税理士から予期せぬ転身を遂げるひとりの男と、馬主として競走馬に熱き夢を託す敏腕社長、そしてその家族――。
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「読めば読むほど感動した。2回目に読んだときは、途中からずっと泣きっぱなしだった」
山本周五郎賞を受賞した際、今野敏さんがこのように評した『ザ・ロイヤルファミリー』(早見和真著、新潮文庫刊)。心に埋められない空洞を抱える税理士の栗須栄治と、一代にして人材派遣会社を築き急成長させた社長・山王耕造。ときに激しく衝突しながらも、競走馬に夢を託して突き進む彼らの人生は、涙なくして読むことはできません。
本作がTBS系日曜劇場で10月期からTVドラマ化されます。主演は妻夫木聡さん。NHKの連続テレビ小説「あんぱん」での好演も注目され、9月には主演映画「宝島」の公開も控えています。脚本は舞台「はじめの一歩」「呪術廻戦」、ドラマ「95」などの脚本も手がけた喜安浩平さん。
TVドラマ化決定に際して、原作にもドラマ化決定の帯を巻いて大重版いたしました。8月8日(金)頃より順次書店に並び始めます。ぜひお手にとってみてください。
■著者・早見和真さんコメント以前から『ザ・ロイヤルファミリー』が映像化されるとしたら、枠は「日曜劇場」しかないと思っていました。
とんでもない脚本ができています。
心からワクワクするキャスト、スタッフが集まっています。
「楽しみにしています」と放り投げるつもりはありません。
僕も“原作班”の一人として、素晴らしいドラマをお届けできるよう関わり続けたいと思っています。
■書籍内容お前に一つだけ伝えておく。絶対に俺を裏切るな――。父を亡くし、空虚な心を持て余した税理士の栗須栄治はビギナーズラックで当てた馬券を縁に、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」のワンマン社長・山王耕造と出会う。
■著者紹介:早見和真(はやみ・かずまさ)1977年、神奈川県生まれ。2008年『ひゃくはち』で作家デビュー。2015年『イノセント・デイズ』で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。2020年『ザ・ロイヤルファミリー』でJRA賞馬事文化賞と山本周五郎賞を受賞。その他の著書に『ぼくたちの家族』『95 キュウゴー』『店長がバカすぎて』『笑うマトリョーシカ』『八月の母』『アルプス席の母』『問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい』「かなしきデブ猫ちゃん」シリーズ(絵本作家かのうかりん氏との共著)、ノンフィクション作品に『あの夏の正解』『ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間』がある。
■書籍データ【タイトル】ザ・ロイヤルファミリー
【著者名】早見和真
【発売日】2022年11月28日
【造本】文庫版、電子版
【定価】990円(税込)
【ISBN】978-4-10-120693-6
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