日本企業DMMが保有するベルギー1部のシント=トロイデンは、多くの日本人選手が所属している。
28日にはJ2のV・ファーレン長崎から松澤海斗を完全移籍で獲得し、複数年契約を結んだと発表した。
24歳の松澤は名古屋経済大学を経て、2023年に長崎に加入。長崎を通じて、このようなコメントを出した。
「この度、完全移籍することになりました。シーズン途中での移籍で申し訳ない気持ちがあります。ただ、個人的にはずっと目標だった海外移籍ができて本当に嬉しい気持ちと楽しみな気持ちでいっぱいです。
大学時代、当時は無名だった僕のことを拾ってくれて、ここまで育ててくれた長崎には感謝の気持ちしかありません。そして、ここまでこんなにも僕のことを愛してくれたV・ファーレン長崎のファン・サポーターの方たちにも本当に感謝しかありません。こんなに温かく、優しいファン・サポーターは他にはいません。本当に心から大好きです。
ここから、さらに厳しい道ですが、自分自身を信じて、海外でも自分らしいプレーを貫き、もっと活躍してもっと成長してきます!
クラブを離れてもクラブを愛する気持ちは変わりませんし、海外からJ1に昇格することを祈っています。本当に2年半、ありがとうございました!いってきます!」
一方、シント=トロイデンは彼のドリブルとテクニックを評価しているようで、スポーツディレクターのアンドレ・ピントはこのような期待を口にしている。
「松澤は攻撃陣に新たな選択肢をもたらしてくれる。
瞬時にチャンスを作り、試合の流れを変えることができる。Jリーグはシーズン中なので、ビザを取得すればすぐにチームに合流できる」
シント=トロイデンは来月末に新シーズンが開幕。
一方、長崎は21試合を終えたJ2で7位となっている(6位までプレーオフ圏内)。