昭和医科大学歯科病院にて、口腔外科手術用ナビゲーションシステムの更新導入

ブレインラボ製「Kick(R) 2」および「Elements」による高度な手術支援体制を構築2025年8月、ブレインラボ株式会社（本社：東京都港区）は、昭和医科大学歯科病院（東京都品川区）において、顎顔面（CMF：Cranio-Maxillofacial）領域に特化した手術用ナビゲーションシステム「Kick(R) 2」および手術計画ソフトウェア「Elements」を更新導入いたしました。[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73157/13/73157-13-6e6a73b10246f294f79be7c1cbfdc0d0-1548x2250.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]手術用ナビゲーションシステム「Kick(R) 2」[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73157/13/73157-13-2983024eba935017c9000e401a6ec8a2-1440x1080.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]手術計画ソフトウェア「Elements」 - ミラーリング機能本システムは、術前の3Dシミュレーションから術中のリアルタイムナビゲーションまでを一貫して支援するものであり、特に顎変形症などの複雑な口腔外科手術において、高精度かつ高い安全性を備えた治療の実現に寄与します。昭和医科大学歯科病院では、審美性と機能性の両立を重視した治療方針のもと、CTデータを活用した詳細な術前計画とナビゲーション技術による術中支援を積極的に導入しており、今回のシステム更新は、こうした高度な医療体制をさらに強化する取り組みです。「Kick(R) 2」および「Elements」は、幅広い診療科に対応可能な高精度手術支援システムであり、今回の導入ではCMF領域に特化した構成と専用ソフトウェアが採用されています。「Elements」には、患者様ごとにターゲット構造やリスク部位を高精度で自動描出する機能が搭載されており、より正確な手術のシミュレーションと個別最適化された手術計画の立案が可能です。また、「Kick(R) 2」による術中ナビゲーション支援により、リアルタイムで解剖構造を確認しながら手術を進めることができ、手術の精度向上と安全性の確保に大きく貢献します。今回の導入にあたり、昭和医科大学歯科病院 病院長 槇 宏太郎先生は次のように述べられています。「当院では、2016年に初代『Kick』を導入して以来、8年間で580件以上のナビゲーション支援下手術を実施してまいりました。口腔外科領域に対応したナビゲーションシステムを有する医療機関は国内でも非常に限られており、当院の手術支援体制は、先進性と高い専門性を兼ね備えたものと考えております。今回のシステム更新は、中長期的な視点から、より持続可能で安全性の高い手術環境を整備するための戦略的な取り組みと位置付けています。」また、昭和医科大学歯学部口腔外科学講座 顎顔面口腔外科学部門 教授 大場 誠悟先生は、次のように期待を寄せられています。「顎変形症手術に対する下顎枝矢状分割術（SSRO）やLe Fort I型骨切り術（ルフォー I型骨切り術）など、輪郭形成や咬合改善を目的とした手術においては、安全性と審美性との両立が求められます。その実現には、骨片位置や骨切りラインの精度などを定量的に評価できる、手術の可視化と検証が不可欠です。本ナビゲーションシステムを活用することで、手術計画と術中操作の整合性を高精度で維持できるほか、術後評価においても客観的なデータに基づいたフィードバックが可能となります。また、術中に手術機器をリアルタイムでナビゲートできるため、顎関節など複雑な解剖形態をもつ領域の手術を安全にできると考えています。今回のシステム更新により、3Dグラフィックスやナビゲーション技術の進化を活用した、より高精度で信頼性が高い安全な手術が実現することを期待しています。」さらに、当社 ナビゲーション/iORSビジネス部 部長 惠藤信一郎は次のように述べています。「『Kick(R) 2』は、口腔外科領域に薬事適用された脳神経外科手術用ナビゲーションユニットであり、CMF領域に特化したナビゲーションソフトウェアを搭載しています。今回の更新導入を通じて、日本国内における口腔外科手術のさらなる高度化・標準化に貢献し、ナビゲーション支援手術の一層の普及を目指してまいります。」【製品概要】販売名：Kickナビゲーションシステム （医療機器承認番号：22500BZX00283000）販売名：Elementsサージカルアドバンス （医療機器認証番号 : 227AABZX00098000）【ブレインラボについて】ブレインラボは、診断から治療に至るまでの医療ワークフローをデジタル化することで、医療従事者と患者の双方に、より優れた治療の選択肢を提供しています。革新的なデジタルエコシステムは、世界120か国・4,000以上の医療機関において、現代医療技術の基盤として活用されています。本社をドイツ・ミュンヘンに構えるブレインラボは、35年以上にわたりヘルスケアテクノロジーの最前線を牽引しており、世界25拠点に約2,000名の従業員を擁し、医療バリューチェーン全体にわたる専門性を活かしてグローバルに事業を展開しています。ブレインラボ株式会社 https://www.brainlab.com/ja/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000073157.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp

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