「夢を叶える人を支えるのが、僕の夢。」
──ドリームホールディングス小濱社長の原点
幼い頃から「いつかは社長になる」と心に決めていた小濱社長。 鉄工所を営む家に生まれ、商売をする母の背中を見ながら働くことを自然と学んできた。
会社が17期目を迎えた今も、彼の胸にあるのはまっすぐな「夢」という言葉。
人々の不自由をなくし、誰かの夢を叶えることが自分の夢でもある、その変わらない情熱がドリームホールディングスの原動力になっている。
ーー ドリームホールディングスを創業するに至った経緯を教えてください。
小濱社長:
きっかけは、小さい頃から「将来は社長になる」と思っていたことですね。
小学校か中学校の卒業文集にも、そう書いていた記憶があります。
実家が鉄工所を営んでいて、母も商売人の家に生まれて、毎年正月にの霧島神宮でお店を出していたんです。
そんな環境だったので、幼い頃から自分で稼ぐという感覚が自然と身についていました。
高校時代も、母が「しめ縄を売ってきなさい」と言うんです。
部活でラグビーをやっていて、自転車で1時間かけて通学していたのでアルバイトする時間なんてありませんでした。でも帰り道に各家庭を回ってしめ縄の注文を取っていると、「学生なのに頑張ってるね」って買ってくれるんです。
今思うと、あれは“英才教育”だったのかもしれませんね(笑)。
ーー まさに英才教育ですね(笑)。
小濱社長:
そうですね。自分で動いて稼ぐ方が性に合っていたんだと思います。
ーー実際に会社を経営してみて、合っていましたか?
小濱社長:
うーん、合ってるかどうかはわかりませんが(笑)。
2025年の11月で17期目を迎えたので、意外と続いてるなぁと思います。
ーー会社名「ドリームホールディングス」には、どんな想いを込めて付けたのですか?
小濱社長:
最初は“夢”とかそんな立派な話じゃなかったんです。 ただ、人の夢の実現をお手伝いできることが、自分の幸せだという思いがあったんです。
だから「人々の夢の実現をお手伝いするのが自分の夢」という意味を込めて “ドリームホールディングス”と名づけました。
夢を持った人たちが集まる会社にしたかったんです。
ーー ドリームはそこから来てるんですね、素敵です。
小濱社長:
最初は一人で立ち上げた会社だったので、「ホールディングス」ってつけて、少しでも大きく見せよう!と考えていました。
いずれは持ち株会社のように、いろんな夢が集まり育っていくような会社にしたいという希望がありました。
会社の設立日は11月18日でミッキーマウスの誕生日です。
ーー座右の銘や大切にしている価値観はありますか?
小濱社長:
僕の座右の銘は、「目そのものは何も見えない。耳そのものは何も聞こえない。物を見るのは心であり、物を聞くのは心である」という言葉です。
日本サッカーの父・デットマール・クラマー氏の言葉ですが、この一節を聞いたとき胸に強く残りました。
どんな仕事でも大切なのは、“本質を見抜くこと”。形ではなく、心で感じ取ることを忘れないようにしています。
それと同じように、時代のトピックをつくることも大切にしています。
長年、広告やPRの仕事に携わってきたので、お金をかけなくても人の心を動かす仕掛けを考えるのが好きなんです。
それが、社会課題を少しでも前向きに伝える力になると思っています。
ーー たとえば、どのような形で社会課題にアプローチしているのでしょうか?
小濱社長:
最近では「sonae 備絵」という防災 × アートのプロジェクトに力を入れています。
フレームの中には、災害時に使用できるトイレキットをスリムに収納した商品です。
備絵は“アートの力で防災を日常に”、そんな想いから生まれたプロジェクトです。
(▶︎sonae 備絵公式サイトはこちら)
また、「心のままアートプロジェクト」として、障がいのあるアーティストの方々が描く作品をアートに採用しています。 導入企業への設置の際には、実際に福祉施設の利用者の方々が訪問する取り組みも行っています。
本社の壁に飾られた「備絵(そなえ)」は、まるで小さなアートギャラリーのよう
ーー では、社会課題をビジネスで解決する上で大切にしている軸はありますか?
小濱社長:
僕のテーマは明確で、「人々の不自由さを解決する」ということです。
たとえば、災害時のトイレの不便さや、障がいのある方々の表現の場の少なさもそのひとつ。
備絵は、そうした“日常の不自由”をアイデアで解くための挑戦なんです。
「人々の不自由さ」を、アイデアと情熱で解決する。この発想がすべての事業の根っこにあります。
ーー 経営者として「人を信じて任せる」と決断できる背景には、どんな経験があるのでしょうか?
小濱社長:
僕は少し逆の考え方をしていて、小学生のころ幽霊が怖くて夜寝れないときがあったのですが、母親から「洋一、一番怖いのは人間なんだよ」と言われてました。
だから、人は「裏切る」こともあるし、「失敗」することもある。だからこそ、それを受け入れたうえで任せることが大事なんです。
裏切られても、「まあ人間だし、そんなこともあるよね」と思える。
だから僕にとって“信じる”とは、許すや受け入れるに近い感覚なんです。
ーー 若手メンバーには、どのようなことを期待していますか?
小濱社長:
まず、「自分で考えて行動する人」であってほしいと思っています。
もちろん、言われたことを正確にやるのも大事な才能です。
でも、ドリームホールディングスという会社は、 “夢を持って挑戦する人”が主役であってほしい。
「仲間と共にワクワクを共有し、共に夢を実現する」― これがドリームホールディングスらしさそのものです。
人生は一度きり。だから、みんなワクワクした人生を歩んでほしい。
それが僕の一番の願いです。
ーー 最後に、10年後のドリームホールディングス、小濱社長ご自身の夢を教えてください。
小濱社長:
僕の夢は、創業前からずっと変わっていません。それは「パン屋さん」をやる事です。ドリームホールディングスで沢山の従業員が働き、その会社の前で朝食としてみんなに「焼き立てのパン」を提供するのが僕の「夢」です。
僕が創業者と知らない社員たちが朝パンを買いにきたら、「今日も頑張ってね!」と声をかけたいです。
「人々の不自由をなくし、人々の夢を叶えることが、自分の夢」。
その想いを胸に17年、まっすぐに走り続けてきた小濱社長。
人の心を動かす力と、ワクワクを忘れない気持ち、そして“社会をやさしくする仕掛け”を生み出す想像力が、これからのドリームホールディングスを動かしていくだろう。