本蓄電所は、出光興産兵庫製油所跡地の遊休地において、送配電ネットワークへ直接接続する蓄電池システムを設置し、時間帯に応じて電力を充放電することで電力需給バランスの調整に寄与します。
地域の皆さまや関係各所のご理解・ご協力を賜りながら、安全を最優先に本蓄電所を運営するとともに、本事業を通じて、天候や時間帯の影響で発電量が変動する再生可能エネルギーの主力電源化を支える調整機能を担い、電力系統の安定化及びさらなる再生可能エネルギーの導入拡大に貢献してまいります。
【各社コメント】
出光興産は、2050年のカーボンニュートラル・循環型社会の実現に向け、さまざまな領域の社会実装に向けた挑戦を続けています。本事業において、当社はこれまで培った電力・再生可能エネルギー事業のノウハウや人材を活用し、蓄電池を用いたビジネスの収益モデルの確立を目指します。今後も、再生可能エネルギーのさらなる導入につながる取り組みを推進していきます。
レノバは、「グリーンかつ自立可能なエネルギー・システムを構築し、枢要な社会的課題を解決する」というミッションのもと、この度、当社初となる系統用蓄電所の運転を開始いたしました。本事業は、当社の中期経営計画に掲げる「2030年までに設備容量5.0GW(内、蓄電事業で0.9GW)」という目標達成に向けた重要な第一歩です。現在、蓄電事業の設備容量(建設着手済み)は260MWに達しており、今後も開発を加速させ、国内の蓄電事業におけるトップポジションを目指し、再生可能エネルギーの普及と電力系統の安定化に貢献してまいります。
長瀬産業は、「人々が快適に暮らせる安心・安全で温もりある社会の実現」をグループのビジョンとして掲げ、長年にわたって蓄電池の製造・販売に携わってまいりました。本蓄電所事業において、これまで培ってきた知見を生かすことに加え、今後は、蓄電所事業に必要となる蓄電池に関する商材、O&M・技術デューデリジェンスといったサービス・ソリューション提供にも取り組んでまいります。
SMFLみらいパートナーズは、再生可能エネルギーや省エネ機器の設備投資におけるさまざまなファイナンスサービスや、太陽光・バイオマス・水力などの再生可能エネルギー事業を通じたCO2フリー電力の供給、脱炭素に関する補助金支援サービスなどの事業を展開しています。本事業には、出資だけでなく、プロジェクトファイナンスのレンダーという立場で参画しております。
【姫路蓄電所の概要】
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54933/40/54933-40-b2e39e1bb8bb67faaf2c8f6ff2ebf02e-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(姫路蓄電所/2025年8月撮影)
[表: https://prtimes.jp/data/corp/54933/table/40_1_0e3ac44b68e931c18b50de106e807069.jpg?v=202510100646 ]
*1 電力の需要と供給のバランスを調整し、電力系統の安定化を図るための市場
*2 将来の電力供給力を確保するため、発電所の供給能力を取引し、必要な設備投資や維持費用を確保するための市場
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