一般財団法人日本財団スポGOMI連盟(本社:東京都港区、代表理事:玉澤 正徳、以下「日本財団スポGOMI連盟」)が主催する「日本財団スポGOMIワールドカップ2025」の国内大会について、47都道府県で実施された予選が終了し、全都道府県の代表チームが決定したことをお知らせいたします。予選を勝ち抜いた47チームは、2025年9月21日(日)に東京都内で開催する日本STAGE(日本代表決定戦)に出場し、世界大会への切符をかけて競います。
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競うほど、まちも海もきれいになる――“ごみ拾い”をスポーツにした日本発の競技「スポGOMI」[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/165301/25/165301-25-e29bfe20390909eabbdc6ead84fb9ce3-1797x1350.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
島根STAGEの参加チーム
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三重STAGEの参加チーム
スポGOMIは「スポーツ×ごみ拾い」の略で、2008年に日本で誕生したユニークな競技です。
3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じたポイントを競います。この競技の最大の特徴は、「ただのごみ拾い」ではなく「勝敗を競うスポーツ」であること。
「ごみ拾いはスポーツだ!」というミッションのもと、参加者は勝敗をかけてまちのごみを戦略的に拾い、その結果としてまちから海へ流れ出るごみを未然に防ぐことを目指しています。
47都道府県代表が東京に集結!世界大会への切符をかけた“日本代表決定戦”
9月21日(日)に開催する日本STAGEは、2025年10月に開催する「日本財団スポGOMIワールドカップ2025 FINAL」への出場権をかけた日本代表決定戦です。FINALには世界34カ国の代表チームが出場予定で、今回の日本STAGEを制した1チームだけが、日本代表として“世界一”をかけた戦いに挑みます。
※「日本財団スポGOMIワールドカップ 日本STAGE」出場チーム一覧はこちら
国内予選には1,049チームが参加、集めたごみの総重量は4,411.9kg!深刻化する海洋ごみ問題への挑戦
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今回の国内予選には、全国各地から合計1,049チームが参加し、3,000人以上が「スポGOMI」に挑戦しました。その成果として集められたごみの総重量は4,411.9kgにのぼります。これは単なる競技結果ではなく、世界的に深刻化する「海洋ごみ問題」への挑戦でもあります。
環境省の推計(※)によると、世界では年間約800万トンものプラスチックごみが海に流出しており、その約8割はまちから発生しているとされています。私たちの暮らすまちでも、タバコの吸い殻やペットボトル、空き缶、レジ袋などが道端に捨てられ、雨や風によって側溝や河川を経由し、やがて海に流れ込んでいます。
さらに、海に流れ出るごみの約7割はプラスチックであり、このまま有効な対策を取らなければ、2050年には海に存在するプラスチックごみの重量が魚を上回る可能性があると予測されています(※)。
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現在、海外予選も同時に進行しており、今年は日本を含む34カ国が参加を表明。現時点で海外27カ国・774チームが参加し、すでに9,553.2kgのごみを回収しています。国内にとどまらず、いまや世界各地でスポGOMIを通じたアクションが広がり、海洋ごみ削減に向けた機運はますます高まりを見せています。
※出典:環境省『令和2年版 環境・循環型社会・生物多様性白書』第1部 第1章 第3節
スポGOMIアンバサダーの松田 丈志氏・田口 亜希氏が日本STAGEに登場! 今回の日本STAGEには、日本水泳連盟アスリート委員長でオリンピアン(競泳)の松田 丈志氏、パラリンピアン(射撃)の田口 亜希氏が「スポGOMIアンバサダー」として登場します。両氏は「スポーツを楽しみながら環境課題に取り組む」というスポGOMIの理念に共感し、本大会を応援いただくことになりました。
アンバサダーに関する詳細はこちらよりご確認ください。
「日本財団スポGOMIワールドカップ2025 日本STAGE」開催概要
日時:2025年9月21日(日)10:30~13:15(終了予定)
会場:東京都内
内容:競技時間60分で決められたエリアでごみを拾い、重量と種類に応じたポイントを競う
(参考:ルール動画)
主催:一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
企画協力/助成:公益財団法人日本財団
「日本財団スポGOMIワールドカップ2025 FINAL」開催予定
日時:2025年10月29日(水)
会場:東京都内(※競技の公平性を保つため、会場の詳細は大会直前に発表予定)
→ 世界34カ国(予定)の代表チームが集い、“世界一”の称号をかけて競う最終決戦
「スポGOMI」と「スポGOMIワールドカップ」についてごみ拾いを競技化した非常にユニークな日本発祥のスポーツ「スポGOMI」は、2008年の誕生以来、仲間を拡げ国内に限らず世界的なムーブメントとして気運が高まりつつあります。その契機となったのが、2023年に初の世界大会として開催した「スポGOMIワールドカップ」です。世界各国から参加チームが集まり、競技として熱戦を繰り広げるなかで、国を超えた友情と連携が生まれ、さらには「自分たちの住む地球をきれいにしたい」という想いを一同で共有することができました。
世界的に深刻化する海洋ごみ問題、この8割は私たちの住むまちから流出しているとされます。この課題に対してスポGOMIは、「ごみ拾いはスポーツだ!」というミッションのもと、体を動かし汗を流すこと、チームを組んで勝敗を競うこと、このスポーツならではの醍醐味を活かしながら、環境問題を自分事として考えアクションできる唯一の競技としてその裾野を徐々に拡大しています。
日本発祥のスポGOMIの世界大会「日本財団スポGOMIワールドカップ2025」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団スポGOMI連盟が実施しております。
公式サイト:https://nf-spogomiwc.com/
<団体概要>
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
ごみ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらごみを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までごみを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に寄与することを目的としております。
https://nf-spogomiwc.com/
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日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/
※「日本財団スポGOMIワールドカップ2025」は、日本財団の助成事業です。
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