活動実績の有無が「準備格差」に直結。総合型選抜、高2までの準備開始率に「3人に1人」vs「5人に1人」の明確な差。


じゅけラボ予備校(所在地:大阪市北区、代表取締役:後藤智則)は、この度、総合型選抜入試で受験した18歳から21歳の男女201名(活動実績有り164人・活動実績なし37人)を対象に、課外活動実績の有無と受験準備の開始時期についての関係性について調査を実施しました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-d75f63fe0547d854218e844ef7aadc31-1354x903.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■調査概要
- 調査概要:総合型選抜入試に向けた実際の準備開始時期と理想の開始時期に関するアンケート
- 調査期間:2025/6/13~2025/7/18
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答:事前調査で「総合型選抜入試(旧AO入試)で大学受験をした」と回答した18歳~21歳の男女201人(活動実績有り164人・活動実績なし37人))


活動実績の有無で異なる、総合型選抜入試に向けた準備開始時期の傾向[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-1443582fd66c18f1334f968378b50704-1354x905.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[表1: https://prtimes.jp/data/corp/107104/table/148_1_c094e037ad23301eb82277b146cd17c5.jpg?v=202508041016 ]

実際に準備を開始した時期を尋ねたところ、活動実績の有無で明確な傾向の違いが現れました。実績あり層は高3の春、実績なし層は高3の夏に準備開始のピークが見られ、全体として後者の方がスタートが遅れる傾向にあります。

【活動実績あり層】準備開始は「高3の春~夏」に集中、6割以上が高3から開始
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-3e31dc95c4deb7d38ddf19edaf60780f-1354x905.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


部活動や課外活動などで活動実績があると回答したグループでは、準備を開始した時期として最も多かったのが「高校3年生の4月~6月」で37.2%でした。

次いで「高校3年生の7月~9月」が23.2%となっており、この2つの期間だけで全体の60.4%を占めています。 これは、多くの生徒が高校3年生に進級してから、特に春から夏にかけて集中的に準備を本格化させている傾向を示しています。

一方で、3位には「高校2年生の1月~3月」(11.0%)が入っており、早期に準備を始める層も一定数存在することが分かります。

【活動実績なし層】準備開始は「高3の夏」がピーク。実績あり層より遅れる傾向があるものの、こちらも約6割が高3から開始
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-d086277a11f7396d4fd9bf9f170f3729-1354x905.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


一方、明確な活動実績がないと回答したグループでは、「高校3年生の7月~9月」に準備を開始した割合が32.4%で最も高くなりました。

2位は「高校3年生の4月~6月」(21.6%)、3位は「高校2年生の1月~3月」(13.5%)と続きます。
実績あり層と同様に過半数(54.0%)が高3に進級してから準備を始めていますが、ピークがより夏に近い時期にシフトしており、全体的に準備開始が遅れる傾向が見られます。

準備開始を「覚えていない」に4倍超の差。
実績なし層の“見えない”受験準備
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-bc23706cd00e53dd0305b19ead833c75-1354x905.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


総合型選抜の準備開始を「覚えていない」と答えた割合は、活動実績のない層(21.6%)が、実績のある層(4.9%)の4倍以上にのぼりました。

これは単なる物忘れとは考えにくいです。実績のある生徒は「大会の記録をまとめる」など準備のきっかけが明確ですが、実績のない生徒は「自分に何ができるだろう」という漠然とした悩みからスタートします。そのため、準備の開始時期が本人の中でも曖昧になりがちなのかもしれません。

つまり「覚えていない」という回答の多さは、実績のない生徒ほど「何から手をつけて良いか分からなかった」という、準備初期の困難に直面していた可能性を示唆しています。

高校2年生までに総合型選抜の入試準備を始める割合、【活動実績あり】は3人に1人(32.4%)に対し【活動実績なし】は5人に1人(18.9%)
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-f2054d7ee21c8948bcaaee6f4d250d0a-1354x905.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


高校3年生になる前の段階で、すでに準備行動に差がついていることも明らかになりました。

高校2年生までに準備を開始した生徒の割合は、【活動実績有り】の層では32.4%(約3人に1人)に達しています。これは、部活動や探究学習、資格取得といった長期的な活動を通して、早い段階から自身の興味・関心と向き合い、それが自然と大学選びや自己分析に繋がっているためと考えられます。

一方、【活動実績なし】の層で高校2年生までに準備を始めたのは18.9%(約5人に1人)に留まりました。このことからは、高校2年生の段階ではまだ一般選抜を主軸に考えていたり、総合型選抜のための特別な準備を具体的に意識していなかったりする生徒が多いことがうかがえ、活動実績の有無が早期の受験意識そのものに影響を与えている可能性を示唆しています。

実際の開始時期と理想の時期に乖離。半数以上が「高2までの準備」を理想と回答[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-b380067dc7dd388342fafc8a8ef7cbc8-1354x905.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[表2: https://prtimes.jp/data/corp/107104/table/148_2_171139e5de3f7c32fe1452579eba84ed.jpg?v=202508041016 ]

受験生が考える総合型選抜入試準備の「理想の開始時期」は、実際に準備を始めた時期との間に大きなギャップがあることを示しています。
活動実績の有無にかかわらず、過半数が「高校2年生まで」の早期開始を望んでおり、現実の行動との乖離が浮き彫りになりました。

過半数は「高2まで」の早期準備をした方が良かったと回答。実績ありは56.1%、実績なしは51.3%
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-a2af9a2daf53c38fe553929e45158a3d-1354x905.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


総合型選抜入試の成否を分ける準備の開始時期について、活動実績の有無にかかわらず「高校2年生まで」に始めるべきだという意見が過半数を占めることが、本調査で明らかになりました。これは、多くの経験者が「もっと早くから準備しておけば良かった」という実感を持っていることの表れと言えます。

具体的には、活動実績が「ある」と回答した学生の56.1%、活動実績が「ない」と回答した学生の51.3%とどちらも過半数が、高校2年生の3月までに準備を始めるのが良いと考えています。両者ともに過半数が早期準備の重要性を指摘していることから、これが総合型選抜を突破するための共通認識であることがうかがえます。

特に、自身の活動をアピール材料として持つ実績あり層の方が、準備に時間がかかることをより深く理解しており、早期着手を推奨する声がわずかに上回る結果となりました。

この結果は、これから総合型選抜を目指す高校1、2年生にとって非常に重要なメッセージです。付け焼き刃の対策では対応が難しいこの入試方式において、「まだ早い」という油断は禁物です。実績の有無に関わらず、早期から自己分析や情報収集を始めることが、希望の進路を実現するための揺るぎない土台となります。

総合型選抜対策の理想の開始シーズンは「高2の終わり~高3の春」!活動実績の有無という壁を越え、受験生の意識の4割以上がこの時期に集中!
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-f7744ead4c1fd754476b7286f1311610-1354x905.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


これまでの調査結果で、活動実績の有無が準備意識に差を生むことが示されてきましたが、一方で、両者には極めて重要な「共通認識」が存在することも明らかになりました。それは、総合型選抜の準備を開始すべき“勝負の時期”です。


「高校2年生の1月~3月」と「高校3年生の4月~6月」の2つの期間を合計すると、活動実績が「ある」学生の42.7%、活動実績が「ない」学生の40.5%が、この時期に準備を始めるべきだと回答しています。

これは、総合型選抜入試で受験した学生の約4割が、活動実績の有無に関係なく、「高校3年生を目前にした冬から、新学年になった春」を、準備開始の最適期、いわば「ゴールデンシーズン」と捉えていることを示しています。

活動実績なし受験生の27.0%が「いつ始めて良いか分からない」と回答!活動実績あり(13.4%)の2倍以上、準備段階での”迷子”が浮き彫りに。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-ca38b7e418a3bc949ae48e5807ff5262-1354x905.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


本調査で活動実績なしの受験生の回答で最も多かったのが、「総合型選抜入試の準備はいつから始めるのが良いと思いますか?」という質問に対する「わからない」という回答の割合です。

活動実績が「ある」と回答した学生のうち、「わからない」と答えたのは13.4%でした。これに対し、活動実績が「ない」と回答した学生では、その割合は27.0%にまで跳ね上がります。これは活動実績のある学生の2倍以上の数値であり、4人に1人以上が準備の開始時期について具体的なイメージを持てていない深刻な実態を示しています。

この背景には、アピールできる明確な実績がないために、「自分の何を強みとして伝えれば良いのか」「どのような準備をすれば評価されるのか」といった根本的な部分で悩み、具体的な行動計画を立てられずにいる学生の姿が類推されます。自己分析や志望理由書の作成といった総合型選抜の核となる準備において、最初のステップでつまずいている可能性が示唆されます。

【受験生の“後悔”がデータに】総合型選抜、理想の準備開始は「高2までの早期開始」も現実は「高3から」が多数派。
総合型選抜 準備開始時期の「理想」と「現実」比較
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-2893c216c755f06af6a663ba583aad37-1354x905.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[表3: https://prtimes.jp/data/corp/107104/table/148_3_db462464282564eacdb333a51c2f42b3.jpg?v=202508041016 ]
本調査では、総合型選抜入試の受験生が考える「理想の準備開始時期」と「実際の開始時期」の間に、大きなギャップが存在することが明らかになりました。これは、多くの経験者が「もっと早く始めておけばよかった」という後悔を抱えていることの何よりの証左と言えるでしょう。

[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-1beb3500b1db97e99fa08104e8bea489-1354x905.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


活動実績が「ある」学生は、56.1%が「高校2年生まで」に準備を始めるのが理想と回答しました。しかし、実際にその時期に準備を始めたのはわずか32.4%でした。理想と現実の間には約24%もの開きがあり、計画通りに早期着手できた学生は少数派であることが分かります。
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-c1dc4672d958701de7dec4ff5c2cef76-1354x905.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


この傾向は、活動実績が「ない」学生において、さらに深刻になります。理想では51.3%が「高2まで」の開始を望んでいましたが、現実は18.9%しか行動に移せていませんでした。その差は32.4%にも達します。さらに、実際の準備開始時期で最も多かったのは「高校3年生の7月~9月」(32.4%)と、出願を目前に控えた夏休み期間に集中していました。これは、理想とは裏腹に、多くの学生が追い込まれる形で準備を始めている危険な実態を示しています。

この「理想と現実のギャップ」は、これから総合型選抜に臨む高校生への、先輩たちからの痛切なメッセージです。「いつか始めよう」という先延ばしが、いかに後悔につながるか。このデータを教訓に、理想とする「高校2年生まで」という早い段階から具体的な一歩を踏み出すことが、納得のいく受験結果を掴むための鍵となります。

【調査結果の総括】データが示す、総合型選抜における準備期間の重要性今回の調査から、活動実績の有無にかかわらず、多くの受験生が「高校3年生」から総合型選抜の準備を開始している一方で、理想としては「高校2年生」のうちから始めるべきだと考えている傾向が明らかになりました。


特に、夏の大会や秋の文化祭まで部活動が続くことを考慮すると、高校3年生になってからでは、自己分析や書類作成といった準備に充てられる時間は限定的になる可能性があります。

実際に多くの受験生が、現実の準備開始時期よりも早いタイミングを理想としているという事実は、総合型選抜の対策には相応の準備期間が必要であるという認識が、受験生の間で共有されていることを示唆しています。これらのデータは、高校の早期段階からの情報収集や計画的な準備の重要性を浮き彫りにしたと言えるでしょう。
会社概要[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107104/148/107104-148-3baa3595754d0e097642bf8f3a693749-3900x719.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


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