Awich × KUNIKO Inspired by Mao Ishikawa “アカバナ” at KYOTOGRAPHIE & KYOTOPHONIE 2025 Opening Ceremony
舞台となったのは、世界的な写真祭「KYOTOGRAPHIE」と、音楽フェス「KYOTOPHONIE」が交差する京都。本作は、沖縄出身の写真家・石川真生による写真展「アカバナ(Red Flower)」から着想を得て制作されたもので、戦後80年・沖縄復帰53年という節目の年に、沖縄の過去と現在を結ぶパフォーマンスとして位置づけられている。Awichは自身の詩「Okinawan Women」を、石川真生捧げる形でリライトし朗読。さらに沖縄民謡やラップ唱法を取り入れた新曲「いなぐんちゃー口説」を日本語・沖縄語・英語で初披露。米軍パラシュートで仕立てたドレスに身を包み、歴史に翻弄されながらも強く生き抜く沖縄の女性たちへ、静かで力強い敬意を表現している。
KUNIKO東京で DJ として音楽キャリアをスタート。ルーツである沖縄に拠点を移し、琉球古典/沖縄⺠謡/首里クェーナ、島に根差した唄三線を学び、「継承と創生」をテーマに、Bigknot Records で、⺠謡を現代的な視点で表現するオリジナルスタイルを追求。2024 年自身初となる Ep「Identity」リリース。歴史と音楽、言葉と身体、祈りとパフォーマンス。この映像作品が持つのは、記録でも記憶でもない——“現在”そのもの。ぜひ、目撃してほしい。
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