[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23638/125/23638-125-d2eb5ae96f1e9afc776ff99de4f185b6-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
世界遺産 マヤ文明「コパン遺跡」
ホンジュラス共和国は、中央アメリカに位置し、良質なコーヒーの産地として知られると共に、国内にマヤ文明の貴重な遺跡を有する国です。その中でも、1980年にユネスコ世界遺産に登録された「コパン遺跡」は、精巧な石碑や、マヤ文字が刻まれた「神聖文字の階段」に代表される、極めて芸術性の高いマヤ文明の至宝として世界的に知られています。
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世界遺産 コパン遺跡
文化遺産の新たな体験価値を創出
コパン遺跡の特徴としてピラミッドの地下に重層的に前時代の神殿が重なって埋まっており、その最深部とされている地下神殿と調査用のトンネルを含む非公開区画の高密度な点群データ(撮影:TOPPAN株式会社)を基に、遺跡の姿を忠実にデジタル空間に再現したものです。考古学的な価値が非常に高い一方で、保存のために一般立ち入りが禁じられている遺跡内のトンネル探検をVRによって疑似体験する事が出来るようになりました。利用者は「Meta Quest 3」を装着することで、時空を超えてマヤ文明の謎に迫り、コパン遺跡についての深い理解と臨場感あふれる体験ができます。文化遺産の新たな鑑賞・学習方法として、また、現地の観光を振興するコンテンツとしての活用が期待されます。現地主言語であるスペイン語の他、英語、日本語の三か国語に対応し、誰もが迷わず体験出来る仕組みづくりと、持続的な展示運営を可能にするため、現地スタッフへの技術指導までも含めた支援を行ないました。
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長く掘り巡られた調査用トンネル
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時代を経て重層的に構築された複雑な地下神殿
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国際的に連携した研究者たちによる開発検討
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現地スタッフによる体験展示案内
新技術開発で19億点の点群データのVR化を実現
開発における最大の課題は、19億点にも及ぶ広域・高密度の点群データを、VRで滑らかに表示することでした。この課題を解決するためホロラボでは、大規模な点群データを処理負荷による遅延なくリアルタイムに描画するための新しい高速点群表示システム「Dawn」を開発しました。(特許出願中)
「Dawn」は、独自のデータ圧縮技術によりデータサイズを最大95%削減しながら、必要な情報を保持します。加えてユーザーの視点に応じて必要な部分を最適に描画する技術を組み合わせることで、元の高密度な点群の数を間引いたり分割する事無く、一般的なPCやVR機器、スマートフォンやタブレットでも快適な点群再生を可能にします。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=HmkQIesdVdM ]
基盤技術「Dawn」の詳細は下記URLをご参照ください。
https://hololab.co.jp/services/packages/dawn/
国際的な産官学連携による実現
本プロジェクトは、各分野の専門知識を結集した国際的な産官学連携によって実現しました。
ホンジュラス国立人類学歴史学研究所(IHAH): 遺跡の管理、学術的知見の提供
独立行政法人国際協力機構(JICA): 無償資金協力による事業全体の支援
公立小松大学 次世代考古学研究センター: マヤ考古学の専門家として全面的な監修
株式会社ホロラボ: VR開発および新技術開発を含む技術協力
関係各位概要
ホンジュラス国立人類学歴史学研究所(IHAH)ホンジュラス共和国の文化遺産の保護・研究・普及を担う国立政府機関。コパン遺跡をはじめとする国内の重要な考古学公園や国定史跡を管理し、その学術的価値を明らかにすると共に、歴史教育や文化振興を通じて国民のアイデンティティ形成にも貢献しています。
独立行政法人国際協力機構(JICA)日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関。「人間の安全保障」と「質の高い成長」の実現をミッションに、技術協力、有償資金協力、無償資金協力といった多様な援助手法を組み合わせ、開発途上国の抱える様々な課題の解決に貢献しています。
公立小松大学 次世代考古学研究センター中村誠一特別招聘教授(センター長)が率いる、マヤ文明研究の世界的拠点。「デジタル技術と人文学の融合」を掲げ、3次元計測や宇宙素粒子を用いた内部調査といった最先端の科学技術を駆使して文化遺産を非破壊的に調査・記録し、その持続可能な保存と活用、社会貢献を目指しています。
株式会社ホロラボホロラボはXR/空間コンピューティングと、BIM/フォトグラメトリや3D都市モデルなど3D空間データや技術とそれらが生み出す新しい体験をテーマにしたテクノロジー集団です。目の前のWowな体験からまちづくりDXにおける都市のデジタルツインに至る、広がりゆく領域の最先端を常に学び、広く世の中の皆さんに発信、共に楽しみます。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23638/125/23638-125-46b6d4b19f6e32ed1dbbd05c15df02bf-2551x2551.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
正式名:株式会社ホロラボ
英語名:HoloLab Inc.
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田8-3-6
資本金: 93,940,000円
代表者:中村薫 (代表取締役CEO)
設立日:2017年1月18日
ウェブ:https://hololab.co.jp
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