Andrew Weatherallの携わった作品を紹介
Primal Scream - Loaded (Official Video)
彼が生み出した名作の中の一つに、原曲の雰囲気を良い意味で崩してしまった、プライマル・スクリーム(Primal Scream)のリミックス曲である“Loaded”が挙げられる。軽快なパーカッションとメロディ、ルーズなベースラインに気持ちは和らぎ、お酒を片手にゆったりと聴きたい曲だ。Happy Mondays - Hallelujah (club mix)
こちらは1980年代後半にイギリスで発生したレイヴムーブメントを象徴するバンド・ハッピー・マンデーズ(Happy Mondays)の代表曲“Hallelujah”のクラブ・リミックス。ポール・オーケンフォールド(Paul Oakenfold)と共に手掛けており、当時のレイヴシーンを思わせる図太いキックとピアノのグルーヴが最高に気持ち良い。Sabres of Paradise: Wilmot
Two Lone Swordsmen - Glide By Shooting
1992年に結成されたセイバーズ・オブ・パラダイス(Sabres of Paradise)や、1996年に始動した電子音楽デュオ・トゥー・ローン・スウォーズメン(Two Lone Swordsmen)で制作されたダークでアンダーグラウンドな曲の数々も紹介しておきたい。ダンスミュージックの新たなシーンを作っていった彼の曲によって、当時の多くの人々が静かに踊り狂っていた光景が目に浮かぶ。The Asphodells - A Love From Outer Space
そしてテクノユニット・The Asphodells(ジ・アスフォデルス)では、アンドリューが共同で運営していた“全ての音楽がBPM122を超えないクラブイベント”<A Love From Outer Space>でプレイするためのトラックが制作された。パーティー名でもある“A Love From Outer Space”という曲は、ニューウェーブやUKロックにも通ずるルーディな音の展開と、ドラムマシーンによるタイトなビートが混ざり合い、聴いてるだけで無意識にも身体が揺れ始めてくる。New Order - Restless (Andrew Weatherall Remix)
2015年にはニュー・オーダー(New Order)のオフィシャルリミックスも手掛けている。ボーカルに乗せられたリバーブと、高音でグルーヴィーなシンセサイザーの音を聴けば、近未来のクラブに迷い込んだかのような気分に。Andrew Weatherall - Unknown Plunderer
そして、今週末2月21日(金)にリリースが予定されているアンドリューのEPより“Unknown Plunderer”が公開されている。コズミックな電子音と身体の芯まで響くベースライン、徐々に迫ってくるアンディ・ベル(Andrew Bell)のギターの渋さに思わず心が打たれる。これほどの名曲たちを生み出したアンドリュー・ウェザオール。彼の音楽は、これからも世界中でまだまだ鳴り響くことだろう。
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