ハル・ベリーが『ジョン・ウィック』に向けて実施したトレーニングとは?
殺し屋達の聖域・コンチネンタルホテルで、不殺の掟を破った“伝説の殺し屋”ジョン・ウィックは、裏社会の頂点に立つ闇の組織・主席連合によって、1,400万ドルの賞金がかけられ全世界の ターゲットとなってしまう。次から次へと襲い来る殺し屋たちを返り討ちにしてなんとかニューヨークを脱出したジョンは、旧知の関係にある元殺し屋のソフィア(ハル・ベリー)に協力を求めるべく、モロッコへ飛ぶ。この度解禁された映像は、そのふたりの久々の再会を捉えたもの。ソフィアのもとを訪れたジョンは、無人の部屋で彼女の娘らしき少女とシェパード犬2匹とともに写った写真を見つける。すると、どこからともなく犬の唸り声が聞こえ、気づけば写真に写っていた犬2匹に囲まれていた。警戒心むき出しのワンちゃんにけたたましく吠えられてしまうが、愛犬家であるジョンは慣れているのか動じる様子を見せない。すると、「犬は好き? ジョン」と、旧知の仲にもかかわらず、まるで合コンで初対面の相手にするような質問をあいさつ代わりに問いかけながらソフィアが姿を現わす。
「ジョン・ウィック:パラベラム」もうひとりの愛犬家ソフィア登場【10.4公開】
シリーズの大ファンでスタエルスキ監督に直談判したことから、念願叶って本作から新たに“ジョン・ウィックファミリー”の仲間入りを果たしたハル・ベリー。しかしながら、これまでに『X-MEN』シリーズや『007 ダイ・アナザー・デイ』、『キングスマン:ゴールデンサークル』などアクション要素を含む作品への出演経験はあるが、近年のアクション映画の代表格ともいえる『ジョン・ウィック』シリーズで求められるような超本格アクションは初めて。さらに、ジョン同様に愛犬家という設定で犬との連携アクション“ドッグ・フー”に挑まなくてはならないとあって、ドッグトレーナーとしての能力も身に着ける必要があったという。そのためにチャド・スタエルスキ監督は、大人気海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で劇中に登場するダイアウルフを訓練したことで有名な動物トレーナーの第一人者アンドリュー・シンプソンを招聘。ベリーは「1週間のうち4日間、1日につき3時間、犬とトレーニングして関係を築いたわ。頭がよくて忠実だけど、遊ぶことも好きだから楽しかったの。私は動物好きで自分でも犬を2匹飼ってるから、トレーニングの中で犬と過ごした時間が一番幸せだったわ」と、数か月におよぶトレーニング期間を振り返っている。そんなベリーの努力をキアヌは「ベリーは100%の力を出し切ってくれたよ。何ヶ月もの武器と格闘技のトレーニングだけでなく、犬とのトレーニングもやらなきゃいけなかったんだ。彼女はとてもうまくて、最後はドッグトレーナーが『犬もベリーをトレーナーと思っている』と言うから、感心したよ。彼女はすべてに全力で臨んでくれた。彼女との仕事はとても楽しかったし、アクションのパートナーとしても素晴らしかったね」と絶賛している。今年53歳ながら過酷なトレーニングを積んでドッグトレーナーのスキルまで身に着けたベリー。



INFORMATION
ジョン・ウィック:パラベラム
10月4日(金)TOHO シネマズ日比谷他全国ロードショー監督:チャド・スタエルスキ出演:キアヌ・リーブス、ハル・ベリー、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、アンジェリカ・ヒューストン配給:ポニーキャニオン®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.詳細はこちらCopyright (C) Qetic Inc. All rights reserved.