アルネ・スロット新監督のもとで4試合を残してプレミアリーグ優勝を決めたリヴァプール。
出場機会が減少している日本代表MF遠藤航は、4日のチェルシー戦で今季リーグ戦に初めて先発起用された。
ただ、チームは開始3分で失点し、遠藤は2点をリードされた後半24分で交代。試合もチェルシーが3-1で勝利する結果となった。
ただ、『AnfieldIndex』は「遠藤はチェルシー戦で、最も多くのタックルを成功させた(2回)。デュエルも5回中4回勝利し、パス成功率は93%。まさにピッチ上で最高のMFだ」と称賛。
また、元リヴァプールMFデイヴィッド・トンプソンも「遠藤はよくやった。数少ない光明のひとりだった。ほかの選手たちはタッチが多すぎたが、彼は速くパスを回した。よかったね」と讃えていた。
遠藤自身も「個人的に自分のパフォーマンスはそれほど悪くなかったと思うけれど勝ちたかった」とコメント。
一方、『Sky Sports』は、「32歳の遠藤は、ライアン・フラーフェンベルフが守備的MFとしてシーズンを通して見事にやってのけたことを再現するのは難しいことを露呈」と指摘。
オランダ代表MFフラーフェンベルフは、同胞であるスロット監督のもとで重用され、遠藤とは逆に昨季から大幅にプレータイムが増えた。
また、同紙は、遠藤、カーティス・ジョーンズ、ハーヴィー・エリオットで組んだ中盤は、相手の攻撃陣に対処できなかったとしている。
リヴァプールは残り3試合でアーセナル、ブライトン、クリスタル・パレスと対戦する。