ドイツ1部のアイントラハト・フランクフルトは7日、日本代表MF堂安律をフライブルクから完全移籍で獲得したと発表した。
契約期間は2030年6月30日までの5年間。
堂安は1998年6月16日生まれの27歳。ガンバ大阪のアカデミーで育ち、高校2年だった2015年6月、クラブ史上最年少の「16歳11カ月18日」でJリーグデビューを果たした天才アタッカー。
10代の頃から世代別代表の中心選手として活躍し、2017年のU-20ワールドカップでは4試合で3ゴールを記録。「日本のメッシ」とたたえられた。
2017年夏にオランダ1部のフローニンゲンへ加入して以降、PSV、ビーレフェルト、フライブルクとステップアップ。日本代表の10番を背負うまでに成長し、昨季はブンデスリーガで34試合10ゴールを記録していた。
フランクフルトのスポーツ取締役、マルクス・クレッシェ氏は堂安の獲得について以下のようにコメントしている。
「堂安律はここ数年、ブンデスリーガでその高いクオリティを証明してきました。彼の能力は、私たちの目標達成に大きく貢献してくれるでしょう。日本代表として豊富な国際経験を持ち、技術・スピード・メンタリティでフライブルクでも輝きを見せてきました。彼を迎え入れることができて嬉しいです」
堂安の移籍金は2100万ユーロ(約36億円)に成績に応じた100万ユーロのオプションが付いており、総額2200万ユーロ(約37億円)になると報じられている。