[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113020/20/113020-20-bf3a81d766721eb593e2c5ac9acb527b-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社BULL(栃木県宇都宮市、代表取締役社長/CEO:宇藤恭士、以下 BULL)と欧州のアリアンスペース社(Arianespace、本社:フランス・レミューロ、CEO David Cavailloles、以下 アリアンスペース社)は、宇宙デブリを低減するため、Ariane6ロケットへの宇宙デブリ化防止(PMD、Post Mission Disposal)装置「HORN」(以下 同装置)の実装に関する実現可能性の検討を実施し、2027年からの飛行実証を目指すステップに進むことを合意しましたのでお知らせいたします。
2024年、BULLとアリアンスペース社は、宇宙における持続可能性の重要性に関する共通認識に基づき、同装置のAriane6ロケットに対する実現可能性の検討について覚書(以下 MOU)を締結しました。
アリアンスペース社は、2021年にESAの「Net Zero Space」協定に署名し、フランスの宇宙活動法(FSOA)に準拠することを発表しています。持続可能な宇宙への積極的な取り組みは、同社にとって主要な優先事項のひとつです。今回の連携は、Ariane6ロケットが持続可能性目標の達成に貢献し、宇宙デブリの発生防止を可能にするものとして期待されています。
※過去のプレスリリース
株式会社BULL、アリアンスペース社との間で、宇宙デブリ化防止装置「HORN」の Ariane 6 ロケットに対する実現可能性について検討を開始(2024年10月4日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000113020.html
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113020/20/113020-20-3d714a7a7b28fdefbd665ae070107309-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
BULL社CEO 宇藤恭士(左)、アリアンスペース社CEO David Cavailloles 氏(右)
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BULL代表取締役 宇藤恭士
BULL代表取締役 宇藤恭士のコメント「惑星間の行き来を『当たり前』にする」というビジョンのもと、BULLは日本から世界へ向けて、宇宙利用の新しい常識を築く挑戦を続けています。このたび、欧州を代表する世界的企業であるアリアンスペース社 との協業をさらに前進させ、当社の宇宙デブリ低減装置 HORN を Ariane 6 ロケットに 実際に適用することを視野に、その実現可能性を確認する取り組み を進めることは、宇宙環境の持続性を高めるうえで極めて意義深い一歩です。BULLは今後も、日本および欧州を基点とした国際的な連携を深め、持続可能な宇宙開発への貢献を着実に進めてまいります。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113020/20/113020-20-c6e2a421118d3b78c7780c9a7c9c927b-500x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アリアンスペース社 CEO David Cavailloles 氏のコメント宇宙輸送をリードする立場として、当社はこれまで責任ある宇宙利用を目指してきました。BULL は宇宙デブリ低減の解決策を提供する先駆的な企業であり、今回の革新的な協力は、この重要な課題に私たちが真摯に取り組んでいる姿勢をあらわすものと考えます。持続可能な宇宙活動への貢献は当社の最優先事項のひとつであり、新しい解決策を後押しすることが、持続可能な未来へつながると強く信じています。
出典:https://newsroom.arianespace.com/arianespace-and-bull-further-collaboration-for-space-debris-mitigation-on-ariane-6
■株式会社BULLについて
BULLは「地球内外の惑星間の行き来を『当たり前』に」をビジョンに掲げ、「天体への(再)突入技術を活かし宇宙利用サービスを安価・簡潔に提供」することを目指すスタートアップ企業です。栃木県宇都宮市を拠点とした産学官連携による事業を推進しています。宇宙デブリの発生を防止する装置開発、軌道利活用のための微小重力実験衛星・装置の開発を進め、新たな時代の宇宙開発におけるSDGsに貢献します。
社名 :株式会社BULL(ブル)
本社住所:栃木県宇都宮市中央三丁目1-41-4
代表者 :代表取締役 / CEO 宇藤恭士
設立 :2022年11月
事業内容:宇宙デブリ対策事業、軌道利活用関連事業
URL :https://bull-space.com/
■アリアンスペース社について
地球から軌道へ。アリアンスペース は、地球観測を目的とした科学ミッション、通信・航行システムの向上など、さまざまな分野において、宇宙に向かうお客様の挑戦を支えます。当社は、欧州宇宙機関ESAが、製造主契約者アリアングループ社と共に開発したAriane 6を運用しています。創業以来45年間に150を超える世界の官民の顧客との契約の下、1100機を超える衛星を打上げました。本社をフランスのレミューロに置き、南米ギアナに打上げ基地を、ワシントン、東京、シンガポールにそれぞれ拠点を構えています。当社はアリアングループを親会社とし(株式保有率74%)、さらに欧州宇宙企業15社の株主によって支えられています。ESAとフランス国立宇宙研究センターCNESは当社の諮問委員会メンバーです。
社名 :Arianespace
本社住所:c/o ArianeGroup, 51 Route de Verneuil 78130, Les Mureaux, France
代表者 :David Cavailloles
設立 :1980年
事業内容:ロケット打上事業
URL :https://www.arianespace.com/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000113020.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp