筑波大学の3年生FW内野航太郎がデンマーク1部ブレンビーへ加入することが決まった。

パリ五輪世代の大型ストライカーとして、2023年のアジア競技大会や2024年のU23アジアカップに出場した内野。

横浜F・マリノスのアカデミー時代から将来を嘱望されてきた21歳が、この夏に海を渡ることになった。

筑波大学蹴球部も23日、内野のブレンビー加入を発表。以下のような本人コメントが紹介されている。

「日頃より筑波大学蹴球部に多大なるご支援ご声援いただき、ありがとうございます。

この度、デンマークのBrøndby IF(ブレンビー)に加入することになりました。筑波大学3年の内野航太郎です。

まず初めに家族、友人など支えてくださった方々、そしてシーズン途中の大事な時期に部を離れるという決断を尊重し、応援してくれた小井土監督やチームメイトをはじめとする筑波大学蹴球部、関東大学サッカー連盟に感謝します。

筑波大学蹴球部に入部してから、みんなと切磋琢磨して過ごした2年半は、額縁がなくても絵になるような日常だったと思っております。この財産に感謝し、蹴球部の看板を背負って、頑張りたいと思います。

筑波大学蹴球部に日本一をもたらすことは出来ませんでしたが、残りの期間で少しでも上のステージを筑波に残せるよう、最後までゴールで貢献します。

最後に筑波大学蹴球部を応援してくださる方々の誇りであれるよう精進しますので、今後とも筑波大学蹴球部と内野航太郎に変わらず、ご支援、ご声援の程よろしくお願いします」

内野は筑波大において、1年次から主力として活躍し関東大学リーグ1部優勝に大きく貢献。チームをけん引してきただけに、感謝、そして決意に満ちた言葉を残している。

ブレンビーによれば、内野は7月初旬にチームへ合流予定とのこと。現在開催されているアミノバイタルカップが内野の筑波大での最後の雄姿ということになりそうだ。

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