「Ideas worth spreading : 価値あるアイディアを広める」という理念を掲げた世界的に有名なトークカンファレンスであるTED。

 2020年9月20日、そのTEDとグロービス経営大学院の在校生・卒業生の有志による自主開催のTEDイベント「TEDxGlobisU」が開催されます。



プレスリリースはこちら↓

TEDxGlobisU 2020年9月20日(日)イベント開催確定 「~COMPASS~よりよい世界は、どこへ」スリーエム ジャパン株式会社 代表取締役社長昆政彦氏など登壇決定PR TIMES×



 今回はTEDxGlobisUのブランドイメージ統一やデザイン制作を担っているBranding Divisionのサブリーダーである小野原 麻衣さんにインタビューをしました。

 シンガポール在住にも関わらず、TEDxGlobisUの立ち上げメンバーとして運営に参加するほど、TEDxGlobisUへ強い想いを持っている小野原さん。

 どのような想いをもって臨まれていたのか、本番までにどのような葛藤があったのか、小野原さんのストーリーを伺ってみたいと思います。(取材、文=TEDxGlobisU 水谷)

■小野原さんがTEDxGlobisUに参画した理由を教えてください。



 TEDxGlobisUを通して「まだ知らない新しい世界観、モノの見方・捉え方を多くの人に届けたい」と思ったからです。これは私がベンチャー企業の人事として働いていた時に、TED Talksに救われた経験からきています。

 当時、アプリケーション開発を行っているベンチャー企業に勤めていました。多くの競合他社が参入してくる中、これまでのやり方を捨て、組織が大きく変わらなければいけない状況に置かれていました。また私個人としても人事部門の組織体制を立て直していかなければならないだけでなく、組織全体の将来を担うリーダーを育成をする役割も担っていました。しかし、なかなか組織全体が変わっていかず、非常にもどかしい思いをしていました。そんな時、ふとしたことがきっかけでTED Talksの「社会運動はどうやって起こすのか(デレク・シヴァーズ)」を視聴し、私が“踊る(動き始める)”ことで組織が変わるムーブメントを起こせることに気づきました。まずは私が動き始めることで周りの人を巻き込んでいき、徐々に組織全体を変えることができる経験をしました。



 今まで知らなかったモノの見方を知り、その考えを取り入れることで自分が変化し、周囲も変化していく。このような体験をTEDを視聴したことで経験できたことから、「より多くの方に新しい世界観を提供するだけでなく、新たなモノの見方を得ていただける機会づくりをしたい」と思うようになり、TEDxGlobisUに参画しました。

シンガポールから海を越えて届ける”新しい価値観” 〜 TE...の画像はこちら >>


【シンガポールにて子供と】

■TEDxGlobisUの活動されるなかで苦労したこと、工夫したことはありますか?

 実はTEDxGlobisUが発足した2019年9月当初、私はシンガポールに在住しており、オンラインで運営に参加していました。当時はオンライン会議が現在ほど浸透しておらず、打ち合わせで私だけがオンラインで会議に参加していることがほとんどでした。そのため、誰がどのような発言をしているのかがよく聞き取れなかったり、何か発言したいことがあってもタイミングを逃してしまうことが頻繁にありました。「オンラインを通してTEDxGlobisUに貢献する」ことを目標として取り組んでいましたが、非常にもどかしい思いをしていました。

 その後、コロナウイルス感染拡大の影響で、オンライン会議が徐々に当たり前となり、シンガポールからの運営参加もしやすくなりました。画面越しのみでしかメンバーに会えないからこそ、相手の考えや想いを尊重しながらコミュニケーションを取り、合意形成をするように心がけています。これまでの経験上、直接顔を合わせたことがないメンバーだけで組織運営をしたことがなかったので、当然うまくいかなかったこともありました。それでも、チームメンバーの熱い想いに支えられながら、試行錯誤をしながら難所を乗り越えることができたと思っています。



シンガポールから海を越えて届ける”新しい価値観”  〜 TEDxGlobisUという私の挑戦 〜


【オンライン会議の様子】

■TEDxGlobisU成功のために一番大事にしていることは何でしょうか?

 「やらない選択肢を選ばない」という姿勢を何よりも大切にしています。 

 TEDxGlobisUはグロービス経営大学院に通っている学生または卒業生による有志で構成されています。

参加メンバーは普段仕事をしているだけでなく、大学院の授業やご家族との時間も考えると、とても忙しいメンバーばかりなので、限られた時間の中でどのように合意形成して組織を前に進めていくのかは、当初からの大きな課題でした。しかし、そのような限られた時間の中で十分に議論できないことを理由に「できない」と言ってしまったら何も生まれない。限られた時間の中でも前向きな姿勢で少しずつ積み上げていけば、「素敵なTEDxGlobisUを皆さんに届けることができる」と信じて運営に携わっています。

■TEDxGlobisUに参加者するみなさんへメッセージをお願いします。

 TEDxGlobisUは「COMPASS」をテーマとし、参加者が1日のイベントを通して「自分のコンパスを見つける」ことを目指しています。私は「見つける」のもう一段階前の「知らない世界観を提供する」ことで、結果的に「新たな選択肢が生まれる体験」を提供できるようにしようと考えています。以前の私がTED Talksを通して新しい世界観・モノの見方を知り、変わることができたような素敵な経験を、TEDxGlobisUに参加していただく皆さんにもお届けできたらと考えています。



シンガポールから海を越えて届ける”新しい価値観”  〜 TEDxGlobisUという私の挑戦 〜


【リハーサルにて】

■TEDについて

TEDは、「Ideas Worth Spreading( 広げる価値のあるアイデア)」を共有するという精神に基づき活動している非営利団体です。 30年前にカリフォルニアで4日間の講演会として始まったTEDは、多様な試みを通してその使命を果たすために発展してきました。 年に2回開催されるTEDカンファレンスでは、世界をリードする思想家や活動家が18分以内でプレゼンテーションを行います。

これらの講演の多くは、TED.comにおいて無料で視聴できます。TEDのスピーカーには、ビル・ゲイツ、ジェーン・グドール、エリザベス・ギルバート、サー・リチャード・ブランソン、ナンダン・ニレカニ、フィリップ・スタルク、ンゴジ・オコンジョ=イウェアラ、サル・カーン、ダニエル・カーネマンなどがいます。



アイデアを広めるための TED のオープンで自由な取り組みは、新しい TEDトーク動画が毎日投稿されるTED.com、世界中の何千ものボランティアから翻訳だけでなく、字幕、対話型の書き起こし文を提供するTED Translators 、教育的取り組みをするTED-Ed 、TEDはスリリングな規模で変化を生み出す可能性のあるアイデアに資金提供を行うThe Audacious Projectを設立し 、世界中の特定地域内で自己組織化されたTEDスタイルのイベントを主催する何千もの個人とグループにライセンスを提供するTEDx、そして、注目に値するプロジェクトと活動の影響を拡大するために世界中から革新者を選ぶTED Fellowsプログラムを含んでいます。

Twitter (https://twitter.com/TEDTalks) または

Facebook (https://www.facebook.com/TED) で TED をフォローしてください。

■TEDxについて

TEDxは、「Ideas Worth Spreading(広げる価値のあるアイデア)」を共有するというTEDの精神のもとに発足しました。

世界各地で自主的に開催されているTEDxイベントでは、TEDのような体験が共有できます。

TEDxイベントは、TED Talksのビデオ上映やスピーカーによる講演を通じて、参加者同士の深い議論や人々のつながりを生み出します。また、「x」は独立して運営されている TED のイベントを意味しています。

TEDカンファレンスはTEDxプログラムの全体的な指針は示しますが、個々のTEDxイベントは、一定の規則および規制に基づき、独立した運営を行っています。

■問い合わせ

TEDxGlobisU運営担当:tedxglobisu@gmail.com

※ご注意

運営者はグロービス経営大学院ではございません。グロービス経営大学院事務局へのお問い合わせはご遠慮ください。
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