昨シーズンからイタリアのパルマでプレーしている日本代表GK鈴木彩艶。

23歳の守護神は、セリエAで20チーム中16位と苦しんだチームのなかで好セーブを何度も見せ、現地での評価を高めた。

多くの列強クラブから関心を寄せられていたが、本人が「僕はパルマに完全集中している」と話していたように今夏は移籍せず。

そうしたなか、移籍情報に詳しいマッテオ・モレットは、『Fabrizio Romano in Italiano』でこんな話をしていた。

「ミランは移籍期間中にGKを探しており、マイク・メニャンはチェルシーに行く可能性があった。

ミランとナポリはパルマの鈴木を補強リストに載せていた。(ナポリのアントニオ・)コンテ監督は彼に夢中だ。

パルマは3000~4000万ユーロ(約51.9~69.2億円)の高値を維持しようとしていた。鈴木の売却を急がず、ミランもGKを変えなかった」

ミランがフランス代表GKメニャンの後釜候補として鈴木を狙っていたほか、昨シーズンのセリエA王者であるナポリのコンテ監督も彼の獲得を熱望していたという。

ただ、パルマ側は60億円前後の移籍金を求めたこともあり、今夏の移籍には至らなかったとのこと。

なお、30歳になったメニャンとのミランとの契約は今シーズン限りとされている。

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