豪華キャストが共演! 破天荒なガールズムービーがここに爆誕!!
『ドライブアウェイ・ドールズ』は、アカデミー賞作品賞&監督賞を受賞した『ノーカントリー』のイーサン・コーエン監督最新作。長年、兄ジョエルと一緒に“コーエン兄弟”として数々の作品を手がけてきたイーサン・コーエンは、劇映画としては初となる単独監督を務める。
マーガレット・クアリー&ジェラルディン・ヴィスワナサン独占インタビュー

――イーサン・コーエンとトリシア・クックは共同で製作していますが、現場ではどのように仕事をしたのでしょうか?ふたりの間で意見が食い違うことはありましたか?
マーガレット「彼らは同じ北極星を見ていたと思います。彼らのビジョンは明確でした。脚本を一緒に書いたのですからね。あのふたりは、この世界を一緒に作り上げたのですよ。とは言っても、ふたりから違うアドバイスをもらうことはありました。同じ結果を得るためのアドバイスなのですけれど、違うんです。イーサンはドライな(ユーモアのセンスを持つ)人。そこへトリシアは彼女なりの指示をくれて、求めているものがはっきりするということもありました」――すごく笑える映画ですが、現場では即興もあったのでしょうか?
マーガレット「そんなことはとてもじゃないけれどやりませんでしたね」 ジェラルディン「そんな大胆なことはやりませんよ」 マーガレット「脚本はものすごくしっかり、特定して書かれています」 ジェラルディン「みっちりと書かれているんです」 マーガレット「独自の言語があるような感じなんです。そこに自分のものを勝手に投げるのは無理。そんなことをやる勇気はないです(笑)」
――本作ではセックスシーンもたくさんありますね。やりづらいこともありましたか? やりやすくするために何をしたのでしょうか?
(答える前にマーガレットとジェラルディンが声を出して笑う) ジェラルディン「私たちはいつもこんな感じで笑っていたんですよ。本当にいつもこんな感じで。(監督に)『はい、アクション! 笑うのやめて』と言われるまで。そこは大丈夫でした。セクシャルな要素がある映画ではありますが、私たちは安全な環境に置かれていたので。――この映画にはインティマシー・コーディネーターがいたのですよね。彼女との仕事はいかがでしたか?その人がいることで助けになったと思いますか?
マーガレット「正直言って、そんな人がいたことを覚えていないのですよね。でも、いたんでしょうね」 ジェラルディン「私は覚えていますよ。ショートヘアの人。すごく良い人でしたよ」 マーガレット「でも、全部、とても安全だったんですよ」 ジェラルディン「私たちはとても安全だと感じていました」 マーガレット「もともとがみんなお互いに気を遣う安全な現場だったので、そこに(インティマシー・コーディネーターである)彼女を入れるのは、おまけみたいなもの。感動させるセックスシーンはジェラルディンとのもの。私がかかわるほかのセックスシーンはアクションみたいなもので、そんなに現実的なものではありませんし」――マーガレットへの質問です。あなたが演じるキャラクターは自由を謳歌する女性ですが、あなた自身が何の束縛も感じずに自由に振る舞ったのは、最近ではいつですか? この映画のキャラクターのようにロードトリップをしたりしましたか?







INFORMATION
ドライブアウェイ・ドールズ
6月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国公開監督:イーサン・コーエン 脚本・製作:イーサン・コーエン、トリシア・クック出演:マーガレット・クアリー、ジェラルディン・ヴィスワナサン、ビーニー・フェルドスタイン、コールマン・ドミンゴ、ペドロ・パスカル、ビル・キャンプ、マット・デイモン、マイリー・サイラスほか85分/アメリカ/ビスタ/2023年/英語/カラー/原題Drive-Away Dolls/字幕翻訳:吉川美奈子/PG-12配給:パルコ ユニバーサル映画 宣伝:スキップ公式HPXCopyright (C) Qetic Inc. All rights reserved.