異なる世界を歩みながらも、「夢をあきらめない生き方」を貫いてきた女性がいます。
トレイルランニング日本代表・秋山穂乃果さん。
2028年のオリンピック種目候補でもある競技に挑みながら、ライフクリエイトが運営する女性専用ホットヨガスタジオ「loive(ロイブ)」松本店で、日々レッスンを届けています。
「夢と働くこと、どちらも大切にできるようになったのは、自分を信じられるようになったから。」
トレイルランニングとヨガ、2つの挑戦を支えるのは、『自分を愛し、輝く女性を創る。』のパーパスのもと、社員が自分の強みをいかし、自分らしくいききと活躍することを応援する企業文化でした。
秋山さんは、なぜヨガインストラクターという選択をしたのか。
そして、なぜ『ロイブ』という職場だったのか。
その理由を、秋山さんの歩んできたストーリーから紐解きます。
—夢と現実の間で揺れた私が見つけた、“居場所”という働き方
トレイルランニング(以下、トレラン)日本代表の秋山穂乃果さん。2028年のオリンピック種目候補でもある競技に挑みながら、彼女は今、ホットヨガスタジオ・ロイブ松本店でインストラクターとして働いています。
大学では陸上、卒業後は報道カメラマン、警察官、そして今はヨガインストラクターとトレイルランナーの“二足のわらじ”。
そんな多彩なキャリア変遷の背景には、競技と仕事の両立の厳しさと葛藤がありました。働くということが、競技をしている自分も、仕事をする自分も、どちらも自分らしく自然体でいられる、その実感を与えてくれたのがLIFE CREATEという会社だったのです。

—「夢はあきらめたくない」から、仕事を選び直した
秋山さんがトレランを始めたのは大学時代。陸上部に所属していた大学の裏にあった六甲山を走る練習“山ジョグ”が楽しかったことで、気づけば本格的なトレランの世界に。
社会人になっても走ることが大好きで続けていたある日、当時の職場の上司に「大会、出てみよう」と勧められ、出場した大会が初レース。次の大会では優勝をし、日本代表に選ばれました。

そのとき、彼女は警察学校の訓練期間中。
早朝や夜間に練習時間を確保し、練習に親身に付き合ってくれる指導官の支えが、彼女の背中を押してくれました。
「応援してくれる人がいると、人はこんなにも強くなれるんだ」
そんな経験が、夢を続ける原動力になりました。
その後、競技と仕事の両立に限界を感じた秋山さんが選んだのは、かつて警察官時代に通っていたロイブのインストラクターになること。
自己犠牲をいとわず安全を優先する職業だったからこそ抱えていた、身体と心の重圧。その重さから解放され、自分と向き合う時間として通い始めたのが、今の職場であるホットヨガスタジオ・ロイブでした。ロイブでは、心の落ち着きを得るのと共にトレランという競技を続ける上で怪我防止につながることを実感。
「この環境なら、夢と仕事、どちらも大切にできる」と感じ、インストラクターの道を選びました。
—ありのままの私を、信じてくれる場所
ロイブで働く日々は、秋山さんにとってもう一つの軸。朝6時半に起きて、ストレッチをしてから体幹トレーニング。その後、8時から12時まで20キロ近く山を走り、さらに店舗までの10kmの道を走って出勤する——そんな日常を「楽しいです」と笑います。
「疲れていても、レッスンがある日は楽しみなんです。職場にいるメンバーがとてもあたたかくて。緊張せずに、素の自分でいられる。そして、何よりお客様に会えることが元気の源になっています」

競技生活を送るために日々のトレーニングは欠かしません。トレーニングをルーティーン化するために、起床時間と就寝時間を変えない努力をしています。トレランが自然を相手に行う競技だからこそ、多少の悪天候でも構わずメニューをこなす秋山さん。体が疲れていたら昼寝を取り入れるなどの工夫もしています。代表レベルであっても、自己管理をせざるを得ないのがアマチュアスポーツの難しさ。
「学べる環境があることはすごく助かっています」
ライフクリエイトは社内講座が豊富にあり、食事や体の使い方、メンタルヘルスとの向き合い方など学べる環境が整っています。そこで学んだ知識は競技にも役立ち、競技で得た気づきはレッスンに活きる。学びと挑戦が循環する環境が、ライフクリエイトには自然と整っているのです。

一方、ライフクリエイトには“遊ぶ日”というユニークな文化もあります。
このユニークな制度は、組織のコミュニケーションを深め、チームとしてのエンゲージメントを高めるため、業務時間内に職場の仲間と本気で遊びに行く、というものです。アスリートだからこそ休むことが不安だった秋山さんにとって、この文化は立ち止まる大切な休息日に。
「“夢を応援してもらう”というより、“そのままの自分”を受け入れてもらえる空気がある。それが、働きながら挑戦を続けられている理由のひとつだと思います。」
そう語る秋山さん自身も、「ここで働くようになって、自信を持てるようになった」と言います。
競技や仕事を通じて成果を積み重ねていくうちに、「こんな自分でもいいんだ」と思える瞬間が増えたのだそうです。
—「あなたのままで、挑戦していい」と言える企業文化へ
秋山さんの次の目標は、オリンピック出場だけではありません。彼女が本当に伝えたいのは、好きなことはあきらめないでよい、ということ。誰にでも可能性があり、「夢を持ったまま、働いていいんだ」ということ。
「“働きながらでも、夢は続けられる”。それを、わたし自身の姿で示していきたいです。」
ライフクリエイトには、制度としての副業支援以上に、“人の可能性を信じる空気”があります。その文化の中で、秋山さんは自分らしく走り続けているのです。
夢を持つすべての人へ。
もし、仕事と夢を天秤にかけているなら、秋山さんの生き方が、その答えのヒントになるかもしれません。
秋山さんのように、「仕事を通じて自分を好きになれた」「自信が持てるようになった」という声は、ライフクリエイトの社内に数多くあります。
実際、社内で行ったアンケートでは、全社員の平均の自分好き度が82.4%で、日本の女性の自己肯定感の平均が45.1%(※出典:内閣府の「子供・若者白書(令和元年版)」)と比較して高い結果が出ています。

自分を認められる職場は、誰かが“自分を好きになれる”きっかけをくれる。
その小さな変化が、人生を動かす力になるのだと思います。
ライフクリエイトは、これからも、自分らしい人生を作り出す、そのために挑戦する人たちを、全力で応援する存在でありたい。
もし、夢と仕事の間で悩んでいる人がいたら——
秋山さんのような生き方が、新しい選択肢のヒントになるかもしれません。