肌は、季節や年齢、生活リズムによって、毎日少しずつ変わり続けるもの。

日々移ろうその変化に寄り添うために生まれたのが、2025年12月21日(日)に4本同時発売となる美容液『Bmuse serum』です。


その時のわたしに、いちばんの肌を。

どんな肌状態の日でも、自分にぴったりの“その日の1本”を選べるように――。

こうした想いから、ビタミンC、グルタチオン、エクオール、PDRNという4つのアプローチが揃いました。

開発に携わったSさんは、もともと肌トラブルに悩むことがほとんどなかったそうです。

しかし、ある時期の大きな肌荒れをきっかけに、“スキンケアと本気で向き合う時間”が始まりました。

その経験こそが、今回の4本に込められた“やさしさ”や“使い続けやすさ”の原点になっています。

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『Bmuse serum』開発担当・Sさん

なぜ4本同時発売だったのか。

成分ごとに、どのような想いを込めたのか。

そして、Sさんが自分の肌と向き合って見つけた答えとは。

4本に込められた想いと工夫のすべてを、Sさんに伺いました。

ゼロから始まった、Sさんのスキンケア開発

―― Sさんは普段お客様対応をされていますが、なぜ美容液の開発に携わることになったのでしょうか?

誰かのためじゃなく、今の自分のために。“いちばんの肌” と向き合って生まれた4本の美容液


当社には、もともと所属部署に関係なく“自分の好きなことや伸ばしたいことに挑戦できる環境”があるんです。

その中で、「挑戦してみたいこと」として私が選んだのがスキンケア開発でした。社長も「ぜひやってみてほしい」と言ってくださって、そこからは自然な流れで開発に携わることになりました。


―― 開発プロジェクトが始まった当時の気持ちはどうでしたか?

ワクワクと不安が半々でした。

スキンケア自体は好きですが、特別詳しいわけではなかったんです。SNSで見つけた“なんとなく良さそう”なものを選んで使ってきたタイプで。

だから、「そんな私に開発なんて務まるのかな…?」という不安は正直ありました。

でも、新しいことに挑戦できるのは嬉しかったですし、好きなスキンケアの裏側に1から関われるのはワクワクしました。

とはいえ、知識は本当にゼロからのスタート。

初めて製薬会社の方と打ち合わせしたとき、知らない専門用語が飛び交っていて圧倒されたのを、今でも鮮明に覚えています。

自分で調べたり教えていただいたりしながら、少しずつ学んでいきました。

誰かのためじゃなく、今の自分のために。“いちばんの肌” と向き合って生まれた4本の美容液


移ろう肌に寄り添うために生まれた、4つの選択肢

―― 今回の美容液は4本同時発売ですが、最初から“4本で出す”と決まっていたのでしょうか?

実は、「4本」という数は初めから決まっていたわけではないんですよ。

肌の悩みって、世代や人によって本当にバラバラですし、同じ人でも季節やライフスタイル、そのときの体調やホルモンバランスで大きく変わりますよね。

これは、普段お客様のお悩みを伺っていてもすごく実感する部分で、同じ商品でも目的が違ったり、合う・合わないがあったりします。

だから、最初にあったのは「その時その時の自分に合うものを選べるようなラインナップをつくりたい」という考え方でした。

今回たまたまスピード感を持って商品化できたのが4本だった、というだけなんです。

多様な肌悩みにもっと細かく応えられるよう、次のラインナップの準備も進めています。


これからも、その時代やお客様の声に合わせて、より選びやすいラインへ育てていきたいですね。

―― 途中まで進んで、商品化しなかった試作品もあったと伺いました。

誰かのためじゃなく、今の自分のために。“いちばんの肌” と向き合って生まれた4本の美容液


はい、「これいいかも」と思って、試作品まで作ったものもいくつかあります。

ただ商品化するとなると、“本当に自信を持ってお客様に届けられるものなのか?”という基準がとても大事です。

その視点から、何度も何度も話し合って、厳しく見極めていきました。

その結果、今回は商品化を見送った成分もあります。

裏を返せば、今回発売する4種類の美容液は、私たちが心から自信を持って送り出せるものだけを残したラインナップ。

だからこそ、私自身も思い入れが強く、いろいろな方に使っていただきたい気持ちがあります。

―― 全体として、こだわったポイントを教えてください。

まず、4種類の美容液すべてに共通しているのが“高配合=いい”で終わらせないこと。

高配合は魅力的ですが、刺激を感じやすかったり、肌との相性に個人差が出たりすることもあります。

だからこそ今回は、植物由来のオーガニックエキス、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンを全種類に配合して、刺激とやさしさのバランスを大切につくりました。


どんな肌質の方でも手に取りやすく、続けやすいように。安全性については、製薬会社の方と細かく相談を重ねています。

それから、価格設定にもこだわりました。

いいものを高く売るのは簡単なんです。

でも私たちは「いろんな人に寄り添いたい」という想いがあるので、いくら良いものを作っても、価格が理由で手に取ってもらえなかったら意味がないと思っていて。

だから、コストを抑えられるところはしっかり抑える。無理なく続けられる価格にする。

この2つを軸に、価格のバランスは慎重に考えました。

スキンケアって“1回使って終わり”ではなく、続けてこそ良さが実感できるものだと思っているので、継続できる価格帯にすることは、開発の中でも大きなテーマでした。

誰かのためじゃなく、今の自分のために。“いちばんの肌” と向き合って生まれた4本の美容液


成分ごとに積み重ねた、細やかな工夫のすべて

―― 4種類それぞれにもこだわりがあると思います。まずはビタミンCから教えてください。

ビタミンCは人気の成分なんですが、実は“高配合にすればするほど使いにくくなる”という側面があるんです。

刺激を感じやすくなったり、テクスチャーが重くなってベタつきやすくなってしまったり。


そこで今回は、4種類のビタミンC誘導体を組み合わせて、高配合でも刺激を抑えることを目指しました。

テクスチャーの調整は、4種類の中でも一番難しかったかもしれません。

「高配合だからOK」ではなく、使い心地にもこだわりたくて。

もう少し軽くできないか、馴染みやすくできないか、という部分は、製薬会社の方にもたくさん要望をお伝えしました。

―― グルタチオンも調整を重ねていた印象ですが?

はい、これは本当に苦戦しました。

グルタチオンは、ほんの少しでも特有の香りが立ちやすい成分なんです。

成分そのものの特性を大事にしながらも、“毎日無理なく使い続けられるか?”という視点も欠かせなくて……ここが本当に悩みどころでしたね。

香りの印象をやわらげるために、香りづけも行ったのですが、これをすればすべて解決、というわけではなくて。

グルタチオンの香りを抑えようとすれば成分の存在感が弱くなることもあるし、逆に成分らしさを残そうとすると日常使いには強すぎてしまう。

そのバランスを見極めるのが難しくて、何度も試作を重ねました。

シトラス系、ローズ系など複数の香りを比較して、どれが一番合うのかを一つひとつ確かめていって……最終的には、“自然由来のグリーン系”の香りに落ち着きました。

香りを確かめすぎて、鼻がおかしくなりそうでした(笑)。

―― PDRNでは、どんな工夫をされたのでしょうか?

PDRNも、テクスチャーにこだわりました。

当初はみずみずしい使い心地だったんです。


それはそれで良かったのですが、そこで立ち止まって考えたのが“これを使う人のこと”。

「PDRNを手に取るのは、どんな方だろう?」と考えたとき、「ハリやふっくら感を求める方が多いのでは」と思ったんです。

そういった方にとっては、みずみずしさよりも、ほどよくこっくりした重めのテクスチャーのほうがしっくり来るんじゃないかと。

そこから油分のバランスを調整して、厚みやもっちり感をほどよく感じられる質感に仕上げていきました。

スキンケアって、成分の理論だけでなく、触ったときの心地よさや期待感もすごく大事なんですよね。

―― 最後に、エクオールについて教えてください。

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エクオールは当社の強みでもある成分です。

サプリメントとして長年取り扱っていますし、原料メーカーでもあるので、深い理解があります。

そのうえで、スキンケアでもその魅力を活かせるのではないかと考えて、ラインナップに加えました。

こちらも「どんな人に使って欲しいか」を想像しながら、配合やテクスチャーを調整しています。

エクオールといえば、年齢による変化に寄り添う成分。

おそらく、そこに期待して手に取る方も多いのかなと。


そこで、アルジリンやナイアシンアミドといった成分も組み合わせて、年齢に寄り添える処方を目指しました。

「悩み知らず」から一転。初めて向き合った肌荒れ

―― Sさん自身、お肌のことで悩んだことはありますか?

もともと私は肌悩みが少ないほうだったと思います。

学生時代から最低限のケアしかしていなくても、ニキビなどのトラブルに悩むことはほとんどありませんでした。

でも、去年の冬に初めて大きな肌荒れを経験したんです。

直接的な原因は乾燥で、バリア機能が落ちていた時期だったこともあると思います。

「今までのスキンケアが正しくなかったのかも」と思い当たる部分もあって…。

積み重ねが年齢的に出やすい時期と重なって、一気に表に出てしまったような感覚でした。

スキンケアをしても赤いし、しなくても赤い。

かゆいし、頬の赤みがメイクでも隠れず……とにかくつらくて、あんまり顔を見られたくなかったです。

マスクで隠すのも肌に良くないし、逆に心配もかけてしまうし……。とにかく、気持ち的にもかなり落ち込んでいました。

―― その後、お肌は良くなりましたか?

はい、一度は落ち着きました。

でもその頃に「自分の肌と向き合おう」と思っていろいろ試したところ、たぶん自分に合わない商品を使ってしまって、今度はおでこに大量のニキビが一気に出てしまったんです。

眉間やこめかみにまで広がって、皮膚科の薬で一時的に良くなってもすぐ戻ってしまう状態でした。

おでこはマスクでも隠せないので、前髪を重めに増やして隠したり……。

肌には良くないんですけど、やっぱり恥ずかしくて。

周りは優しいので何も言わないでいてくれたけど、当時はひとりでとても悩んでいました。

―― そこから、スキンケアとの向き合い方が変わったんですね。

そうですね。

開発に携わり始めたこともあって、「成分だけじゃなくて、肌の仕組みも理解したほうがいい」と思うようになりました。

より良い商品を作るためにも、自分の肌に正しいケアをするためにも、独学で勉強したりSNSの発信を追ったりし始めて。

そんな中で、「この人みたいになりたい!」と思えるスキンケアの発信者にも出会えました。

その人のおすすめを試すこともありましたが、“この人が使っているから良い”ではなく“自分に合うかどうか”で選べるようになった気がします。

前は肌トラブルが起きると「なんでニキビできるの?」「ちゃんとケアしてるのに」と落ち込むだけで終わっていたんです。

今は生活習慣やホルモン周期を振り返って、「あ、たぶん今こういう状態なんだろうな」「じゃあ、このスキンケアを使おうかな」みたいに、自分の肌と向き合えるようになりました。

自分のことを、ちゃんと理解してあげられているような感覚です。

そうしたら、スキンケアが前よりずっと楽しい時間になっています。

誰かのためじゃなく、今の自分のために。“いちばんの肌” と向き合って生まれた4本の美容液


学びの先に見えた、届けるむずかしさ

―― ご自身の肌トラブルの経験は、美容液開発に影響していますか?



はい、かなり影響していると思います。

肌トラブルがきっかけで、成分や肌のことを勉強するようになったので。

ただ、“成分や肌の仕組みを理解していても、それだけで良いものが作れるというわけではない“ と感じることもありました。

勉強していくうちに、成分の仕組みや本質的に大事なことは理解できてくるんです。

でもその“良さ”や“大事なこと”を、お客様が同じように感じるとは限らないんですよね。

正しい知識で良い成分を届けても、実際に使ったときに「良い」と感じてもらえなければ続けてもらえない。

そのギャップは、開発していて一番難しい部分でした。

みんなが配合量や処方の細かい部分まで見て選んでいるわけではないし、私自身も昔はそうじゃなかったので。

だからこそ今回は、テクスチャーや刺激の少なさ、香りにこだわって、感覚的に「あ、いいな」と思ってもらえるものを作れるように頑張りました。

―― 「本質」と「感覚」を両方届けるために、意識したことは?

誰かのためじゃなく、今の自分のために。“いちばんの肌” と向き合って生まれた4本の美容液


実際に販売するとなると、広告や商品ページの役割がすごく大きいんです。

どれだけ中身にこだわっても、その背景や本質が伝わらなければ、良さが半分しか届かない気がしていて。

だからこそ、“成分の本質や、どんな想いでつくられた商品なのか” を、言葉として丁寧に届けていく必要があります。

その点で、田中さん(社内デザイナー)が作ってくれた「肌診断」は、まさに理想的な仕組みでした。

もちろん「なんとなく良さそう」「好きな質感だから」という感覚で選んでもらうのも素敵です。

でも、自分の肌状態を理解したうえで、その理解と成分の本質が重なるものを選べた方が、より納得して使い続けられるんじゃないかと思います。

積み重ねてきた想いと、届けたい未来

―― ここまで積み重ねてきて、いよいよ発売。今の正直な心境は?



いろいろと壁にぶつかったし、悩んだことも、考えなきゃいけなかったことも、本当にたくさんありました。

だから、その1本1本が“ただの1本”ではなくて。ここまでの開発にかけた時間とか、気持ちとか、そういうものが全部ぎゅっと詰まってる。そんな1本になっている気がします。

私たちが「良い」と信じてつくったものが、お客様にとっても「良い」と思ってもらえるものになってほしい。それが、一番の願いです。

お客様自身にも“自分にとって本当に良いと思えるもの”を見つけてほしくて。

「良いって書いてあるから良い」じゃなくて、使ってみて「あ、これが私には合ってるかも」って思えるもの。

周りから「綺麗だね」って褒められる肌を目指すのも、もちろん素敵です。

でも、私たちが本当に大切にしたいのは、その人自身が「今の自分にとっての一番の肌って、これかもしれない」と思える時間を増やすこと。

年齢を重ねると、どうしても昔と変わっていく部分はあります。

だから、昔の自分や周りと比べるより、“自分にとっての今の一番”を探してほしい。

それがBmuse serumで叶えられたら、こんなに嬉しいことはありません。

周りの目ではなく自分の心を大切に。

私自身もそうありたいからこそ、伝えていきたい想いです。

商品が完成したからといって終わりではなくて、ここからがスタートなんだと感じています。

これまで自分たちが積み重ねてきた想いを、どう伝えていくか。どう魅力として感じてもらうか。

1人でも多くの方に手に取っていただけるように、これからも進み続けたいと思っています。

誰かのためじゃなく、今の自分のために。“いちばんの肌” と向き合って生まれた4本の美容液


編集後記

季節や年齢、環境が変わるように、肌も気持ちも揺れ動いていきます。

だからこそ、「今日のわたしにとってのベスト」を選び直していくことが大切なのかもしれません。

その小さな選択の積み重ねが、いつか「今の自分が好き」と思える瞬間につながっていくように。

Bmuse serumが、その一歩をそっと後押しできたらと思います。

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会社概要

■メインブランド:Kirei de Lab(キレイ・デ・ラボ)

女性の「キレイ」と「健康」を応援する美容サプリブランド。

プラセンタ・エクオール・ゲニステインなどを中心に展開。

▶︎ https://kireidelab.com/

■運営会社:株式会社ウエルネス・ラボ

代表者:能代維英

所在地:〒231-0015 神奈川県横浜市中区尾上町1-4-1 関内STビル3F

設立:2011年7月 資本金:1,000万円

▶︎ https://wellnesslab.co.jp/

事業内容(一部):化粧品・健康食品の販売、メディア運営、OEM・原料提供など

■公式SNS

X:https://x.com/kireidelab

Instagram:https://www.instagram.com/kireidelab_official/

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