※『Mondo Alfa』に掲載されている内容を一部改変して転載したものです。
ここ4年ほどで急速に普及したワイヤレスイヤホン。
去年の11月にAppleから『AirPods Pro』が発売されたことでさらに注目度は高まり、また昨今の状況下で働き方のシフトチェンジが進む過程でテレワークが増加したことでも需要はますます高まっている。今回は、毎週のように続々と新作がリリースされるいわゆる高級イヤホンの中から、“ライフスタイルを買う家電店”をテーマとする『二子玉川 蔦屋家電』のコンシェルジュ・角野亮太氏がおすすめをご紹介。現在ではさまざまなブランドからワイヤレスイヤホンが発売されているため、初めて購入する方はどれを選んでいいのか迷ってしまうかもしれない。ただし日々使うものだからこそ、質の高いものを手にすることをおすすめしたい。角野氏には“高級イヤホン”にフィーチャーして7つの逸品をセレクトしてもらった。
音質・再生時間・防水機能。マストな機能をそろえたコスパの高さが魅力
ag(エージー)『TWS04K』 ▲ag『TWS04K』 ¥14,363(+税)「二子玉川 蔦屋家電が今最もおすすめしている完全ワイヤレスイヤホンがこちら。ワイヤレスイヤホンに求められる機能を一通りそろえていて、一言で言えばコストパフォーマンスがとても高い。まずその音質の良さは大前提として、付属の充電ケースを使えば最大180時間の音楽再生が可能で、雨に濡れてもシャワーを浴びても問題ない防水機能も兼ね備えているためスポーツの時にも使用できます。また、モバイルバッテリーにもなるので携帯電話の充電が切れた時に便利ですね。音響オーディオを扱っている国内の老舗オーディオブランドであるfinalが監修しているのがこのagというシリーズなのですが、品質を落とさずコストも抑えていることからもおすすめできるイヤホンです」
高級感のあるデザイン&繊細な高音や中音を聴くことができる音楽向け
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)『Beoplay E8 3rd Gen』 ▲Bang & Olufsen『Beoplay E8 3rd Gen』¥34,545(+税)「デンマークの高級オーディオブランドであるBang & Olufsen(テキストリンク挿入:https://www.alfaromeo-jp.com/mondoalfa/culture/products/audio_speaker_bang_and_olufsen/)の完全ワイヤレスイヤホンの3代目は、お値段で言うと4万円近くになるのですが、ケースも含めて非常に高級感のあるデザインが特長。1000万クラスのスピーカーや300万円のテレビなども販売しているハイエンドなブランドが、これまで培ってきた技術をこのイヤホンに注ぎ込んでいます。音に関しては低音を上げて迫力を出すという点に多くのメーカーが力を入れがちなのですが、Bang & Olufsenは高音や中音が非常に丁寧に作られていて繊細な音を聴くことができるのが魅力。
特にジャズなど楽器が入った細かな音が聴きやすいです。もちろん通話性能に関しても優れていますが、特に音楽好きの方向けにおすすめのイヤホンと言えるでしょう」
ノイズキャンセリング機能の搭載でテレワークに最適
Anker(アンカー)『Soundcore Liberty Air 2』 ▲Anker『Soundcore Liberty Air 2』¥8,180(+税)「Ankerは、モバイルバッテリーやPCアクセサリーなどが有名なメーカーで、元々はGoogleのエンジニアだった方が作ったメーカーなのでその技術力には定評があります。この完全ワイヤレスイヤホンはマイクにノイズキャンセリング機能が搭載されているので、WEB会議や電話などの時に相手が声を聴き取りやすいのが特長。どちらかというと先ほどのBang & Olufsenとは違ってテレワークをすることが多い方などの仕事向けで、値段もそこまで高くないのもポイントです。あとは小雨ぐらいなら降っても大丈夫なIPX5という防水機能を備えているので、ちょっとしたスポーツの時などにも使えます」
外音が聴こえる骨伝導タイプのイヤホンはテレワークやスポーツに◎
AfterShokz(アフターショックス)『aeropex』 ▲AfterShokz『aeropex』¥18,180(+税)「こちらは耳へ入れずにこめかみに振動部分を当てる骨伝導タイプのイヤホンです。骨伝導の一番のメリットは外音が聞こえること。ワイヤレスイヤホンを付けていて家の中の音に気付かなかったということも防げるので、家で育児をされている方にもおすすめです。このイヤホンはテレワークが普及し始める前は、マラソンランナーたちにまずヒットしました。マラソンランナーは普段のトレーニングでクルマなどの音が聞こえないと危ないという点と、大会などで観客の歓声を聞きたい、コミュニケーションを取りたいという点でこのイヤホンを選ぶ人が多かったようです。会話を妨げることはなくBGMのように頭の中で音が鳴っているような感覚で、なおかつ音漏れの心配もありません」
75年の歴史を持つブランドが再現した迫力のあるサウンドを堪能
SENNHEISER(ゼンハイザー)『MOMENTUM True Wireless 2』 ▲SENNHEISER『MOMENTUM True Wireless 2』¥36,300(+税)「SENNHEISERは75年の歴史を持つオーディオブランドで、どちらかというと音楽を聴く方向けのイヤホンとして人気があります。このブランドはレコーディングの音を忠実に再現するということにこだわっていて、どんなジャンルの音楽でも迫力のあるサウンドで楽しむことができるのが魅力。加えてこのモデルは、今回紹介するイヤホンの中でも一番と言っても良いぐらいノイズキャンセリングの性能が高く、当店のスタッフ評価も非常に高い。これまでノイズキャンセリングは男性のどちらかというと年配の方からの需要があったのですが、現在では女性の方や若い方も含めた老若男女が、ワイヤレスイヤホンを購入する時に最初に求める機能になってきていますね」
オールマイティな機能を搭載したソニーの定番
SONY(ソニー)『WF-1000XM3』 ▲SONY『WF-1000XM3』¥24,364(+税)「説明不要というぐらい定番のSONYの『WF-1000XM3』は、シンプルに言うとアップルの『AirPods』を除けば最もお問い合わせが多い完全ワイヤレスイヤホンで、メジャーなブランドが出しているという点への信頼も含めて人気は高いです。音楽に関してはボーカルの中音の伸びが良く、オーディオ好きはわかるかもしれませんがキラキラした広がりのあるボーカルの声が聴こえてくる、いわゆる“SONYの音”。ノイズキャンセリングの性能も高く、こちらは外部音の取り込みも可能なのもポイント。例えば
コンビニで会計をする時にイヤホンをタッチして機能を切り替えると、骨伝導のような仕組みで音楽を流しながら会話の声も聞くことができる。
機能的にもオールマイティなこのイヤホンは、テレワーク向けにも十分使えるでしょう」
大人の男性が一目惚れする特徴的なデザインやカラー
Master & Dynamic(マスター&ダイナミック)『MW07 PLUS』 ▲Master & Dynamic 『MW07 PLUS』 ¥36,854(+税)「Master & Dynamicはライブ感のある繊細な音が特長のオーディオメーカーです。『MW07 PLUS』は、『MW07』というモデルがより進化し、ノイズキャンセリング機能が搭載されたもの。外部の音を打ち消してくれるので、整った環境でMaster & Dynamicの音をとことん楽しめます。あとは何と言っても非常に特徴的なデザインとカラーのワイヤレスイヤホンで、中には桜が描かれたものもあります。大理石に見えるようなステンレス製のチャージケースも高級感がありますね。このイヤホンはそのデザインに一目惚れして購入する方が多くて、とりわけ大人の男性向けのイヤホンだと思います」ワイヤレスイヤホンと一口に言っても、ブランドによって特化した機能はさまざま。そして二子玉川 蔦屋家電が実施したお客様アンケートによると、購入理由で最も多いのが“会話・テレワークがしたい”、次に“音質が高いものがいい”、そして“小さいものがいい”“スポーツなどの時に使いたい”などが続くことからも、ユーザーの目的や用途が多様化していることがわかる。今回紹介した中からあなた自身のライフスタイルに合ったイヤホンを手に入れたら、日々の働き方や楽しみ方はきっと向上するはず。もし購入に迷った際は、二子玉川 蔦屋家電のコンシェルジュに相談してみてはいかがだろうか。
▲取材協力:『二子玉川 蔦屋家電』音楽コンシェルジュ角野亮太氏
※本記事で紹介している商品価格は、取材当時の店頭販売価格です。
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