映画界最強タッグのヨルゴス・ランティモス×エマ・ストーン再降臨!
ヨルゴス・ランティモス監督のもとには世界的大ヒットとなった前作『哀れなるものたち』で壮麗で芸術的な唯一無二の世界を監督と共に作り上げた、エマ・ストーン、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結。さらに、ジェシー・プレモンス、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーといった、折り紙つきの実力者が勢ぞろい。
ウィレム・デフォー独占インタビュー
Q:ヨルゴスはどのようにこのプロジェクトにあなたを誘ったのですか?
ウィレム・デフォー(以下デフォー):ヨルゴスから初めての依頼があった時は、エマと彼が一緒に電話をかけてきてくれたました。その気遣いが嬉しかったし、ちょっと突然でもありました。2人の組み合わせから、それが何かは広い意味ですぐ分かりました。ヨルゴスは素晴らしくて、『哀れなるものたち』の仕事は私にとって素晴らしい時間でした。彼は俳優たちとの相性が抜群で、とてもリラックスしながらも生産的で楽しい撮影現場を仕切っています。彼は映画監督として真のアーティストであり、とても多才で彼独自の世界の美しい審美眼も持っています。だから、彼から次のプロジェクトで私に何かやってほしいと聞いた時は、脚本を読まずに飛びつきました。
Q:ランティモス監督は物語だけでなく、構成にも遊びを取り入れて、同じキャストがそれぞれ異なるキャラクターを演じる3本の短編にしました。ウースター・グループ(デフォーが創設メンバーとなった劇団)で、同じ俳優陣でさまざまなストーリーを演じたことを思い出されましたか?
デフォー:そうですね、その指摘は面白いですね。なぜならヨルゴスと話し始めて、リハーサルを始めた時、最初に驚いたことのひとつは、この人は演劇を知っているということだったから。彼は建築も絵画も音楽も造詣が深いですし、彼は他の形式を知っていて、それらを映画という媒体に持ち込んでいます。私たちは俳優としての一座になろうと努めました。ヨルゴスはシアターゲーム(※俳優たちがリハーサルや本番前に緊張をほぐすために行うゲーム)に長けていて、その場にいる全員がお互いを知ることができるようにしたんです。彼らは自由に自分をさらけ出すことができる。Q:物語には共通のテーマがありましたね、あなたは包括的な構成について考えましたか?それともそれぞれのキャラクターを完全に個別に扱ったのですか? また、演じるために違いを求めていましたか?
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Q:衣装は、キャラクターを見つける上で重要でしたか?
デフォー:そうですね、おかしなことに、特にオミの時ほど何度も試着をしたことはなかったと思います。というのも、衣装から多くの情報が得られるからで、それも準備の一部でした。それは、自分たちがどうあるべきかを明確にすることの一部で、それぞれの物語がどこから始まり、どこに配置されるのかということなのです。それは楽しかったし、心理的なものでもなく、議論を必要とするものでもなく、すべて直感的なものでした。衣装を着れば、分析することなく、「ああ、これだ」と思う。理解するためのひとつのきっかけなんです。文字通り、分析しない。「このオレンジの水着をはけば、あの男になった気がする」となるみたいにね(笑)。つけ加えると、ヨルゴスは本当に洋服が好きなんですね。いつも粋な服を着ているのでそれが作品にも表れていると思います(笑)。Q:自分の作品を見ることに抵抗はないですか? この作品が完成した時はどう感じましたか?
デフォー:私は映画がとても好きですが、時には苦労することもあります。私にとって、映画を作ることはその映画そのものより重要なことなのです。公平とは言えないですね、2時間で終わるように作られたものを、自分の人生の何ケ月分も費やした実人生と比べるのですから。 私は、映画製作の経験が反映された映画が最も好きなのですが、この映画はまさにそうです。型にはまった撮影方法を使わないので、あなたが見たものは、撮影したものそのままなのです。従来の撮影方法の映画では、編集者が暴走して物事の筋を見失うことがありますが、この作品は、感じたままだったし、それが必要だった訳ではないけれど、心地よく、実際の経験と最終的な結果を結びつけてくれています。『女王陛下のお気に入り』、『哀れなるものたち』に続き、予測不可能な独創的世界観を描き出すヨルゴス・ランティモス監督の最新作、『憐れみの3章』。豪華俳優陣が贈る未知の衝撃作をぜひ劇場でご覧いただきたい![caption id="attachment_463854" align="alignnone" width="1920"]
INFORMATION
憐れみの3章
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