この支援活動は、組合員から寄せられた能登半島の地震・豪雨災害への募金に支えられてきました。2024年1月に呼びかけを開始以来、募金額は合計で約1.9億円。こちらを原資として現地での活動を継続しています。
この1年間の主な歩み
■2024年9月~12月:緊急支援から生活再建の一歩へ
豪雨直後には、断水が続く輪島市や珠洲市の避難所・小学校に水やタオルを届け、福岡から軽トラックを持ち込み、土嚢や災害ごみの運搬も担いました。その後は寺院での泥出し作業に参加し、地域の復旧を後押し。11月には輪島市町野町で唯一のスーパー「もとやスーパー」が営業を再開し、住民とともに再建の喜びを分かち合いました。
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輪島市 町野小学校 輪島市 浄方寺
さらに珠洲市では、地域飲食店が立ち上げた「すずキッチン」が弁当販売と食堂運営を開始。グリーンコープは10月から食材提供や輸送支援を行い、住民の栄養と安心を支える取り組みに加わりました。
12月には能登町の「マッハコーヒー」がグリーンコープ全店舗で販売開始。被災地で生まれた「イカキングコーヒー」を組合員へ届けると同時に、売上の一部が能登町やボランティア団体に寄付される仕組みをつくり、地域経済と雇用の回復を後押ししています。
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珠洲市 すずキッチン 能登町 マッハコーヒー
■2025年1月~3月:防災と交流を重ねて
年明けには輪島市河井小学校の仮設合同校舎で防災用品の贈呈式を行い、小中学生約800人分のヘルメットや手袋、マスクを配布しました。
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輪島市 河井小学校 福岡市 アイランドシティフォーラム
■2025年4月~6月:地域の営みを取り戻す
春から初夏にかけて、被災地での新たな挑戦が始まりました。大谷地区にオープンした「みんなのスーパー長橋食堂」では商品提供やイベント支援を行い、5月には「道の駅すずなり」周年祭が、6月には「七尾市矢田郷フェスタ」に参加して、びん牛乳の試飲や焼鳥販売を実施しました。
一方で町野地区の保育園には、水質悪化に対応して水や食材を定期的に届け、子どもたちの給食を支えています。さらに能登高校や自立支援センターみずほのクッキー、能登ふれあい公社のブルーベリージャムなどを販売し、被災地の事業再建や雇用づくりにもつなげています。
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七尾市 矢田郷フェスタ 輪島市 まちの保育園
■2025年7月~9月:復興の拠点と継続的な支え
夏には珠洲市狼煙町に「狼煙のみんなの家」が竣工しました。グリーンコープは食材提供や輸送を担い、ここで定期的に行われる「みんなの食堂」に協力しています。
輪島市の大野町仮設住宅やまちの保育園でサロンを開き、たこ焼きや梅ヶ枝餅づくりで交流を後押ししました。現在も仮設住宅や地域イベントでの支援を重ねながら、復興の歩みに寄り添っています。
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珠洲市 狼煙のみんなの家 輪島市 大野町仮設住宅
被災地に寄り添い、これからも
豪雨災害から1年が経ちましたが、地域にはまだ多くの課題が残されています。
組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
https://www.greencoop.or.jp/
2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000205.000123722.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp