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北海道ワイン株式会社(本社:北海道小樽市、代表取締役社長 嶌村公宏 以下、当社)は、森永製菓株式会社(東京都港区)が開発・販売するチョコレート菓子「小枝」の新商品に、当社と日油株式会社(東京都渋谷区)が共同開発した「北海道白ぶどう果皮パウダー」が採用されたことをお知らせいたします。
当社では、国産ぶどう100%のワインづくりの過程で生まれる果皮を廃棄することなく、可能な限り資源として活用すべく独自の技術により粉末化し、食品素材としての用途開発を進めてまいりました。
ぶどうの個性をやさしく忍ばせたおいしさに、北海道のワインづくりで生まれたサステイナブルな物語がそっと加わった新商品です。
誰もが知るロングセラー商品に、当社の素材をご採用いただけたことは、私たちにとって大変光栄であり、新規事業としての取り組みの成果が形となったものと受け止めております。
北海道の大地で育まれたぶどうが、新たなかたちで生活者の皆さまの日常に寄り添う存在となるよう、今後も地域資源の価値向上と持続可能なものづくりに取り組んでまいります。
ナイヤガラぶどう果皮のパウダー化 開発ストーリー―北海道白ぶどう果皮パウダー。 原料は北海道産白ぶどう、ナイヤガラ種100%―
ナイヤガラは、北海道では生食用として親しまれてきた品種で、甘ずっぱい香りと風味が特徴です。また、秋の訪れを告げる存在として、季節の味わいとして深く根付いてきました。
当社では、このナイヤガラを用いてワインを醸造しており、その際に生じる副産物――果皮残渣に含まれる成分に着目し、研究を重ねてまいりました。
素材の状態を適切に見極め、各工程を丁寧に管理することで、北海道産ナイヤガラ種100%の果皮を用いたパウダー化を実現しました。
なお、果皮パウダー化に先立つ工程である果皮と種子を分ける技術は、当社と地方独立行政法人北海道立総合研究機構による共同発明として特許を取得しており、副産物を有効に活用する先進的な取り組みとして期待されています。
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北海道白ぶどう果皮パウダーの原料となる「ナイヤガラ種」(撮影地:北海道余市町 北海道ワイン契約栽培農場)
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パウダー化前のぶどう乾燥残渣(果皮)。果皮と種子を分ける技術は、特許を取得しています。
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パウダー化後。原料乾燥から粉末化に至るまで、本社工場で自社管理のもと一貫して実施しています。
―副産物に、新たな価値を。 日油株式会社との共同開発による、北海道産ぶどう由来の機能性素材―
さらに、当社と日油株式会社が共同開発した「北海道白ぶどう果皮パウダー」は、機能性成分として抗炎症作用のあるオレアノール酸やポリフェノールを含んでおり、肌のうるおいをサポートすることが期待されます。「ぷるぶどう TM」、「Moistup Grape TM」といった商標(出願中)の使用が可能であり、美容・健康食品にもご利用いただける、広く付加価値化された素材です。
―ぶどうの力を、地域の力に。 副産物を活かす、新しいサステイナブルのかたち・地域循環モデル―
また、果皮や種子を価値ある素材へと再生する取り組みは、地域資源の循環を促し、サステイナブルな日本ワイン造りの実現にもつながっています。そこから生まれた付加価値は、原料ぶどうを育てる契約農家への還元にも結びつき、持続可能なぶどう栽培を支える重要な基盤となります。
画像:全国で広く親しまれる、当社の定番ナイヤガラワイン
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おたるナイヤガラ
ナイヤガラ種が持つジューシーでフルーティーな味わいのやや甘口の白ワイン。
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おたる特撰ナイヤガラ
ナイヤガラ種の華やかな香りとコクのある甘口の味わいが楽しめる白ワイン。
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おたるナイヤガラスパークリングワイン
爽やかなナイヤガラ種の味わいと爽快な泡感が楽しめるスパークリングワイン。
<上記ワインは、公式オンラインショップにてお求めいただけます>
おたるナイヤガラ おたる特撰ナイヤガラ おたるナイヤガラスパークリング
商品概要- 商品名:期間限定 小枝<白ぶどう>
- 特徴:北海道白ぶどう果皮パウダーを1.4%配合(生換算)
- 製造・販売:森永製菓株式会社
- 販売エリア:全国(量販店・小売店他)
- 発売時期:2025年(令和7年)9月9日(火)より※なお、地域・店舗により取扱い状況が異なる場合がございます。
会社概要北海道ワイン株式会社
所在地:北海道小樽市朝里川温泉1丁目130番地
設立:1974年
事業内容:酒類製造業
(北海道産および日本産原料ぶどう100%使用の非加熱生ワインの醸造、ビール製造)と販売、原料ぶどうに係わる営農指導・管理・調達、ぶどう圧搾残渣に係わる新規事業、ワイナリー直売所・見学事業の運営
森永製菓株式会社
所在地:東京都港区芝浦1丁目13番16号
創業:1899年
事業内容:菓子、食品、冷菓、健康食品などの製造・販売
日油株式会社
所在地:東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号
創立:1937年
事業内容:機能性食品素材、化成品、医薬・化粧品原料などの製造・販売
北海道ワイン株式会社について[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140719/23/140719-23-f808efa48713b63728b2393853402482-600x424.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
小樽市の本社ワイナリーにて、年間200万本を超える日本ワインを醸造しています。
後志ヴィンヤード(北海道仁木町)、鶴沼ワイナリー(北海道浦臼町)、能登ヴィンヤード(石川県穴水町)の3か所の直轄農場では、ヨーロッパ系品種を中心に40種以上のぶどうを栽培しております。
これらの拠点において、人の細やかな手仕事に支えられた高品質なぶどう栽培を基盤とし、サステイナブルな農法やスマート農業を融合させ、国内外のワインコンクールにおいて高い評価を獲得してまいりました。
また、全国約200軒の契約農家とともに、日本ワインの発展を支える取り組みを続けており、こうして生まれるワインは各地で広く愛されております。
素材に関するお問合せ先
北海道ワイン株式会社 (本社)経営企画室
TEL:0134-34-2181(代表) 企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000140719.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp