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D2C×OEMの多角展開で成長を続ける武内製薬|「もっと自分を好きになる体験を世界に届ける」——代表・小倉が語る企業ミッションと次のステージ



――まず、武内製薬が掲げるミッション「もっと自分を好きになる体験を世界に届ける」には、どんな想いが込められているのでしょうか?

小倉:

この言葉は、私たちが事業を通して実現したい未来そのものなんです。人は誰しも、美容や健康にまつわる小さな悩みや不安を抱えていますよね。「もっと自分に自信を持ちたい」「今より少し前向きになりたい」。
そんな気持ちを後押しできる存在でありたいという想いが、すべての原点になっています。創業当初から、私たちは“悩みを解決するものづくり”を大切にしてきました。2013年の創業時には、「美容領域でのイノベーションを通じて、人々が自信に満ちあふれた世界を実現する」というビジョンを掲げてスタートしたんです。当時は、まだ国内ではあまり知られていなかったワックス脱毛というニッチな市場に挑戦しました。小さな一歩からのスタートでしたが、お客様の声に誠実に向き合い続ける中で事業も少しずつ広がり、私たち自身も多くを学び、成長してきました。

――そこから2022年、新しいミッションを掲げたんですね。

小倉:

 はい。私たちが掲げた新しいミッションが「もっと自分を好きになる体験を世界に届ける」です。美容に限らず、健康やライフスタイルといった領域にも広くアプローチし、一人ひとりが自分らしく生きられる世界をつくりたいと思っています。そのために、これからも挑戦を続けていきます。

――武内製薬の強みについても教えてください。

小倉:

 私たちの大きな強みは、商品企画から製造・販売までを自社で一気通貫して行える体制です。
市場や生活者の声を丁寧にすくい上げながら、新しい価値を感じてもらえる商品やサービスを企画し、自社工場での製造を経て販売促進まで自ら手掛けています。この仕組みによって、余分なコストを削減しながらも、高品質な商品を手に取りやすい価格で提供できる。そして、新しいニーズへの対応をスピーディに行えるのも大きな特長です。

商品企画から製造・販売までを自社で一気通貫「もっと自分を好きになる体験を世界へ」武内製薬のモノづくり


――自社ブランドも多数展開されていますね。

小倉:

はい。メインブランドは、累計販売数150万個を突破したプロテインブランド「THE PROTEIN(ザプロ)」と、累計販売数60万個を超えるマタニティブランド「mamacharm(ママチャーム)」などがあります。どちらのブランドにも共通しているのは、「自分に自信を持つ」「悩みを解決する」という理念です。ありがたいことに、多くのお客様に共感していただいています。

――OEM事業でも多くの実績をお持ちだとか。

小倉:

これまでに1,500社以上のクライアント様と取引実績があり、年間で2,000件以上のお問い合わせをいただいています。リピート発注率も76.7%と高水準を維持しており、誠実に取り組む姿勢や積み上げてきたノウハウが、多くの取引先様との信頼関係につながっていると感じています。

――D2C事業にも力を入れられていますね。


小倉:

そうですね。商品企画から製造、販売、物流まで自社で担うことで、スピーディかつ柔軟なブランド運営ができています。ビューティ、ヘルスケア、ベビー・キッズ・マタニティといった生活に密着するカテゴリーを中心に、今後も多彩なブランドを世に送り出していきたいです。

商品企画から製造・販売までを自社で一気通貫「もっと自分を好きになる体験を世界へ」武内製薬のモノづくり


ブランド誕生秘話:THE PROTEIN 選べる楽しさ”、続ける美味しさ

商品企画から製造・販売までを自社で一気通貫「もっと自分を好きになる体験を世界へ」武内製薬のモノづくり


――武内製薬がプロテイン市場に参入したのはいつでしたか?きっかけを教えてください。

小倉:

 プロテイン事業に本格的に踏み出したのは、2021年の初頭です。もともと私たちは脱毛サロンの運営やブラジリアンワックスの販売を行ってきましたが、「自社の新しいブランドを、もっと大きな市場で展開したい」という想いが強くあって。そこで、成長性のあるヘルスケア領域の中からプロテインを新たな挑戦先に選びました。

――参入当時の市場はどんな状況だったのでしょうか?

小倉:

 正直に言うと、当時のプロテイン市場は多くのメーカーが競う“レッドオーシャン”でした。従来のイメージとしては「筋肉をつけたい人が飲むもの」が強く、とくに女性やプロテイン初心者にとっては手に取りにくいカテゴリだったんです。そこをどう変えるかが私たちの課題でした。

――どんな差別化を意識して商品づくりを行ったのですか?

小倉:

 私たちはあえて、他社があまり注目していない領域に目を向けました。たとえばユニセックスで生活に溶け込むデザイン。日常の健康管理や手軽なタンパク質補給を目的とする“初心者でも選びやすいプロテイン”を作ることに注力しました。
味やパッケージ、訴求の仕方まで、幅広い層が違和感なく取り入れられるよう工夫しています。

――発売当初のラインナップや、その後の展開について教えてください。

小倉:

 ローンチ時はココアやバナナといった定番フレーバーからスタートしました。その後は、チョコミントやカヌレ、あんバターなどの珍しいフレーバーに加え、人工甘味料不使用シリーズや、牧草飼育牛のミルクのみを使用した商品、ダイエット志向や女性に人気のソイプロテインなど、多彩な商品を次々と投入してきました。ECではAmazonや楽天を中心に展開しながら、徐々にブランドの存在感を高めていった流れです。

――THE PROTEINの大きな特徴はフレーバーの豊富さですよね。

小倉:

 はい。これまでに開発したフレーバーは100種類以上になります。王道の「チョコ」から、「コーラ」「ソーダ」「チョコミント」といったユニーク系、夏に合う「スイカ」、秋の味覚を取り入れた「かぼちゃプリン」や「焼き芋」など、季節感や遊び心も大切にしています。ただ珍しさだけを追うのではなく、「毎日飲み続けたい」と思える味になるかどうかを徹底的に検証することを重視しました。ユーザーアンケートを反映したり、ユーザーを集めた試飲会を開催したり、ハロウィンやクリスマスといったイベントシーズンを意識したりと、生活シーンに寄り添うアイデアを取り入れています。

――プロテインを“飲む”以外の楽しみ方も提案されていますね。


小倉:

 そうですね。プロテインを使ったマグケーキ専用フレーバーの開発など、「食べる」「作る」といった新しい使い方も提案しています。プロテインが単なる栄養補助食品に留まらず、ユーザーのライフスタイルの中で自由に楽しめる存在になってほしいと考えています。

――その結果はどのように表れていますか?

小倉:

 おかげさまでTHE PROTEINは累計販売数が150万個を突破しました。フレーバーのバリエーションの豊富さと、「続けやすさ」へのこだわりが、多くのお客様に支持される理由になっていると感じています。これからも「選べる楽しさ」と「続ける美味しさ」を軸に、より多くの方の日常に寄り添える商品を届けていきたいです。

ブランド誕生秘話:mamacharm “やさしさ”を届けるために

商品企画から製造・販売までを自社で一気通貫「もっと自分を好きになる体験を世界へ」武内製薬のモノづくり


――mamacharm(ママチャーム)はどんな想いから生まれたブランドなのでしょうか?

小倉:

 mamacharmは、「ママ・パパ・お子さまをやさしさで包み込み、いつでも寄り添う存在でありたい」という想いから誕生しました。配合成分やデザインの細部に至るまで、そのすべてに“家族への思いやり”を込めています。単なるスキンケアアイテムではなく、“家族の時間に寄り添うブランド”でありたいと考えているんです。

――ブランド誕生のきっかけとなった出来事があったとか。

小倉:

 はい。きっかけは、当社の社内にいた一人の妊娠中のママ社員の言葉でした。「お腹が大きくなるにつれて妊娠線が目立ってきてしまう。
もっと手軽に、安心して使えるクリームがあればいいのに」という一言が、ブランドの始まりなんです。その声を受けて、チーム全体で開発がスタートしました。“自分たちが本当に使いたいと思えるものを”という気持ちで試行錯誤を重ね、ようやく完成したのが、今も多くのママに選ばれているマタニティクリームの「ママクリーム」でした。

――mamacharmは、その後も“ママの声”を大切にして開発を続けているのですね。

小倉:

 そうですね。ブランドの原点はいつも“リアルな声”にあります。「ママクリーム」の後も、妊娠線ケアをより深める「ママオイル」、出産準備期の不安に寄り添う「カレンデュラオイル」、赤ちゃんの指しゃぶり防止をサポートする「バイバイチュッチュ」、そして家族みんなで使える「キッズミルクローション」など、日々の不安や悩みを少しでも和らげられるようなアイテムを展開してきました。どの商品も、“ママたちのリアルな声”から生まれたものであり、開発のたびに「これで少しでも誰かの不安を軽くできるだろうか」という想いを大切にしています。

――ブランドのシンボルである青いカーネーションにも意味があると伺いました。

小倉:

 はい。青いカーネーションには「永遠の幸福」という花言葉があります。贈る人の想いを静かに伝えるその花のように、mamacharmもまた、すべてのママや家族に“やさしさと幸福”を届けたいという願いを込めました。


――最後に、ブランドのこれからについて教えてください。

小倉:

 mamacharmは、「いつでも寄り添う存在でありたい」という理念を体現するブランドとして、ありがたいことに多くのママ・パパに支持していただいています。累計販売個数も60万個を突破し、育児や家族のライフスタイルに自然と溶け込みながら、今もなお支持が広がっています。

そして今、ブランドとしてさらに多くのご家族に寄り添える存在になるため、mamacharmは次のステージへ進む準備を進めています。

商品の価値やブランドの想いをより深く考え、多くの方に届けていくために現在ブランドのリニューアルも視野に入れ、新たな展開を検討しているところです。

これからも“やさしさ”を軸に、ママや家族の毎日に自然と寄り添いながら、より良い商品や体験を届けていきたいと考えています。

OEM事業:お客様の想いをカタチに

商品企画から製造・販売までを自社で一気通貫「もっと自分を好きになる体験を世界へ」武内製薬のモノづくり


――武内製薬は自社ブランドだけでなく、OEM事業にも力を入れていますね。どのような考えで取り組まれているのでしょうか?

小倉:

 私たちが大切にしている理念である「自分に自信を持つ」「悩みを解決する」という想いは、自社ブランドに限ったものではありません。OEM事業を通じて、クライアント様の想いを一緒にカタチにし、それを世の中に届けることも、同じ想いの延長線上にあると考えています。

――武内製薬のOEM事業にはどんな強みがありますか?

小倉:

 一番の強みは、商品企画から製造・販売・物流までを自社で一貫して担える体制です。市場のニーズに素早く対応できるスピード感、そして長年積み重ねてきた開発ノウハウを活かし、誠意をもってブランドづくりをサポートしています。これまでに1,500社以上のクライアント様と取引し、年間2,000件以上のお問い合わせをいただいています。リピート発注率も76.7%と高い水準を維持しており、これは単なる“取引先”ではなく、「共にブランドを育てていくパートナー」として信頼関係を築いてきた結果だと感じています。

――OEM事業でも、武内製薬としての理念は一貫しているんですね。

小倉:

 はい。OEM事業であっても、根底にある想いは変わりません。「ひとりでも多くの方に、自分をもっと好きになれる体験を届ける」――その想いを実現するために、私たちはこれからもお客様と共に挑戦を続けていきます。

武内製薬のOEM事業 ― 幅広いカテゴリに対応

――実際に、どのような製品カテゴリに対応されているのでしょうか?

小倉:

 プロテインや化粧品をはじめ、CBD製品、ペットケア用品、生活雑貨、アロマ・フレグランス、ドリンク、健康食品・サプリメントなど、本当に多岐にわたります。難易度の高いアイテムにも対応できる技術力を活かし、「商品力」で差別化できるものづくりを支援しているのが特徴です。

〈特に強みを持つカテゴリー〉

■ プロテイン

小倉:

 WPCやWPIといったホエイプロテインをはじめ、ソイ・ピープロテイン、グラスフェッド、さらにはコオロギ由来といったユニークな原料まで幅広く対応しています。パウダーだけでなく、バー・ドリンク・ゼリーといった形状の開発も可能で、常にトレンドを捉えた製品提案を行っています。


■ 化粧品・医薬部外品

小倉:

 スキンケア、ヘアケア、ボディケアなどの基礎化粧品はもちろん、ニキビケア、ベビー用、デリケートゾーンケアなど幅広いカテゴリーに対応しています。薬機法に準拠した処方設計からデザインまでトータルに支援できる体制があるため、初めて化粧品開発を行うお客様にも安心してご依頼いただけます。


■ 脱毛ワックス

小倉:

 脱毛ワックスは、私たちが自社ブランドとして長年取り組んできた分野でもあります。ソフト・ハード・シュガーワックスなど多様な処方に対応でき、サロン向け・ホームケア向けの両方に応えられる柔軟さが強みです。安全性と機能性の両立を追求しながら、時代に合った新しい製品を提案しています。

――OEM事業を通じて目指していることを教えてください。

小倉:

 私たちの役割は、ただ「製品をつくる」ことではなく、「想いをカタチにして届ける」ことだと思っています。お客様のブランドが世の中に広がっていく過程を一緒に見届けられるのは、本当にやりがいのある仕事です。これからも、ものづくりの力で“自分をもっと好きになれる体験”を世界中に広げていきたいですね。

今後の展望

――最後に、今後の武内製薬の展望について教えてください。

小倉:

 これまで卸事業を中心に事業を拡大してきましたが、ここ数年の市場変化や自社の強みを踏まえ、今後はOEM事業とEC事業を成長の中核に据えていきます。自社ブランドを運営してきたことで、“商品開発の力”と“マーケティングの知見”がかなり蓄積されました。これを最大限に活かしながら、ブランド・チャネル・コラボの3つの軸を中心に事業を進化させていきたいと考えています。

商品企画から製造・販売までを自社で一気通貫「もっと自分を好きになる体験を世界へ」武内製薬のモノづくり

■1. ブランド戦略

 『ザプロ』や『ママチャーム』など、当社ブランドの価値をさらに高めていくことを重視しています。ブランドごとに世界観やコンセプトを再整理し、商品設計からデザイン、コミュニケーションまでを一体でリブランディングしているところです。

単なる“商品”ではなく、長く愛される“ブランド”に育てていく。LTV向上やファンづくりを目指し、今後はライン拡張や周辺カテゴリーへの展開も積極的に検討しています。

■2. チャネル戦略

 チャネルごとに役割を明確にし、売上とブランド価値の両立を図っています。

TikTokやInstagramは新規獲得のフロントライン。特にTikTokでは短尺動画やライブ配信で“体験”を伝え、今後はAI広告やインフルエンサー施策も強化していきます。

Amazonは指名買いや検索購買が強いので、レビューやFBAを活かしながら信頼性を高めていく。楽天市場は企画の強さを活かした短期の盛り上げに適しています。

さらに、自社ECではブランド体験を最大化し、CRMを通じてファン化を進める。卸や店舗、サロン向けのBtoBチャネルも、販路拡大の補完として引き続き強化していきます。

チャネルを“点”で運営するのではなく、認知から購入、そして定期利用まで、一貫した体験を作る“線”として設計していくのが今後の方向性です。

■3. コラボレーション戦略

 コラボは売上のためだけにやるものではなく、ブランド体験を広げる大事なコミュニケーションの一つです。

インフルエンサーやクリエイターとの商品開発、共同ライブなど、より深い関わり方を模索していますし、企業同士のコラボやメディアとのタイアップにも力を入れています。

今後は、データ連携を含めた“戦略的コラボ”によって新規顧客の獲得だけでなく、ファン基盤の厚みを増していくことを目指していきます。

■4. OEM事業の強化

 OEMは、当社の経験と強みが最も活きる領域です。通常のOEMはメールベースで進行が遅い、という課題をよく聞くのですが、当社はチャット対応やスピード感のある進行を大事にしています。

自社ブランドの運営で培った“売れる商品づくりの視点”を提供できるのも特徴です。

最近では自社工場の強化や提携工場との連携により、小ロット・短納期・トレンド商品の対応も可能になりました。

美容・健康だけでなく、インフルエンサーコラボや電子機器系など領域も広がっています。パートナー企業の“価値創造型OEM”として、より高付加価値な事業へ進化させていきます。

■5. 事業基盤の強化

 事業を伸ばすには土台づくりも不可欠です。管理会計、人事・評価制度、福利厚生などバックオフィスを整備し、成長に耐えうる組織基盤をつくっているところです。

 全体をまとめると、今後はブランド・チャネル・コラボの3軸を中心に、OEMとECの両輪をより強固にしながら、持続的で確かな成長を実現していきたいと考えています。武内製薬の強みを磨き続け、お客様にとって本当に価値のある商品を届けていくことが、これからの私たちの使命ですね。

〈会社情報〉
商品企画から製造・販売までを自社で一気通貫「もっと自分を好きになる体験を世界へ」武内製薬のモノづくり

■会社名:武内製薬株式会社

■代表者:代表取締役 小倉 由渡

■所在地:東京都品川区西五反田1-18-9五反田NTビル5F

■設立:2016年9月

■URL:https://takeuchi-corp.jp/

■事業内容:健康食品・化粧品のD2CおよびOEM事業

■広報グループ窓口 :増田

E-MAIL : pr@kinpica.jp
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