地熱発電は、安定的に発電を行うことが可能なエネルギー源であるとともに、地域資源の有効活用を通じて産業振興や地域社会に貢献し、地域活性化にも資するものです。
こうした課題を踏まえ、経済産業省およびJOGMECは、地熱開発を加速化させるため、地熱資源の約8割が存在する自然公園内を中心に、有望地域において、「地熱フロンティアプロジェクト」を立ち上げることとし、今般、JOGMECは、初めての「地熱フロンティアプロジェクト」の候補地として、秋田県湯沢市を選定しました。
選定された地域では、事業者の開発リスクと開発コストの低減を図るため、JOGMEC自らが、地熱資源の調査(噴気試験を含む。)を行い、調査データ等を事業者に提供し、掘削した井戸を事業者の求めに応じて引き継ぎます。あわせて、政府が、地域の関係者との調整を積極的に支援していきます。
湯沢市は、「地熱のまち“ゆざわ”」として、長年にわたり、地熱資源の活用を推進しており、現在、市内では上の岱地熱発所と山葵沢地熱発電所が稼働しているほか、栗駒国定公園内の2地点で新たに地熱発電所の建設工事が進められています。
今後も新たな地熱発電所の稼働に向け、積極的に支援を進めてまいります。
参考- 地熱開発のモデル地区を認定(2019年8月6日)
- 地熱モデル地区 PROJECT 秋田県湯沢市
- 地熱フロンティアプロジェクトとして、秋田県湯沢市を候補地として選定しました(2025年10月31日 経済産業省ホームページ)
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