撮影構成の工夫だけでなく、「現場でどんな動きをすべきか」「どんな声かけや判断が必要か」といった、制作のリアルな感覚をひと足早く体験できる時間となりました。
■ オンライン中心のMEラボ、今年度初の“リアルな集まり”
MEラボは今年度から、「しゃべり場(=オンラインでの雑談・ブレスト)」を中心に、若者が地域の魅力を自分たちの言葉で発信していく活動に取り組んでいます。そこからさらに、オフラインで直接集まる「たまり場」もスタートしました。
MEラボメンバーの声を聞きながら毎回企画を立てて開催するオフライン交流を目的とする「たまり場」を今後も定期的に開催していきます。
初回は、メンバーからの「制作にも関わってみたい」という声をきっかけに、実践型としてInstagramのロケ撮影にみんなで挑戦する機会となりました。
◾️まじめなえひめ研究所がカフェに!?1本の動画完成まで実践!
この日は、「まじめなえひめ研究所」を“カフェ”に見立てて、Instagram動画の撮影を本番さながらの気持ちで体験。
本番さながらのつもりで、チームごとに構成を考えながらスマホで撮影に取り組みました。
撮影前には、Instagramで意識すべき構成や、今どんな投稿が伸びているのかといったトレンドやアルゴリズムについて、座学形式でインプット。
その後はチームに分かれて“ロケ本番”をイメージしながら構成を考え、短時間で企画・撮影・編集までを一気にやりきるプログラムに取り組みました。


「この角度の方が美味しそうに見える!」「フルーツのみずみずしさはどうすれば伝わるかな?」などといった声が飛び交い、
カメラを回すうちに少しずつ緊張もほどけて、自然と笑顔や会話が広がっていく様子が印象的でした。
教え合うというより、“一緒に考える”雰囲気が、MEラボらしい空気感をつくっていたように感じます。


完成した動画には、それぞれのチームの視点やアイデアがしっかりと表れていて、上映タイムでは「この見せ方いいね!」「その構成、参考になる!」と、互いの作品から学び合う場面も見られました。



◾️若者が自ら伝える、愛媛の“まじめ”な魅力
今回の「たまり場」では、教わるだけでなく、“やってみる”ことで得られる気づきが数多くありました。
まじめなえひめ研究所で運営しているInstagram「まじめえひめ」のアカウントを例に意識している構成を座学で学んだ上で、現場に近い形で撮影にトライできたことは、今後の制作活動への参加に一歩足を踏み出す自信にもつながったはずです。
また、MEラボの「たまり場」を通じてメンバー間のコミュニケーションが生まれることも非常に重要な要素。
興味を持っている制作の体験を通じることで自然と会話が生まれ、地域の魅力を発信することを“まじめに考える”コミュニティとしての土台が、今回の交流を通して改めて感じられました。
MEラボの活動は、SNS運用の知識やスキルだけでなく、地域を“自分ごと”としてとらえ、自ら発信する意識を育てていく場になっています。

◾️参加メンバーからのコメント!

MEラボメンバー とりちゃん(大学生)
今回の勉強会では、インスタグラムのリール投稿について、アルゴリズムや分析といった視点から詳しく学ぶことができました。今後の投稿に活かせる学びが多く、非常に充実した内容でした。
前半の座学では、なぜリール動画を積極的に投稿すべきなのか、どのような投稿が閲覧数を伸ばしているのか、さらにその背景にある要因についてまで、深く理解を深めることができました。
その学びを踏まえて取り組んだ後半の動画撮影・編集では、「最後まで見てもらえる動画とは何か」を意識しながら制作を行いました。これまでは撮影に同行する機会はあったものの、自分で構成を考え、撮影を主導するのは初めての経験であり、難しさを感じつつも、大きな成長につながる貴重な学びとなりました。
今年度は、既存のコンテンツをさらに発展させるだけでなく、企画づくりなどゼロから1を生み出す活動にも積極的にチャレンジしていきたいと考えています!

MEラボメンバー 二瓶 香純さん
(伊方町地域おこし協力隊)
今年度からMEラボの活動に加えていただき、初めて交流会にも参加させていただきました。再生数が伸びている動画の構成を分析すること、視聴者の視線を意識して撮影することなど、今まであまり気にしていなかったことを学ぶことができ非常に有意義な時間でした。当日お会いした方々とは全員初対面でしたが、皆さんとてもフレンドリーで話しやすく、積極的な姿勢にも刺激を受けました。普段は伊方町地域おこし協力隊としてSNSで発信することが多いので、今回の学びを活かしていきたいです。今後も動画制作について学べる機会があると嬉しいです。
◾️次回も開催予定!MEラボの「たまり場」は続く
「Instagramの撮影やロケに挑戦したいけど、不安だった」
そんな声に応える形で実施された今回のたまり場。
参加者からは「次回もぜひ参加したい」「人とつながれて楽しかった」といった前向きな声が多く寄せられました。
今後もMEラボでは、若者たちが気軽に集まり、学び、挑戦できる“たまり場”を定期的に開催予定です。
次回のテーマにもぜひご注目ください!
\MEラボメンバーは引き続き募集中です/
【募集概要】活動内容:地域課題をテーマに、ネタやアイディア出しがメインの企画に挑戦
*希望者は制作活動にもご参加いただけます。
参加形態:オンライン中心の雑談会やミーティングで、気軽に参加可能
参加メリット:地域貢献実績としてのアピール、企画力の向上
運営スタッフによる雑談会をPodcastで配信中:
×参加申込はこちら:
URL:https://forms.gle/fidHy9qevP9z74rDA
若者一人ひとりの成長が、地域全体の魅力を引き上げる原動力となります。あなたもMEラボの一員として、新たな発信の一歩を踏み出しませんか?
【まじめえひめプロジェクトとは】
愛媛県では、県外の皆さんから見た県民性のひとつでもある「まじめ」を統一コンセプトとして、豊かな地域資源や食、文化など、全国に誇る愛媛の「まじめ」な魅力を発信しています。
https://majime-ehime.com/
【本件に対するお問い合わせ先】
まじめなえひめ研究所(株式会社エースクリエイティブ)
担当:眞弓/朝倉
メールアドレス:request@majimena.ehime.jp
電話番号:050-3152-1821
【まじめえひめプロジェクト全体に関するお問い合わせ先】
愛媛県企画振興部政策企画局広報広聴課
メールアドレス:kohokocho@pref.ehime.lg.jp
電話番号:089-912-2241