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日本推理サスペンス大賞、新潮ミステリー倶楽部賞、ホラーサスペンス大賞の遺伝子を受け継いで2014年にスタートした新潮ミステリー大賞。『チェレンコフの眠り』が第35回山本周五郎賞候補となった一條次郎さん。短篇集『#真相をお話しします』が本屋大賞にノミネートされ、累計50万部を突破した結城真一郎さん。『ループ・オブ・ザ・コード』が第36回山本周五郎賞候補となり、『不夜島』で第77回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞した荻堂顕さんなど、常に唯一無二の才能を輩出してきました。
第十二回となる今年は、全応募作168篇のなかから九能式 尚(くのうしき・なお)さんの『彼女の終幕』が優秀賞に選ばれました。選考会では「かなり分量のある作品だったが、一気読みさせられた。読み終えた後、『わが人生に一片の悔いなし』と右手を突き上げるラオウの姿が思い浮かぶ、そんな力強い作品」(湊かなえさん)「物語に込められた強烈なメッセージ、それを心の底から叫ぶ著者の声が伝わってきた」(道尾秀介さん)と、大賞には届かなかったものの、“この作品を世に出さないわけにはいかない”とお二人の意見が一致し、今回の受賞となりました。選評および受賞作の抄録は、9月22日発売の「小説新潮」10月号でお読みいただけます。なお受賞作は小社より単行本として発売、贈賞式も開催予定です。新鋭の今後に、どうぞご期待ください!
■『彼女の終幕』あらすじ K大教授の月形源一郎が主催する孤島での催眠実験バイトに参加した大学生の僕と友人のキリカ。
しかし初日の夜、第一の殺人は起きた。厳重なセキュリティの中、犯人はどのように殺害を実行したのか? キリカが探偵として名乗りをあげるなか、突然頭上から降ってきた大音量の音楽によって僕は意識を失ってしまう……。
■著者プロフィール 九能式 尚(くのうしき・なお)
1975年生まれ。現在埼玉県在住。 企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002360.000047877.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp