作成。「フリガナが合っている場合」「間違っている場合」に分けて、必要なアクションを30秒でスッキリ紹介しています。
この動画は、登録者は約4万人の市公式YouTubeで公開。人口約7万3千人のまちでは登録者が多く、登録者4000人超えのInstagramも同時展開し、若い世代にも浸透を図ります。
【YouTube動画】
https://youtube.com/shorts/Cr_36dcMroI?si=B4BUabNkDZjAONy8
3.ミニポップで“ちょい告知”
「はがきが届いたら内容の確認を?」の一言を伝える卓上型ミニポップを市役所の窓口に設置。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/146044/111/146044-111-ea5c394b6b85ae7bbd2c3f7fb8a8f71b-884x664.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
市役所の窓口でミニポップを掲示中
フリガナは、“見えないインフラ” 命と生活を守るためにフリガナの記載は、一見地味ですが、災害時の避難名簿や医療現場での本人確認、将来の身分証明など、実は私たちの命と生活に直結する重要な情報です。
「たった一文字のフリガナ」が、本人確認の成否を分けるフリガナは、社会や暮らしを支える“見えないインフラ”です。
災害時、避難名簿で呼びかけるとき。 医療現場で本人確認を行うとき。 行政サービスやデジタル手続きのすべての“入口”にあるのが、氏名のフリガナです。
南海トラフ地震の防災対策推進地域でもある泉大津市にとって、平時から名前の情報を正確に整備しておくことは、防災・医療・行政全体の初動力を高める「極めて現実的なインフラ整備」だと捉えています。
“読み間違われた” 市民課職員が立ち上げた、広報プロジェクト。12人中7人が「自分の名前を読み間違われた経験がある、市民課職員。こうした現場の実感から、今回の発信のきっかけとなりました。企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000146044.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp