相続未経験者の9割が無策と判明、あなたの家族は大丈夫ですか

「相続って何から手をつければいいの?」誰もが漠然と抱えるそんな疑問に答えるべく、アディーレ法律事務所(東京都豊島区、代表弁護士:鈴木淳巳、以下「アディーレ」)は、「相続に関する不安と対策に関する実態調査」を実施しました。相続が「自分ごと」として捉えられにくい現状を踏まえ、本調査では、一般の方々が相続に対して抱える不安や対策状況、専門家への相談意向などを詳細に調査。
相続のリアルな実態を明らかにし、相続を“自分ごと化”するためのヒントと課題提起を目的としています。

■アンケート調査概要
相続がなかなか「自分ごと」されにくい状況が推測される中、相続に対しどのような不安を感じ、どのような対策をしているのかを明らかにするため、相続に関する実態調査を実施しました。本調査は、アディーレが各種法律サービス相談者を対象に実施したもので、相続経験の有無による不安の差、対策状況、相談意向などの実態を明らかにし、相続を“自分ごと化”するためのヒントと課題提起を目的としています 。
調査期間:2025年6月30日~7月1日、7月9日~7月17日
調査方法:各種法律サービス相談者に対しSMSでアンケートURLを配信
有効回答数:619件
調査主体:アディーレ法律事務所
調査対象:上記期間にアディーレが相談を受けた全相談者(SMSでの連絡を希望されない方、携帯番号が不明な方は除外)
回答者属性:
・性別:男性約64%、女性約36%
・年代:60代以上が約29%、50代が約28%、40代が約24%、30代が約12%、20代が約6%
・相続経験者(自分が相続人として経験した、親族の相続を手伝った):184名 
・相続未経験者(相続の経験はないが関心がない、特に関わったことはない):486名
 ※相続経験者・相続未経験者の数字には、複数回答が含まれています。

■アンケート結果
相続は誰にでも起こり得るにも関わらず、実際に対策をしている人はわずかであることが今回の調査で明らかになりました。アディーレの調査では、相続未経験者の約9割が対策をしておらず、8割近くが「不安はない」と回答しています。一方で、相続経験者は未経験者と比べ、不安を感じる傾向があり、専門家への相談意向も約6割弱と高いことが判明しました。

不安の多くは「手続きの進め方」や「相続税の金額」など、制度の複雑さに関するものでした。また、トラブル要因としては「人間関係」と並んで「手続きの煩雑さ」が上位に挙げられています。相談したい専門家では弁護士が最多でしたが、相続経験者は弁護士、税理士、司法書士など、複数の専門家の知見が必要となる複雑な領域であると実感している傾向が見られました。

相続経験者ほど「不安」「相談意向」が高い傾向
・相続経験者の約7割が相続に対して何らかの不安を感じており、専門家への相談意向も4割を超えています。
・一方、未経験者の約8割が「不安はない」と回答し、専門家への相談意向があるのは約11%にとどまりました。


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最も不安に感じるのは「手続きの順番・進め方がわからない」
・不安の上位は「手続きの進め方」「相続税・贈与税の金額」「遺産分割の方法」でした。
・これらの結果から、複雑な手続きと制度理解の難しさが、相続対策を遠ざける一因となっていると推測されます。
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「人間関係」が最大のトラブル要因
・トラブルになりやすい原因のトップは「人間関係の悪化」で、「手続きの複雑さ」「話し合いの欠如」がそれに続きます。
・相続経験者では「手続きが煩雑・面倒」の割合が高く、手続きもトラブルの要因になると認識されていることが伺えます。
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対策をしている人は少数派、約8割が“無策”
・相続経験者でも約6割が「何もしていない」と回答しており、未経験者では約9割が無対策であることが判明しました。
・不安を抱えながらも、具体的な行動に移せていない状況が伺えます。
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相続経験者の専門家への相談意向は約4割強と未経験者と比べて高い傾向
・専門家への相談意向があるのは全体の約2割強にとどまりますが、相続経験者の約6割は相談意向があり、相続を経験したからこそ専門家の必要性を強く感じていると推測されます。
・相談したい専門家のトップは弁護士でした。
・相続の経験を通じて、弁護士、税理士、司法書士など複数の専門家の知見が必要となる複雑な領域であると実感している傾向が見られました。

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今回の調査で浮き彫りになったのは、「相続はいつか起こるけれど、まだ先のこと」と多くの人が感じている現実です。しかし、相続を経験した人々は、手続きの煩雑さや人間関係の難しさを痛感し、事前の対策や専門家への相談の重要性を強く認識しています。相続は決して他人事ではありません。
家族が集まるこの機会に、ぜひ一度、相続について話し合ってみてください。そして、少しでも不安を感じたら、専門家への相談という第一歩を踏み出すことが、「争族」を防ぐ何よりの対策となります。


<遺産相続サービスサイト>
https://www.adire-souzoku.jp/

【アディーレ法律事務所について】
法人名称:弁護士法人AdIre法律事務所(第一東京弁護士会所属)
代表弁護士:鈴木淳巳(愛知県弁護士会所属)
本店所在地:〒170-6033 東京都豊島区東池袋三丁目1番1号 サンシャイン60
URL:https://www.official.adire.jp/
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