本日12月11日(水)~15日(日)までの間、電子音楽とデジタルアートの祭典<
MUTEK.JP>が開催されます。本イベントでは、国内外からクリエイティブに特化したアーティストたちが集い、奇想天外な電子音楽とカッティングエッジなデジタルアートとをひとつの芸術に昇華するパフォーマンスを繰り広げます。
本イベントに合わせて、来たる5G時代を見据えてKDDI株式会社、一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザインの三者により立ち上げられた「
渋谷エンタメテック推進プロジェクト」によるインタラクティブなXRアート展<
INVISIBLE ART IN PUBLIC Vol.2“ Synthetic Landscapes”>が渋谷の街全体を舞台に開催されます。
XR ART展<INVISIBLE ART IN PUBLIC Vol.2“ Synthetic Landscapes”>
このXRアート展は、
渋谷ストリームや渋谷リバーストリート(金王橋広場、稲荷橋広場)、さらにはスクランブル交差点、LINECUBE、スクランブルスクエアなど、渋谷区の中心街とも言える全5エリア8箇所で、音楽家・大野哲二のソロプロジェクトである
Intercity-Expressと、クリエイティブユニット
superSymmetryがコラボしたインタラクティブデジタルアート作品「
Synthetic Landscapes」を
XR技術で体験することができる画期的なアート展です。
体験方法は簡単。すでにローンチしているアプリ「
STYLY APP」をダウンロードし、渋谷の各スポットに置かれた「STYLYマーカー」(QRコード)をスマートフォン・タブレットで読み取ると、Intercity-Expressによるサウンドトラックがダウンロードされます。ドラム、シークエンス、エフェクトといった独立した4つのサウンドキットをボタンで操作できるようになっており、ユーザー自身がミックスする感覚でそれぞれのボタンを押していくと、渋谷の街の空間上にそれぞれのサウンドにシンクロしたデジタルアートが浮かびあがる、という仕組みです。今回のXRアート展エグゼクティブ・プロデューサーを務められた
水田修さんに、この<INVISIBLE ART IN PUBLIC Vol.2“ Synthetic Landscapes”>のコンセプトについて語っていただきました。
今回KDDIは渋谷区さんと一緒にエンターテイメントの領域で、行かなかった場所に行くようになる、楽しめなかった場所で楽しめるようにする、つまり“見えないことを価値にする”ことを目標にスタートしました。また、<MUTEK.JP>という一つのテーマのもとに集まっているという気持ちをそのままに、街を一周回れるようにするための間をつなぐアートにしようという発想もありました。きっと街の中を回遊しながら、美術館気分を味わっていただくことができると思います。 今回は120BPMのトラックに合わせて映像を重ねていくものです。デジタルアートというのは、実は非常に再現性が高く、コンテンツの重畳がしやすい。いろんなデジタルコンテンツを一気に作ってアッセンブルさせることができます。今回のXR ARTのような技術がまだ世の中に浸透していない中で、この先次世代の通信規格である5Gが導入されれば、もっと進化の速度は速くなります。
そうした技術で何ができるのかという疑問への一つの提案となれば、と考えています。今回でいえば、XR ART上に現れるアートがそうした気づきを与えるものになっているはずです。これをきっかけに発展していく技術にもぜひ興味を持っていただきたいです。 またこうしたコンテンツが今後はアーティストの人たちにとっての武器になることも期待しています。KDDIはこれまでにもau design projectの名のもとに、デザインに特化した端末「INFOBAR」を発売したり、長年プロダクトデザインを手がけてきているので、アートとの親和性はあります。しかし今回重要なのは端末そのもののプロダクトアートとしての価値ではなく、端末を用いて体験していただくこと。何を体験できるかに興味が移っている中で、今回のように街の中に絶対にオブジェクトとして置けないものを電子で置くこともできるデジタルアートは、アーティストの方々とも相性が良いと確信しています。アーティストの方々がこれまでに実現できなかったアイデアを、私たちが提示する技術を用いて形にしていただけると嬉しいですね。このXRアート展で実際どのような体験できるのか、気になっている方もすでに多いはず。ここからはその様子を写真でお伝えします!まずは渋谷リバーストリートの金王橋広場でのXRアートから。こちらに設置されている「STYLYマーカー」(QRコード)を読み取り、街に端末をかざすと......
このように渋谷のビル街にデジタルアートが出現! インタラクティブに流れる電子トラックとも相まって、幻想的な空間となっています。思わず夢中になって、いつまでも遊んでしまうはずです。
夜の街だとこんな感じ。この時期特有の街中の
イルミネーションと重ねて、鮮やかな彩りを楽しむこともできちゃいます。続いては稲荷橋広場。こちらでは2種類のXRアートを体験しました。歩くスペースがある場所にデジタルアートが出現するので、こちらではアートの中に入り込んでいく感覚を味わうこともできます。
お次はスクランブル交差点でXRアート体験です。1日に50万人もの人たちが行き交うこの大きな交差点に、雨のようなレーザーが飛び交います。壮大な風景に思わず圧倒されてしまうかも。
いかがだったでしょうか? ご覧いただいたように、いつもの見慣れた風景が、端末をかざすだけであっという間に美術館に早変わり。これまで気付くことができなかった渋谷の新たな魅力を発見することもできるのではないでしょうか? 「STYLY」アプリでは、ここで体験した際の画像や映像を記録して、共有することもできるので思い出にもきっと残るはず。あなたも日常に現れる非日常をぜひ味わってみてください!▼
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INVISIBLE ART IN PUBLIC Vol.2“Synthetic Landscapes”
2019年12月11日(水)~15日(日)体験方法:お客様自身がSTYLY APPをダウンロード。各スポットにある「STYLYマーカー」(QRコードを読み込み、空間に重ねることで、アートが表示されます。
特別ガイド付きツアー:(1)実施日2019年12月11日~2019年12月15日 16:00~20:00(2)応募方法渋谷ストリーム2F、CITYSHOP PIZZAにて順次到着した方より受付※定員数に達した時点で締め切らせていただきます。アーティスト名 :au in collaboration with superSymmetry by omnibus japan & MUTEK.JPExecutive Producer:Osamu Mizuta(KDDI CORPORATION)Concept and Creative Director:Synichi Yamamoto(OMNIBUS JAPAN INC.)Creative Technologist:Seiichi Sega(OMNIBUS JAPAN INC.)Sound:Intercity-ExpressDigital Artist:°F(OMNIBUS JAPAN INC.)Digital Artist:Takuya Aoki(OMNIBUS JAPAN INC.)Technical Director:Hideki Mikami(OMNIBUS JAPAN INC.)Public Relations:Kumiko Inutake(OMNIBUS JAPAN INC.)Visual Producer:Masakazu Kagami(OMNIBUS JAPAN INC.)Production Manager:Airi Iwata(OMNIBUS JAPAN INC.)STYLY:haquxx / YORIMIYA / yosh / Ryohei WatanabeMUTEK.JP:Shuichiro Iwanami, Junichi Takekawa, Maurice Jones
STYLY ダウンロード(AppStore)STYLY ダウンロード(Google Play)渋谷エンタメテック推進プロジェクトMUTEK.JPCopyright (C) Qetic Inc. All rights reserved.