OvallのベーシストであるShingo Suzukiが、自身のソロプロジェクトであるL.Y.P.Sによるフルアルバム『Liquid Yellow Portraits』を10月29日(水)にリリースする。
Shingo Suzuki自身が大胆にミキシング
メロウでいて緊張感があり、エレガントでありながらBGMになることを頑なに拒む。そんな2024年の東京のオルタナティヴJAZZシーンに新しい風を吹かせるShingo Suzuki L.Y.P.S(Liquid Yellow Portraits)。
Shingo Suzukiの音楽に共鳴したアーティスト達が楽曲ごとに集結し、ジャズやソウルを軸にしながらも型にハマらないサウンドメイクで楽曲を表現する本プロジェクト。今作は、東京を拠点に活動するOvallのベーシスト・Shingo Suzukiを軸に制作され、渡辺翔太(Piano)、守真人(Drums)、FUYU(Drums)、寺久保伶矢(trumpet)や、ラッパーの5lack、Kojoe、シンガーのRuri Matsumura、Nenashi、ポエトリーリーディングにOl’Kといった豪華なメンバーが参加。ダイナミックなミックスはShingo Suzuki自身によるもので、ヒップホップやR&B、ジャズもクラシックもストリートも、リスナーの世代をも超えて巻き込む引力をもった強度の楽曲達は必聴だ。

今回の作品制作は今まで制作してきた/サンプリング/生演奏を精密にエディットしミックスさせた制作方法をベースにしながら、ジャズミュージシャン達と共に有機的でオルタナティブな要素も多分に含めた作品作りの旅になりました。ヒップホップ由来のビートメイキングと即興的なジャズ的発想の生演奏をシームレスに融合させています。相反する要素をまとめ上げた録音作品です。参加してくれた音楽家たち全てがフィーチャリングアーティストです。そしてこのアルバムは今の僕の音楽、世界観が詰まった作品に仕上がりました。今回のアルバムはシングルの寄せ集めではなく、すべての楽曲がアルバムのために作られたピースになってます。曲ごとにカラーがあり、曲順はストーリー性のある流れになっていて、アートワークも含めて全体で一つの作品になっています。曲間がない部分もあり、音楽的に全曲が繋がっています。ぜひ曲順通りに聴いてみてください。より説得力がある音楽の物語を感じることができると思います。実験的で自由なアプローチで音楽を作るのもアルバムならではの醍醐味で、たくさんの遊びがあるので発見してみてください。
Shingo Suzuki
INFORMATION
Liquid Yellow Portraits

Shingo Suzuki L.Y.P.S 1st LIVE「Liquid Yellow Portraits」

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