けったいな男と高校生のぼく。博覧強記の男との知的な会話は、〈謎の書〉 『皆のあらばしり』の正体に正体に迫っていくのですが……。
ついにすべてが解かれるとき、驚嘆のどんでん返しが待ち受けます! こんな結末がありえたのか……というラストに驚嘆の一冊です。
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エンタメ好きも驚愕! こんな面白い「純文学」を読めるとは!!

幻の書の新発見か、それとも偽書か――。高校生のぼくは、うさんくさい男と「謎の書」の存在を追う羽目になります。謎の書の名は、『皆のあらばしり』。探求は真と嘘の入れ子を孕み、はたまた歴史をさかのぼり、コンゲームの様相を呈していきます。読者がついに世界の深奥にある「ほんまもん」に辿りついたとき……。大逆転の結末に甘美な香気さえ漂います。これぞ小説の醍醐味といっていいでしょう、表題作のほか、「ニセ偽書事始」「『皆のあらばしり』の成立について」を収録した傑作です。


■著者紹介:乗代雄介(のりしろ・ゆうすけ)
1986年北海道生まれ、法政大学社会学部メディア社会学科卒業。2015年「十七八より」で第58回群像新人文学賞受賞。2018年『本物の読書家』で第40回野間文芸新人賞受賞。2021年『旅する練習』で第34回三島由紀夫賞受賞。
その他の著書に『最高の任務』『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』がある。


■書籍データ
【タイトル】皆のあらばしり
【著者名】乗代雄介
【発売日】2025年7月29日
【造本】文庫
【定価】(税込)572円
【ISBN】978-4-10-106261-7
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/106261/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002260.000047877.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp
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