Revit操作をAIで実現するアドインツール|シリーズ第3弾

株式会社Arent(本社:東京都港区、代表取締役:鴨林広軌、証券コード:5254 東証グロース)は、意匠設計における操作負荷を軽減する新ツール「Lightning BIM AI Agent」を開発し、2025年8月末に正式リリース予定です。

本ツールは、建築設計分野で広く利用されているBIM(Building Information Modeling)ソフトウェア「Autodesk Revit」上で動作する、アドイン型のAIアシスタントです。
ユーザーが自然言語で指示を入力するだけで、反復的な作業や属人化しやすい操作をAIが自動で実行します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63436/93/63436-93-c32b5576c078fd2dc408a67bad3eb254-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ Arentの戦略と本製品の位置づけArentは、建設業界の業務をSaaSアプリケーションにより機能単位で再構築し、API連携によって統合する「アプリ連携型プラットフォーム」戦略を推進しています。
本製品はその戦略の一環であり、BIM設計業務の属人性や反復作業の多さといった課題に対応。今後は構造設計や施工分野などにも展開し、自社製品との連携による業務横断的な自動化をさらに加速していきます。
■Lightning BIMシリーズについてLightning BIMは、「Autodesk Revit」の高度な機能を活かしながら、BIM関連業務をより直感的かつ効率的に行える環境を提供するアドインソフトウェアシリーズです。

シリーズ名には、“光のように速く、軽やかに”業務を進められる未来への願いが込められており、Revitのポテンシャルを最大限に引き出すことで、より多くのユーザーがBIMを活用できる社会の実現を目指しています。

これまでに第1弾「Lightning BIM 自動配筋」、第2弾「Lightning BIM ファミリ管理」を展開しており、今回の「Lightning BIM AI Agent」は、シリーズ第3弾として新たに登場する製品です。
■ 製品概要- 製品名:Lightning BIM AI Agent
- 対象業務:Revitにおける意匠設計、設備・構造設計、施工全般(要素編集・ファミリ検索・操作代行など)
- 対象顧客:設計事務所、ゼネコン、サブコンなどBIM活用企業
- 提供形態:Autodesk Revit向けアドイン(クラウド連携型)
- 価格:詳細はお問い合わせください
- 提供開始:2025年8月末(Autodesk App Storeにて公開予定)

■機能とメリット「Lightning BIM AI Agent」は、BIMソフト「Autodesk Revit」上で動作するAIアシスタント型のアドインソフトです。最大の特長は、自然言語での指示によって、煩雑な操作や繰り返し作業を自動で実行できる点にあります。

たとえば、設計者がチャット形式で「すべての梁を柱と同じ面にそろえて」や「すべての床を基準レベルから50mm下げて」といった指示を入力すると、AIが指示の中から「どの階の」「どの部分にある」「どんな種類の部材か」といった情報を自動的に読み取り、該当するすべての要素を特定して処理します。

従来は複数の操作ステップやマニュアル検索を要していた作業が、数分で完了することから、属人化の解消や業務の効率化に大きく寄与します。
主な機能(抜粋)
- 自然言語による操作
専門知識がなくても、日常的な言葉でRevitを操作可能
- インテリジェント検索
曖昧な表現でも、AIが文脈を読み取り正確に要素を特定
- 簡単インストール
数クリックで導入可能。
既存ワークフローを変えずに利用可
- 多言語対応
日本語・英語に対応。国際プロジェクトにも適応

▼実際の操作を動画で見る
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=UYwEzMwcKNk ]

■ リリースと今後の展開本製品は2025年8月末よりAutodesk App Storeにて提供開始予定です。
同時に無料トライアルやプロモーション動画の公開を通じて、導入促進を図ります。

また今後は、施工BIMや構造設計への対応を進めるとともに、他のLightning BIMシリーズや専門SaaSとの連携により、設計から施工、維持管理までを一貫して支援するAIベースの統合プラットフォームへと進化していく予定です。具体的には、「表示・非表示の切り替え」「断面図の作成」「パラメータの変更」など、より多様な指示への対応を段階的に実装していきます。
■お問い合わせ先製品の詳細やお問い合わせについては、以下よりご確認ください。
https://lightningbim.com/aiagent
株式会社Arentについて「暗黙知を民主化する」をミッションに、建設業界のDXを推進する企業です。クライアント企業と共に課題解決に取り組む「DX事業」と、自社SaaSを展開する「プロダクト事業」の二軸で事業を展開しています。BIMを誰でも直感的に扱えるように設計されたRevit向けプラグイン群「Lightning BIM」シリーズをはじめ、近年はM&Aを通じて、PlantStream(R)、BUILD一貫シリーズ、現場ナビ工程、申請くんfシリーズなどの製品をグループに加え、建設業界が抱える構造的な課題に対し、テクノロジーの力で解決に取り組んでいます。
【会社概要】
- 会社名:株式会社Arent
- 所在地:東京都港区浜松町2-7-19 KDX浜松町ビル
- 代表者:代表取締役社長 鴨林広軌
- 設立:2012年7月2日
- 資本金:8億11百万円
- 事業内容:建設・プラント業界向けDX支援、システム開発・販売
- Webサイト:https://arent.co.jp/
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